叢雲   作:東 玲湖

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14 上司として教育者として親として3

「これからは別行動なんですが、お父様は煙草を吸われますね?胸のポケットからはみ出てますよ(笑)」

 

「妻や娘から止めろと言われてるんですが、どーも止めれなくて(笑)」

 

「気持ちは同じ喫煙者としてわかります。一服しにいきますか。」

 

二人は裏玄関の脇にある喫煙所へ向かう。その途中は喫煙者同士禁煙あるあるで盛り上がっていた。裏玄関を出て喫煙所を振り向くと一人の艦娘が煙草を吸っている。

 

「あら提督お疲れ様。そちらのお兄様はどちらの方ですか?」

 

「ああ、五十鈴のお父様だよ。」

 

「どうも初めまして。娘がお世話になっております。」

 

「初めまして、私妙高型重巡洋艦の足柄と言います。五十鈴ちゃんとは仲良くさせていただいてます。」

 

二人が挨拶をしてる間に提督は自分とお父さんのコーヒーを買って足柄にきく

 

「足柄なんか飲むか?」

 

「まだ仕事が溜まってるからもうもどりまーす。ではまた機会があればどこかで」

 

そう言って去っていった

 

コーヒーを手渡したとき

 

「あんな綺麗な人が沢山いる職場なんて羨ましいですね(笑)提督さんが羨ましいですよ(笑)」

 

「なに言ってるんですか。此処じゃ男の勢力が弱すぎて困ってるんですよ。男女比率は大体1:9ですから(笑)」

 

「ご結婚されてないですよね?出会いは一杯あるから良いんじゃないですか?」

 

「まあ部下ですし、なかなか。女子校に迷い混んだ先生になった気分ですよ(笑)ちなみに奥様は今叢雲と艦娘寮の見学に行ってますから。男の私達はお留守番です。」

 

「提督でも入れないんですか?僕なら入っちゃいそうですが(笑)」

 

「まあ入れない訳じゃ無いんですが、コンプライアンスとか他所の鎮守府で男連れ込んだりした奴がいましてね(笑)」

 

「何処の業界も色々大変なんですね。」

 

「ええ」

 

 

~艦娘寮~

 

「こちらが娘さんの部屋になってます。本人の許可も取ってあるので入っても構いません。」

 

ドアを開ける母親

 

「あら意外と綺麗にしてるのね。家ではあんなに言っても掃除しなかったのに。」

 

「ふふふ。一応親御さんが見えることは言ってあるので事前に片付けたんでしょう。あとは鎮守府に入るのも入門書と守衛がいますし、寮に入るのも入り口にオートロックの自動ドアと寮母さんがいますので安心だと思います。監視カメラも寮内には設置してありますが、個人の部屋には勿論ありません。もし変な輩が入ってきても直ぐに鉄砲持った怖いお兄さんが来てくださるので安心です。」

 

「凄いセキュリティですねー。これなら安心です。あら、あの子ちゃんと家族の写真飾ってくれてるのね。」

 

写真を見つめてる母親は嬉しそうに笑っていた。

 

「私は少し外に出てますから気が済んだら声を掛けてください。」

 

 

~提督室~

 

「では本日は以上になります。最後に質問があれば伺いますが?」

 

「あのー」

 

お母さんの方が口を開く

 

「この前雑誌で見たんですが提督さんと複数人の艦娘と結婚なさるって書いてあったんですが、うちの子とも結婚なさるんですか?」

 

それを聞いたお父さんの顔がちょっと険しくなった。

 

「ちょっと待ってくださいね」

 

そう言うと提督は立ち上がり自分の机から1冊の雑誌を持ってきた。

 

「多分この雑誌を読んだんですよね?これはちょっと書き方に問題があってですね。別に籍を入れるわけではないんですよ。【ケッコンカッコカリ】という物なんですけども、ある一定を越えた練度になった艦娘に渡す指輪のことです。ちょっと名前が悪いですけど。」

 

「私も持ってますよ。」

 

叢雲が首にかけてあるチェーンの先端に指輪が通してある。

叢雲が説明する。

 

「実際他の鎮守府では指輪を渡して披露宴をやったりしてるところもあります。しかし私共の鎮守府では提督から。左手薬指に絶対にはめるな。そこにはめて良いのは一生一緒に添い遂げる想いがある人の指輪をはめなさい。と、強く言われているためこう言うネックレス型にしています。指にはめようが、ネックレスで首にかけようが何にも効果は変わんないですよ。」

 

「女性にとって指輪を贈られるなんて人生に何回もあるものじゃないですか。これが仕事とはいえ私から指輪を渡してしまっている。それだけでも恐れ多いのですが、せめて指にはめる指輪を貰ったときにはめなさいと言っております。納得できましたでしょうか?」

 

「素晴らしい教えですね。安心しました。これからも娘を宜しくお願い致します。」

 

そう言うと夫婦は深々と頭を下げる

 

「さあそろそろ授業も終わる頃なので玄関まで行ってあげてください。喜ぶはずです。」

 

「あと今日お持ちになった書類と交通費の領収書を海軍省の出張所に持っていったら精算できますので。」

 

「何から何まですいません。では失礼します。」

 

ドアを締める時も頭を下げている。

再び椅子に座る提督と叢雲。

 

「パパとママかぁー」

 

「面談で呼んでやろうか叢雲ちゃん」

 

「うるさい!」

 

それからもいじり続ける提督だった?

 




みなさんこんにちは
ジョンストンが掘れません。なんとかイベントはクリア出来たのですが、仕事が忙しくて執筆と堀を両立は無理と判断しました。頑張って書いていこうと思います。

日進は可愛いわー
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