べるぜバブ:転生してきた紋章?使い 作:黒歴史
〜山奥〜
「よーし、修行するぞ〜」
早乙女先生が頭をボリボリ掻きながらやる気のなさそうな言い方で修行開始の宣言をした
「お前の契約悪魔はアンコロモチだったか?魔力がアホ程あるらしいからな、魔力解放したら結構強くなるからな。しっかりついて来いよ〜」
先生がそんな事を言うとアンリが突然出てきて叫びだす
『アンリマユだボケェ!!間違えんな!神様だぞコラ!!』
「先生、アンリマユです。本人が間違えられてキレてます」
「あ?別に良いだろうが。俺見えてねーし…あと俺の事は師匠と呼べ」
「断る」
先生は小指で鼻をほじりながら気軽にそう言うがアンリが近くでギャーギャー言うものだから集中できる気がしない
「ほいっと…えーと?これをこうして……」
ガシャッと持ってきていたラジカセを地面に置くとカセットテープを入れて色々と弄るとスタートボタンを押す
♪〜♪〜♪〜
『ようてめぇら!歯ぁ磨いたか!?禅十郎さんだ!!
修行だって楽しくなくちゃな!!って事で俺と一緒にレッツ魔力解放!!』
不快な音楽が流れると先生はマイクを持って体操のような準備に入った
『おい神野!!何ボサッとしてやがる!!お前もやるんだよ!!』
「え?ああ、うん」
言われたのでとりあえず俺もやる。……何故かアンリも体操の準備に入った
『ヘイッヘイッ!!ワンツーさんしっ!!
いつまでたっても成長期!!ハイッ!!』
「『いつまでたっても成長期!!』」
『オーケイクソッタレ!!
じゃあ次は腕を前にムカつく奴の前歯を叩き折る運動だ!!』
………
〜5時間後〜
「ハァ〜ハァ〜」
「よく頑張ったな!うん、よく頑張った!!しかし……
なんでこんな体操が修行と言うのに突っ込まねぇの?バカなの!?」
「自覚あったんかい!?」
いや、原作でこれがあったから十分だったんだけどさ?
修行と言い張ってたし、自覚ないのかな〜とか思ってたよ?
自覚あったよ!!もう自分で変な体操って認めてたよ!?
「まぁ、やる事が早くて良かった。お陰でもう次のステップに入れる」
ラジカセの巻き戻しボタンを押して最初からまで戻し、再生ボタンを押した
「察してると思うが、こいつはただのラジカセじゃなくてな。
テメーの声がしこたま録音してある。そんで録音した声の主を実態化させる機能がある
…もうわかったと思うが、テメーの修行相手は」
ラジカセから黒っぽい何かが現れ、そのまま俺と同じデカさまで大きくなると形を変えて
「テメー自身だ」
黒い俺へと姿を変えた
そのまま黒い俺は動き出し…
「うおっ…」
「☆¥%4mp○¥2%」
…一気に俺の前まで到達したかと思うと問答無用で腹に一撃食らった
「そいつは録音した声の主の潜在能力を引き出す。まぁ死なねーように頑張れよクソッタレ」
(まぁ、知ってたけど……案外俺って強かったのか?)
話を聞かずにそういった感動を覚えながら無言で拳を構えると今度はこっちの番とばかりに俺が拳を振るう
ボコォッ!!
良い音を鳴らしながら拳が命中し…
「☆$°……」
…たが、全然聞いた様子がない。黒い俺も余裕そうな声を出して拳を固めて一撃目で腹、二撃目で顔と連続で攻撃を叩き込んでくる
「いっっってぇなぁ!!!」
反撃に俺も10連ほど殴るが、やはり聞いたそぶりを見せない
タフすぎだろコイツ……!
