誤字脱字ありますが生暖かい目でみてやってください
南方海域 数年前
「ヤメテェ!タスケテチョウダイ!!」
ある深海棲艦が一人の艦娘に叫んでいる。だがその艦娘は一言
「死ね」
発したと同時に持っていた三叉矛で深海棲艦の胸を刺し、素早く引き抜いて首を跳ばす。
「はっはははは!」
彼女は水面に落ちた首の髪の毛を和掴みにしながら笑っていた。
「こいつも違った…」
小さな声でそう言った瞬間、全身の力が無くなり水面に倒れ込んだ。
都内某所
「はい!只今観てもらいましたVTRですが、本当に厳しい訓練でしたね」
一人の女子アナが真っ白な軍服の男に話しかける。
「勿論自国の防衛が主な任務ですので厳しく訓練を行っています。ですが息抜きも大切ですのでしっかり休暇のほうもありますよ」
その軍服の男性が続ける
「艦娘の子たちは民間の人間から選ばれた女の子です。その子たちには年相応な遊びや学びをやって欲しいので、一般の自衛官よりも規則が緩くなっています。鎮守府内に学校があり、教師が教えて一般の学校と同じに勉強が出来たり、退役後に就職に困らないように色々な資格も取れるようになってます。」
俗に言うイケメンであろう軍服の男性はそう返した。
「では実際働いている方はどう感じてるでしょうか?」
その質問を投げ掛けた相手はすらりと整った顔立ちに、白とシルバーの間のような長い髪の毛、独特な制服を着た艦娘
叢雲
にっこりと笑いながら
「とても大変な仕事ですがやりがいはありますよ。楽しい仲間もいますし、お休みもちゃんといただけますからね。私はよく仲の良い艦娘たちと旅行に行ったりしますよ。」
すらすらとアナウンサーに向かって話す。
「はい、ありがとうございます」
「では最後に叢雲さん、カメラに向かって一言お願いします!」
叢雲にカメラが向く
「皆さん、艦娘は危険な仕事ですが国防のために一生懸命働いています。ですがやりがいもあり楽しい職場だと思います。年に一回の艦娘適性検査を受けて、適性
が出たら一緒に働きましょうね」
「ありがとうございました!今日のゲストは海軍省の若手No.1四日市鎮守府提督と、その筆頭秘書艦であり我ら日本の英雄叢雲さんでした!」
カメラに向かって叢雲が笑顔で手を振っている。その隣の提督は顔こそ笑顔だが下半身はぷるぷるしていた。
「ありがとうございましたー」
「お疲れ様でしたー」
そんな会話を廊下で交わしながら二人は控え室へ戻った。
「相変わらず作り笑いは世界一だな叢雲」
それを聞いた叢雲は眉毛を吊り上げながら
「煩いわよ馬鹿!誰が好き好んでテレビなんか出なくちゃいけないのよ!もとはと言えばあんた一人で出れば良かったじゃないの!」
「しょうがないだろー。男一人でテレビにでるより、日本の英雄叢雲さんが出たほうが数字が良いに決まってるんだからさ。それに一応軍属だから上の命令は絶対だぞー叢雲ちゃん(笑)」
にやにやしながら見てくる提督に苛立ちを覚えながら返す
「私なんかより見た目なら大和や神通出したほうが良いじゃないの?」
「英雄っていうプレミア感を出したいんだよ、上は」
「そんなもんかしらね」
そんな会話をしてる間に帰る準備を整える二人
「どうすんだ?今日東京で一泊してから帰ってもいいぞ?」
「駄目よ。明日朝から業者と打ち合わせなんだから」
「なんの打ち合わせだ?」
「はぁ?あんたが最近見学者が増えたから鎮守府内の歩行線を分かりやすくしろって言ったんじゃないの!」
「ああ、あれね」
そんな会話をしながら帰路につく二人だった