べるぜバブ:転生してきた紋章?使い   作:黒歴史

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男鹿「俺が出てねぇ…だと!?」
神野「銀魂すら出てねーんだから当たり前だボケ」


第26話ジャンプフォース買ったが…

「し、知らぬであった…まさか人間界のゲームがここまで進んでいようとは…革命じゃ、これは革命じゃよ」

 

 とりあえずテレビゲームで13連勝くらいすると泣くかと思われた焔王は泣かずに現代のゲームの凄さを実感していた

 

「イザベラ!ヨルダ!サテュラ!明日ゲームショップに行くぞ!!人間を滅ぼすのはその後じゃ!!」

「「「はい。坊っちゃま」」」

 

 ゲームを知らなかったら焔王が問答無用で燃やされてたかもしれないからこれで良し…に見えるが

 

「そうそう、一つ言い忘れておった。イザベラ!!」

「はい」

 

 焔王が何かを思い出したらしく、イザベラに声をかけると彼女はゆっくりと丁寧に話し出した

 

「先程の話の続きですが…確かに大魔王様はご兄弟が協力するようにとおっしゃいました。それは我々とて吝かではありません

 ですが、坊っちゃまの家臣達はそうは考えないでしょう」

 

 そこまで聞いたヒルダが何かに気づいた感じだったが、イザベラは遠慮なく続ける

 

「焔王様とベルゼ様。どちらがより手柄を立てるか。世継ぎに相応しいのはどちらか試されていると

 中にはベルゼ様にまで危害を加えんとする過激な者まで出て来るやも知れません」

「ベヘモット34柱師団……」

 

 話を聞いていると男鹿がコソコソと俺に近づき耳打ちしてきた

 

「…なぁ翔。どう言う事?」

「簡単に言うと『焔王の部下がお前とベル坊殺しに来るかもだから気をつけてね★』って事だ」

「はぁ!?お前マジでふざけんなよ!?」

「俺に言うな」

 

 

 〜帰宅〜

 

 

 さて、そろそろ俺もヤバくない?

 アニメではこの後古市に呼び出されて、男鹿が悪魔にやられたって知らせを聞いて、焔王とゲームでドンパチやって……やって……

 

 どうすんだっけ?

 ………

 

 やべぇ、忘れた。もう原作知識何てないじゃん。何か後ろから凄え魔力が来てるし………うん?後ろ?

 

「……誰ですかね〜」

「ほぅ。多少魔力があるだけだと思ったが……中々に強いな」

 

 振り向いてみれば小さい男の子(いわゆるショタってやつかな?)がそこに立っていた

 

「問おう。貴様は何者だ?」

「人に名前を聞く時はまず自分から〜ってどっかの誰かから聞いてないのか?」

「…失礼した。俺はベヘモット34柱師団、柱爵 ナーガと言う

 再度問おう。貴様は何者だ?」

「神野 翔だ」

 

 とりあえず自己紹介したし「そうか、殺す前に覚えておこう」

 ドンッッッッッ!!!

 

「危ねえなぁ…いきなり何しやがる」

「やはり貴様は話に聞いていた紋章使い(スペルマスター)か」

 

 ギリギリ紋章を発動させ、腕をクロスにして防ぐ事は出来た。…それでも2、3m吹き飛ぶって何なの?

 

『おお!ついに使ったな?使っちゃったな!?よっしゃああああ!!久々に発散できるぜぇぇぇえ!!』

『うるせえぞ。黙れ』

 

 めちゃくちゃはしゃいでいるアンリを黙らせて現実を見る。アニメでもこいつ見たけど、やっぱ強いな。魔力全開でも勝てるかは分からんぞ

 

「まぁやらねーと死ぬ事には変わらんか」

 

 1人で勝手につぶやくと魔力を上げていく。それと同時にゼブルスペルの紋章が広がっていき、顔あたりまで侵食する

 身体能力が上がった事を確認すると両足に力を込めて

 

「先手必勝!!『魔神の一撃(スペルブロー)』!!」

「………」

 

 一気に前に向かって解放した。振りかぶった右腕には魔力を回し、威力を上げた。これなら『ガシッ』効くと思ってたんだけどな

 

「…まさか神と呼ばれた悪魔の契約者がこれほどとは…宝の持ち腐れだな」

「……オオオオオオ…ラァッ!!!」

 

 次は左腕で殴りかかる。だがそれもあっさりと受け止められる

 