「こりゃあ……倒すのに時間かかりそうだな
まぁ頑張れよ。俺向こうで昼飯食ってるから」
「あ、コラお前……ズルいぞ!!俺にも食わせロボォ!?」
こうして、黒い俺との修行の日々が始まった
〜1、2日後〜
「おいおいお前……成長早くね?」
「うるせえよ。アンタにとっちゃ1、2日程度なんだろうがこっちからすれば2年くらいなんだよ」
「?」
地面に大の字になりながら横たわる俺
あの後何が起こったのかと言うとあの黒いやつにアンリが取り付いた。それでそのままこの前の精神世界的なものに連れてかれ……
「まぁ、これでベヘモットの奴らの殆どに遅れを取ることはねえはずだ。そんじゃあ今から新技を「あ、間に合ってます」…は?」
途中で割り込んできた俺の発言に先生が変な顔になった
それは気にせず俺は説明する
「アンリが『技なら腐るほどある。それ教えてやるからさっさと強くなれ』…と、一応神様だからな。やれる事は色々あるんだと」
「まぁ…うん。それならもういいかな?」
…心なしかガッカリしているようにも見える
あれか。部活とかで初めて後輩が出来た時みたいに張り切りまくってたのか?
「なんか…すいません」
「謝るな。なんか刺さる感じがする」
「翔〜古市君から電話来てるわよ〜」
家に帰るとちょうど母さんが電話を持って俺の元へやってきた
すぐにそれを受け取ると耳に近づける
「はい変わりました」
『翔!!お前一体何処行ってたんだよ!?こっちは大変だったんだぞ!!』
「うるせーよ古市。そんなんだからクズ市やらキモ市やら変なあだ名が出来んだぞ!!」
『そんなんはどうでも良い!!焔王見つけんぞ焔王!!』
ああ、今古市らのゲーム戦争か。知ってたら不自然なはずなので落ち着いて……
「焔王?んなもんどう探すんだよ」
『ゲームだよゲーム!!……ああ、もう!!お前今から言う所に来い!!わかったな!!』ブッ…
……めちゃくちゃだなぁ
まぁいいや、俺もゲームしたいし
〜と言うわけで〜
「来ました」
「何言ってんだお前」
えー現在俺はヘリポートが屋上にある高級マンションに来ています!
なんとここはですね25階から上は全て姫川が借りているマンションらしいです!正直引きますね!
「んで、みんながいるって言うゲーム部屋は何処?」
「2505の場所……」
古市がなんか落ち込むようなそぶりを見せる
「どうかしたのか?」
「いや、焔王は案外一発で見つかったからメッセージ送ったんだけどさ1時間も返信して来ないんだよ
と、ついたぞ」
ドアを開けると中にいたメンバーは以下の通り
神崎、姫川
城山、夏目
大森、千秋
花澤、ラミア
「おう、来たか」
「神崎先輩。様子はどうですか?」
「全然だ。てか、もう落ちてんじゃねーか?」
古市と神崎が状況の説明を話し合う
「千秋。すまんなちょっといいか?」
「ん…」
その間にパソコンで焔王に向けてのメッセージを送る
【おっす焔王。神野 翔ですが元気にしてますか?ほら、古市の家でアンタに10連勝くらいしたやつだよ
どうです?ここらで一戦交えて見ませんか?それとも…
…また俺に負けるのが怖いですか?】
「送信っと」
「いやアンタ大丈夫!?これでアイツが怒ったりして通信が切断されたら……」
ラミアが心配そうな声を出して来るが、俺は余裕と言った感じで返す
「大丈夫大丈夫。ああいう奴はプライドだけは一人前に高いからな。周りの侍女さんらも主人がナメられてるから……ほら乗ってきた」
1分以内に返って来たメッセージを見てみれば
【ムキーーーー!!お主調子に乗るなよ!!
余はもうこのゲーム極めたし!!余はもう無敵だし!!
もうお主如きに負ける余はもういないわぁ!!!】
あはは〜面白いくらい予想通り〜♪
【よし、ならば勝負です。しかし、これは男の勝負。何かをかけて勝負をしましょう。こちらは貴方の居場所を要求します。そちらは?】
今度は5分程すると返信が返って来た。さてさて何を要求するのかな〜♪
【お主】
………んん???