やはり女神達との道を歩むことには間違いも正解もある   作:トマト嫌い8マン

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さらば平成、こんにちは令和。

連投ってことなので割と短めですが、新元号と同時に新スタートを切れて個人的には満足です。

んじゃ、本日も私は沼津巡りですので、これにてドロン!
あ、物語は読んでくださいね(笑)


始まりの4人……ん、4人!?

ライブの日から週末を挟んだ月曜日。

 

高海からの呼び出しメールを昨日受けていたため、まさかの開門時間前に集合である。というかこのためだけに渡辺は昨日高海の家に泊まっていたらしい。

 

当の高海はというとやたら上機嫌気味に鼻歌を歌いながら、ステップを踏むように体を動かしている。

 

「♪〜」

「千歌ちゃん、本当にご機嫌ね」

「そりゃそうだよ。梨子ちゃんだって、嬉しいでしょ?」

「そうね」

「それにしてもこの時間に集合はやりすぎだろ」

「あはは」

 

苦笑しながらも楽しそうな渡辺。高海を見守る桜内。高海ほど露骨ではないが、二人ともかなりご機嫌な様子。まぁ、彼女たちがご機嫌になるのも無理はない。何故なら、

 

「やっぱり、早くから来ましたね〜」

 

そう言いながら、校門前に来た車から降りてくる小原。特に驚いた様子もなく、待っていた俺たちのことを見る。

 

「あ、マリさん!あの!」

「OK、OK。わかってまーす!早速理事長室に、let's go!」

 

開門時間になった瞬間、小原に先導される形で、俺たちは理事長室に向かうのだった。

 

スクールアイドル、Aqoursを、正式な部活にしてもらうために。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

さて、放課後。

 

「……思ったよりあっさりだったな」

「ですね〜」

「あっさりというよりも……むしろノリノリといいますか……」

 

事実ノリノリだったのだ。

 

高海からの申請書類を一通り見て、にっと笑い、

 

「しょ〜にん♪」

 

と楽しそうに理事長印を押すだけ押すと、

 

「はいこれ〜。暫く使われてないみたいだから、綺麗にして使ってネ」

 

と部室の鍵を高海に手渡し、小原は笑顔で手を振りながら俺たちを理事長室から見送ったのだった。

 

で、現在。

 

部室の前まで来た俺たちは、高海がスクールアイドル部の表札を部屋の入り口にかける終えるのを待っていた。

 

「なんつーか、小原のやつ楽しんでないか?」

「楽しそうではありましたね」

「どうして協力してくれるんだろう……」

「スクールアイドルが好きなんじゃないかなぁ……っと、できた!」

 

そんなこんなのうちに、どうやら高海の作業も終わったらしい。

 

部室の扉の上を見ると、そこのフレームにしっかりと、「スクールアイドル部」の文字が……間違えてるし。いや、本人がそれでいいならいいんだけどさ、せめて書き直すとかそういうことはしなかったのかよ。

 

「とりあえず、入ってみようよ!」

 

ポケットから先ほど渡された鍵を取り出す高海。ワクワクした面持ちで鍵を差し込み、回す。

 

はてさて、開かれた扉から見える部室の内装はというと——

 

——ひどく、いやそれはもうひどく散らかっていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

暫く誰も使っていなかったということもあり、どうやら倉庫のような扱いになっていたらしい。よく見ると、明らかに捨てておくべきであろうものや、おそらくは図書室から持ち込まれたのであろう本まで色々とある。

 

「今日はここを片付けることからかしら」

「そうだね。流石にこのままじゃ、部室として使えないし」

「え〜、これ全部?」

「ま、それもスクールアイドル部の部員としての仕事だろ」

 

とりあえず、これで高海たちAqoursのスタートは無事に切られたらしい。公式の部であれば、ラブライブにも参加できるようになるしな。

 

……もういい頃合いか?

 

元々何となく手伝うって言い出したことではあるが、こうしてちゃんとスタートラインに立つところまでは手伝えたわけだしな。

 

あいつらに憧れた、あいつの言葉に動かされた、そんな彼女たちの背中を押してやろう、そう思っていただけ。にこからの応援を貰ったものの、そもそもそこまで長くやるつもりはなかったし。

 

それに……

 

『私たちがいつまでもμ’sの仲間であり続けるように、八幡君だって、いつまでもμ’sのマネージャーで、私たちの仲間だよ』

 

いつまでも仲間、なんてかつての俺なら一笑していただろう。そんなこと、絶対ありえないと。

 

ただ、あの時彼女にそう言ってもらえた時、不思議とその言葉は不快ではなかったのだ。むしろその事を嬉しいとさえ感じていた。

 

いつまでも、あいつらと。

 

だから、俺は……

 

3人に背を向ける。

 

「んじゃ、俺は行くわ」

「えっ」

「比企谷先生、行っちゃうんですか?」

「いやほら、俺一応は部外者だし」

「え〜、ダメですよ!顧問なんだから、一緒に片付けましょうよ!」

「いや、顧問だからって……ん?」

 

思わず振り向く。

 

腕を組みながら不満げにこちらを見ている高海だが、そんなことより気になる事がある。

 

「……顧問って?」

「スクールアイドル部のですよ」

「誰が?」

「比企谷先生が」

「えっ、何それ聞いてない」

「ほら!」

 

そう言って高海が先ほど承認印を貰った部活動申請書を見せてくる。

 

部員の欄には高海千歌、渡辺曜、桜内梨子の名前。そして顧問の欄には……

 

『比企谷八幡』

 

と、明らかに俺のではない筆跡で書かれていた……

 




毎回恒例のSirius紹介ターイム!

今回紹介するのは投稿作品の1つ、G線上のシンデレラ。
3年生組がそれぞれのカラーのドレスを着てますが、もうね。
美しいとしか言えませんよ。
なんか逃走迷走メビウスループやって欲しくなる(笑)

言うまでもなく推しポイントは3人のドレス姿。
個人的にはマリーさんが最高すぎる……

ニコ動
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm34362414?ss_id=567921cf-fb99-4017-bc0c-bbd6e32d010e&ss_pos=3&&cp_in=wt_srch&cnt_transit=suggest

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