「……もういい、茶番に付き合ってやる暇はない。だが仮にも神の力をその身に宿しているのだ。我々の敵になりうる可能性がある者は潰しておく必要がある」

「ガッ……!」

 

 そう言うとナーガは俺の開いていた腹に向かって蹴りを入れて突き放すと右手に魔力を集中させる

 

「水燼濁々……ッ!!」

 

 ナーガが何かに気づいた

 集中していた魔力が一向に出てこないのだ

 

「……貴様、何をした?」

「別に?ただただ呪いを貼りつけただけ」

 

 俺はゆっくりと立ち上がり、その技の名前を呟いた

 

「『呪禁の理(スペル・ルール)』それを受けると魔力を体外に放出できなくなるって技だ」

「……であれば、殴り殺せば俺の勝ちだろう?」

「勝てたらいいな?」

 

 お互い拳を構えて相手の出方を伺う……かと思われたが桁外れの魔力が俺達に届いた

 

「ヘカドスの所か……お前との戦いは後日にしよう」

 

 そう言うとナーガは魔力が来た方向へと魔力なしの身体能力で飛んで行った

 

「……痛いな」

 

 蹴られた腹をさすってそう呟く

 

『まぁ本家の力だとあんなもんだろ。てゆーか、遠慮なく使いやがったな『呪禁の理』』

『あれ使わねーと死んでたろうが、チートみたいなアレだから絶対使いたくなかったけどな』

 

 つーかやべぇなベヘモット34柱師団。最近全然魔力使ってなかった事もあるだろうが、あんなにあっさりと負けるとはな……

 

『また精神世界で修行やるか?』

『精神面と肉体面じゃ全然違うから却下。前にやったのは『今』出せる範囲の出力で強くなる方法だろ?必要なのは『今以上』の出力だ』

 

 つっても、そんな簡単に出力なんか上がるわけがないし、第一教えてくれるやつも……あっ

 

 

 〜翌日〜

 

「で、お前は俺に教えを乞いに来た…と」

「まぁ…はい」

 

 とりあえず早乙女先生が紋章使いであったのを思い出して教えを乞う事にした

 

「はぁ…お前はいい奴だなクソッタレ。男鹿とは大違いだわ」

「褒めてんですか、貶してんですか」

「褒めて貶してんだよ」

 

 意味がわからない

 

「えーと、最終的にどうなんですか?修行つけてくれるんですか?」

「まぁ、教えて欲しいっつーんなら教えないわけにはいかねえな。俺も教師だし」

 

 とりあえずOKらしい。となるとすぐ修行を『コンコン』

 ドアがノックされた。早乙女先生は「開いてるぞ」とだけ言ってノックした者を中に入れる

 

「やっと見つけたぜ。早乙女禅十郎……いや、禅さん…」

「トラか…相変わらずメチャクチャ元気そうじゃねーか…」

 

 東条英虎、その男が傷だらけの状態で早乙女先生の元へやってきた

 

 

 

「ーーと言うわけだ…お前も悪魔に絡まれて災難だったな…トラ」

「よくわからんが…禅さんは奴らの事知ってんのか…?」

「何回同じ説明させる気だよ…」

 

 こんな感じの説明を10回以上、ずっと続けていた。眠い

 俺がこの部屋から出ればいいのだが……

 

「ああもう!!神野、もう一度トラに説明してやれ!!」

「ああ、頼むぜ、神野。なんだかもう一度説明を受けたらわかりそうな気がする…!!」

 

 この繰り返しに俺が組み込まれた。だから説明をするため、ここから出るに出られない状況になってしまったのだ

 

「あー、東条。アンタの戦ったのは正真正銘の悪魔でな?」

「おう、悪魔のような強さだったぞ」

「強さもそうだが悪魔なんだよ!本物の!」

「お前の知り合いって事か?」

「ち・が・う!!敵なの、俺、早乙女先生、東条、男鹿!!全ての敵!!」

「敵ならぶっ飛ばさねーと…」

「だから、強いの!お前や男鹿でも勝てねーくらいに強いの!喧嘩したら負けんの!」

「何言ってやがる。同じ人間なんだから強くなれば」

「悪魔だっつってんだろうが!!」

「……あ、熊!!」

「そうじゃねーよ!!」

 

 ダメだこいつ。ぜんっぜん理解しねぇ!!

 あれか?底が割れたコップみたいに注げば注ぐほど説明した部分が抜けてんのか?

 

「先生、お手上げです。人格から変えないと一生理解できませんよ。こいつ」

「まぁ、うん…昔からこうだったからな、こいつは」

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