やはり女神達との道を歩むことには間違いも正解もある 作:トマト嫌い8マン
ほんと、ちゃんと6時間以上の睡眠をとってるにもかかわらずですよ、日中もほぼずっと眠い……
まぁ、そんな事情はどうでもいいか。
続き載せますね〜。
いよいよ彼女が……
朝、職員室で授業の準備を進めていると、朝から元気な声とともに、高海が飛び込んできた。
「おはようございま〜す!比企谷先生は……あっ、いた!」
「おう、つーか朝からテンション高いな」
「ふっふっふっ」
なんかスッゲェドヤってる……これあれだ。穂乃果がなんか企んでる時とか、なんか報告するときにやってたのとおんなじ感じだわ。
「何だよ?」
「実は!梨子ちゃんが正式に!スクールアイドル部に入ってくれることになったんですよ!」
何故かエヘンと胸を張る高海。いや、嬉しいのはわかるけど、ドヤるところではないよね。
「そうか。なら作曲の方はクリアしたな。作詞の方はどうだ?」
「それも大丈夫です!スクールアイドルが好きだって気持ちを込めたら、なんか凄くいい感じに書けてきてますから!」
「ほーん」
そういうことなら、自分たちの曲が出来上がるのはそう遠くはなさそうだ。あと考えないといけないことといえば……
「っと、予鈴か」
「あ、教室戻らないと。先生も一緒に行きましょう!」
「……まぁ目的地が一緒だしな」
当たり前のように服の袖を引っ張ってくる高海。そういうのは同じ年頃の男の子とかには絶対やるなよ。100%死地に送り込むことになるからな。
上機嫌に鼻歌を歌う高海に引かれながら、廊下を歩く。
「いつまで引っ張ってんだ?」
「え?あ、あはは……すみません」
殆ど無意識だったらしく、てへっと可愛らしく舌を出しながら頭をかく高海。あざとい、ほんっとあざと可愛いなぁ……これを狙ってやってるんじゃなくて天然でやるからこいつほんと凄いわ。
「まぁ、衣装とかライブのことを考えないといけないから、まだまだやることはたくさんあるぞ?」
「はい。でも、なんかやれそうな気が凄くしてきてて。なんか、凄いことが始まりそうで、ワクワクしちゃうんです」
「……そうか」
なんとも言えない懐かしさに、少しだけ胸が締まる。何故こうもこいつは、彼女に似ているのだろうか。
まるであの頃を繰り返しなぞっているかのような錯覚さえ覚える。
『なんでそんなに張り切ってるんだ?』
『だって、いよいよ始まるんだぁって思ったら、なんだかすっごくワクワクしてこない?』
『知らん。というか始めるのはお前たちであって俺ではない』
『そんなこと言って〜。比企谷君も一緒に頑張る仲間なんだからね』
『仲間……ね』
『うん。ほら、早く海未ちゃんたちのとこ行くよ!』
『おう……って、おい!引っ張るなって』
『は〜や〜く〜』
「?先生、どうかしたんですか?」
「っ、いやなんでもない」
「そうですか?」
少し心配そうに覗き込んでくる高海に、なんでもないと首を振る。一先ず納得……はしきってないようだが、それ以降の追求は特になかった。
「っと、もう教室だな。とりあえずすぐに席についとけよ」
「はーい」
「伸ばすな、ってもう行ってるし」
さっさと教室に入る高海。小さくため息をつき、彼女に続くように教室の扉を開け、中に入った。
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放課後。
必要な仕事をなんとか終わらせ、自転車に跨り学校から離れていく。
目的地は自宅……だったらよかったんだが、残念ながらそういうわけではない。
桜内を加え、3人になったスクールアイドル部——あ、まだ部じゃねぇや——の練習を見て欲しいということで、彼女たちの練習場所である海岸へと向かうのだった。
こうしていると、本当に高校最後の年を思い出してしまう。正直あの頃が衝撃すぎて、大学生活がどこか物足りなく思ってしまっていたのも、今では納得してしまう。
