べるぜバブ:転生してきた紋章?使い   作:黒歴史

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精神世界で強くなる→喧嘩が強くなる
現実世界で強くなる→体が強くなる


第15話修行終了

「いやぁ、お前。6年分修行しろとか言ったけどさ?

 面白いくらい俺の教えた事こなすから3年目でもう教える事なくなっちまったじゃねえか……」

「人はこれを天才と言う」

「うぜえな……仕方ない。とりあえず喧嘩においての技術は一通り教え終わった。あとは……魔力の使い方かね」

 

 武術などの技術は人間から教われとの事で、次は魔力の使い方に変わった。そしてそれを教える前に言い放たれる

 

「お前、ぜんっぜん俺の力を使えてない」

「え、マジで?ベル坊くらい出したら十分かとばかり…」

「アホか。確かにアイツは魔王の息子だが、神様である俺に届くわけないだろうが。ちなみに今のお前で出せる全力は俺の2割程度

 せめて、とか?4割くらいは出せるようになれ。最低でもあと1割は出せるように」

 

 アンリのその声を聞いてとりあえず損はないと判断し、首を縦に振る事で了承する

 

「よ〜し、なら……

 今まで以上にきついから気をつけろよ?」

 

 

 

 

 

 目が覚めた。朝だ……やっと帰ってきていた。カレンダーを見れば日付は変わらず夏休み真っ只中だ

 

『おっはー。気分はどうだ?』

『うん。なんか久々過ぎて泣けてきた』

 

 涙が出る。体感では6年間何もない世界にいたせいで家の近くにある木ですら見ただけで涙が出そうになる

 

 プルルルル……プルルルル……

 

 携帯電話が鳴った。見れば見た事のないところからだ

 とりあえず電話には出てみる事にした

 

「もしもし?」

『おお、翔。ベル坊見てねえか?』

 

 男鹿からだった。そういえばベル坊がどっか行って姉の美咲さんに見つけて連れ帰るまで家には入れないとか言われてたんだっけか?

 

「見てねーけど……どうしたんだ?」

「いや、朝起きたらベル坊がいなくてよ?自由になったと思ったら姉貴に叩き出された」

 

 予想通りだった

 

「そうか。なら探すの手伝ってやろうか?」

「馬鹿め。せっかく自由になったのになんで探すんだよ」

 

 馬鹿はお前だ。なんで自由になったのに俺に見てないか聞くんだよ

 

「とりあえず探しといてやるからお前も探しとけよ?そんじゃ」

「あ、ちょ!?だから探すn」ガチャッ

 

 さて、河原で見物でもしますかぁ……

 

 

 

 

 〜河原〜

 

「よー古市」

「あ、翔……って、何だその怪我!?」

 

 河原に行くと原作通り男鹿と東条が喧嘩していた

 ベル坊は顔が赤い状態でサングラスの人に抱えられてるし

 

「昨日東条にやられた」

「あーなるほど、東条に……って、はぁ!?マジで!?」

「マジだ……っと、今は男鹿の方を見てねえと」

 

 そう言って古市に男鹿の方を見るように促す

 すると男鹿は東条に連打を仕掛けて、袖を引っ張る。すると掴んだ袖が破ける。そこには…

 

「ゼブルスペル………!!?」

 

 東条の肩に男鹿がいつも手の甲につけられているあの刻印が記されていた

 そして次の東条の攻撃で男鹿は吹っ飛び、川の中へボチャン。と落ちていった。これをやった東条はそのまま古市に向き直ると

 

「なあお前、アイツに伝えときな『楽しかったぜ』ってな」

 

 それだけ言うと今度は俺に向き直り

 

「さぁ、始めようか……!」

「は?」

 

 まるで意味がわからない。何故また俺と戦う事になっているのか…

 

「わかるぜ?お前、この短期間で強くなっただろ?

 隠そうとしても俺にはわかる」

 

 野生の感のようなものなのだろうか?一瞬で見抜かれるとは……けど

 

「今は断る。リベンジしたいがそんなボロボロの状態で俺と戦われても俺が納得しない」

「……そうか、ならまた今度やろうぜ!!」

 

 東条がニカッと笑いながらその場を後にする

 俺達はそれを見ると川に落ちた男鹿の方へと足を運んだ

 

 

 『うわっ臭え!死んだザリガニみたいな匂いがする!!』

 『うっせぇ!殺すぞコラァ!!』

 

 

 

 

 

 男鹿の無事を確認して別れて家に帰るととりあえず寝た。そのまま数時間、バッチリ眠り起きた時は夜中の2時

 原作だと男鹿が薬を受けて目を覚ましたところ辺りか?