自分でも驚きだが、今こうしてあいつらを手伝っている中で、ある種の充実感を感じている。
過去を懐かしむなんて、黒歴史を掘り返しているようなもので、ろくなものじゃないと思っていたが、存外あの頃の思い出を振り返るのは、悪くない。
それによって、こうしてまた自分から何かをするなんて、何度思い返してもらしくないが……
「……やっぱ変わったんだな、俺も」
変わらなくていい、なんて思っていたものの、結局人は時の流れと共に成長し、変わっていくものなのだろう。
それが本当にいい方向に変わったかどうかなんて、わからないけれども。
それでも今は変わった自分のことを、俺は嫌いではなかった。
「っと……いた」
海岸通りを自転車で進むことしばし、高海たち3人が練習している姿が見えてくる。動きをカメラで撮影していたのか、3人でスマホの画面を覗き込んでいる。
もう少し近づいてみると、会話が聞こえてくる。
「流石ね、すぐに気付くなんて」
「高飛び込みをやってたからね。フォームの確認は得意なんだ」
「うう……やっぱりまだ私が遅れてるのかぁ」
「でも、だいぶ良くなってきてると思うわ」
自転車を停め、3人のもとに歩いていく。
相当集中しているのか、中々こちらに気付く気配がない。とりあえず、声をかけてみることにするか。呼んだのあいつだしな。
「おう、お疲れ」
「あっ、比企谷先生!」
「お疲れ様であります!」
元気に返事をする高海と渡辺。と、
「あの、比企谷先生」
桜内がおずおずといった感じで声をかけてくる。
「どした?」
「あのっ、この前は、ありがとうございました」
言いながら礼をする桜内。
「先生の言ってたように、私、スクールアイドルやってみようと思います。だから、よろしくお願いします」
「……そうか。まぁ、あれだ。よろしく頼むわ」
「はい!」
顔を上げた桜内が見せた表情には、迷いらしきものは見当たらない。本当に自分の意思で、スクールアイドルをやろうと決断したんだとわかる。
なら、俺のすることは変わらない。
彼女たち、浦の星女学院のスクールアイドルを、見守っていくだけのことだ。……ん?そういや、
「なぁ、高海」
「はい?」
「お前らのグループって……ん?」
高海に質問をしようと思ったその時、やけに大きいヘリのローター音に思わず空を見上げる。白と紫の2色機体のヘリが飛んでいるのが見える。
「なんだ?」
「小原家のヘリですよ」
「小原家って?」
「そっか。梨子ちゃんもまだ知らないんだっけ?ほら、淡島に大きなホテルがあったでしょ?あそこを経営してる家だよ」
「あれを?」
「はい。新しい理事長も、そこの人らしいです」
渡辺の言葉に、確かにホテルがあったのを思い出す。というかあれかなりの高級ホテルだよな?えっ、何?あれを経営してる家ってことは、相当なお金持ち?そして新理事長……俺をここに呼んだ張本人ってことだよな……どんな人なのだろうか。いや、それよりも……
「な、なんか近づいて来てない?」
高海の言うように、なんだか段々降下してきているような……
「そんなまさかぁ」
「気のせい……って、あれ?」
更に大きくなるローター音。視覚的にも明らかにヘリとの距離が短くなってきている。って、これって……
「っ、逃げろ!」
「「わわっ!?」」
「きゃっ!」
4人で慌ててその場から離れると、ちょうど降下してきたヘリが巻き起こす強風が吹き付ける。
目に砂が入らないように気をつけながら、顔を上げると、ヘリが水面すれすれまで降りてきているのが見える。
突然ヘリの扉が開く。
中にいたのは1人の少女。
着ているのは浦の星女学院の制服で、ネクタイの色から三年生だと思われるが……間違いなく彼女のことは見たことがないと断言できる。
眩しいほどの金髪と美しい金色の瞳。黒澤姉を日本美人とするなら、彼女はそれと対を成すとも言える、外国美人とでも言うのだろうか。
そんな少女、少なくともどの授業でも見たことがなかった。
彼女はこちらをみると、パチリとウインクしながら、片手でピースサインを作った。
「Ciao〜♪」
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「え?」
「何?」
「どちら様、ですか?」
高海たちが三者三様のリアクションを取っている。俺はというと、正直リアクションをとるとかそんな余裕はなかった。
ただ呆然と彼女を見上げていると、彼女がヘリから降りてくる。彼女を下ろしたヘリがまた高度を上げていくと、ヘリが引き起こしていた風も止まり、やっと波の音がまた聞こえるようになる。
「ビックリさせちゃったわね。Sorry〜」
「あ、いえ……」
チロリと舌を出しながらまたウインクする彼女。仕草自体はあざといはずなのに、やたらと様になっていて気にならない。
「貴方達が浦の星のSchool Idol?」
「えっ、はい。そうですけど……」
「そ・し・て……貴方が比企谷八幡先生ね?」
「は?あ、いや……まぁ、そうだが……」
あまりにも唐突すぎて驚きが追いつかない。
何故彼女は、俺の名前を知っている?
あったことのないはずの彼女は、しかし間違いなく俺のことを事前に知っていたのだろう。
いや、名前だけなら噂に聞いていただけという可能性もある。だがさっきの問い、あれは俺が俺であると、比企谷八幡であることを知っていた上での問いかけだった。
思わず険しい表情になっていたのか、少女が微笑みながら彼女が腰に手を当て反対の手の人差し指を立てる。
「そんな怖い顔しちゃnon、nonだよ」
「っと、悪い。名前知ってることにちょっとな……」
「Oh、忘れてました。まだ自己紹介してなかったわね」
そう言って彼女は一歩分離れて、自己紹介を……
「でも、それはまた明日のお楽しみデース!」
ズコッ!
「しないんかい!」
柄にもなく大きな声で突っ込んでしまった……
なんだこいつめちゃくちゃだな。
「明日の放課後、理事長室に来てくれる?そこでちゃんと自己紹介するから」
ふっふっふ、とわざわざ意味ありげな笑いをつける彼女。そのまま手を挙げると、上空に留まっていたヘリがまた下降してくる。
また吹き付けてくる強い風に思わず腕で顔を覆う。ローターの音を超えて、少女の声が聞こえた。
「それじゃ、またね〜。CIao〜♪」
それを合図にしたのか、ヘリの音が遠ざかっていくのがわかる。砂を巻き上げる風がやんだので顔を上げると、ヘリが淡島の方向へ向かって飛んでいくのが見える。
「なんか……凄い人だったね」
「小原家の人ってことだと思うけど、梨子ちゃんと同じ転校生なのかな?」
「なんだかそんな感じには見えなかったけど……」
戸惑っているらしい3人だったが、正直同感である。果たして彼女は一体何者だったのか……
まぁとりあえず……
「明日行くしかないか」
なんだか、厄介なことにはなりそうだ、なんて思ってしまったのだった。
はぁい、Siriusメンバー紹介も第5弾目!
今回紹介するのは、みんな大好き堕天使よしk……ヨハネ担当、
御伽みゆさん!
私的一推しレイヤーさん。
FGOのマシュが似合い過ぎて最高ですわ……
可愛い……
そんな彼女ですが、Daydream Warriorの踊りの時は凄くかっこいい。初めて見た時「うわ、凄っ」って口から漏れたのはいい思い出……
彼女曰く、自分とヨハネは「普通だった」ところが似てるとのこと。
わかる人にはわかる気持ちだと思います(笑)
可愛さとかっこよさ両方持ってるあたりがまたヨh……善子っぽくて好きですね〜。
あなたも御伽みゆのリトルデーモンになりませんか?
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