 

「夜の散歩に行くかぁ……」

 

 夜の散歩とは言ったが、行く場所は東条のいる石矢魔高校だ

 原作改変になるんだろうが、東条へのリベンジがしたい

 

「……行ってきます」

 

 今も寝てるであろう家族に向けてそう言うと家の玄関を開けて家の合鍵で玄関に鍵をかける

 そのまま石矢魔高校へ向かう道を進み、数分後…

 

「神野ぁ…お前、東条の首を狙ってんだろ?」

「悪いがここからは通行止めだ。通りたくば俺達をぶっ飛ばして行け」

 

 石矢魔の不良十数人に囲まれた

 ……肩慣らしにはちょうどいいか

 

 そんな事を考えながら拳を握り臨戦体制に入る

 風が吹き、そこらの空き缶が転がる音がなるとそれを合図に一斉に不良達が動き出した

 

「死ねぇ!!」

 

 最初の拳が迫る。それを俺は

 

(スローモーションに見える)

 

 アンリとの特訓で動体視力が上がったのか、拳を見て避ける事が出来るようになった

 

「え?」

 

 ズドンッ

 

 カウンターのように一人目の頭を掴むとそのまま地面に叩きつけ、めり込ませる

 

(次!)

 

 そのまま十数人の不良を相手に喧嘩を続けた

 

 

 

 

 

 学校に着いたはいいが、敵がうじゃうじゃいたため裏門から入ってみれば誰もいなかったため、そこから敷地に入る。馬鹿だろあそこにいるやつ……

 

「お、やっときたか!」

「昼ぶりだな。東条」

 

 校庭にきてみればベル坊を背負った東条が花火の準備をしながらそこで待っていた

 

「「喧嘩、しようぜ…!」」

 

 お互い拳を構えながらそう口にする

 数秒睨み合い、そして

 

「「だああああああああ!!」」

 

 拳を握り同時に殴りかかる

 

「シッ!」

 

 先に手を出したのは東条、素早いストレートを放ってきたが、マトリックス避けをし、そのまま左でガラ空きの腹に一撃入れる。ボクシングで言うスマッシュだ

 

「効かねえなあ」

 

 予想通り東条にはほとんどのダメージが入っていない。だが、予想通りであるため、次の一手を出す

 

「もう…一発!!」

 

 続けて今度は右からの打ち下ろしを頭に叩き込む

 

 ドゴッ

 

「ハッハッハァ!!!やっぱ楽しいなぁ!!」

「ぐっ……!」

 

 だが東条倒れない。それどころかボディブローでの反撃もしてくる

 一発で東条の攻撃が止まるはずなく次に顔面、頬と次々に重い一撃が繰り出される

 

「ハッハッハッハッハッハッ!!!」

「調子にぃ……乗んなぁ!!!」

 

 隙が出来たため、顔面に全力の力で一発当てる。お返しとばかりに俺も次々と連打を繰り出したが、東条は倒れない

 

「ガアアアアアアアアア!!!」

「ハッハッハッハッハッ!!!」

 

 それどころか、◯ョ◯ョ3部のオラオラと無駄無駄のようなラッシュ対決になった。こうなると、とにかく手数の多い方が勝ちに近づく

 

「………ッ!」

「ッ、終わりだあああ!!!」

 

 足にもダメージが来ていたのかガクッとよろけた。その瞬間に東条が最後の一発を入れにかかる

 

「負……け……るかああ!!」

 

 足を無理矢理動かし、俺もその一発に合わせる

 お互いがお互いの拳に殴られ、その場で停止する

 

 ………

 

「やっぱ、喧嘩は面白えなぁ……!」

「ああ、今回も楽しかったぜ」

 

 そう言葉を交わして先に倒れたのは……

 

 

 東条だった

 

「……ッハァ!!ハァッ……!ハァ……!」

 

 勝ちを確信すると何故か苦しさが溢れてきたため一気に息を吸いこんだ。どうやら息をする事すらも忘れていたそうだ

 ……ベル坊が見ているが、こいつの親はアイツしか勤まらない

 そのアイツと言えば一体どこで何をしているのだろうか?

 

「よう男鹿。すまんな、先にやっちまったわ」

「うっせーぞコラ。俺の見せ場とんじゃねえよ」

 

 アイツ…男鹿辰巳はボロボロの状態の俺を見ていた

 

「そういえば、初めてお前と喧嘩した時も俺の喧嘩が終わった後だったな」

 

 そんな事を呟きながら俺はまた拳を固めた




……すいません。昨日感想が来て書き換えようかと思ったんだけど、ストックが12、3話くらいあるの
少し変えただけでそれ全てに影響出るから…ね?
全て書き換えないといけなくなっちゃうの…


期待外れで申し訳ありませんでしたぁーー!!!
こんな早くに「ストックする」と言う事のデメリットが牙を剥くとは思いもしませんでした!!!
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