べるぜバブ:転生してきた紋章?使い 作:黒歴史
「時間だ…」
誰かがそう呟いた
「…あぁ…まぁ、やる事はやった。全員準備はいいな?」
全員がそれに対して頷く。そして姫川がゲーム開始の宣言みたいなのを口にした
「よぉしっ!オンラインに繋ぐぞ!!」
チームAとして10人入った
チームBには焔王が入り、それと共にメッセージが送られてきた
焔王
【約束通り来てやったぞ】
【有り難く思うがよい
この勝負、そち達が勝てば余の居場所を教えてやろう】
【ただしーーーー
余が勝った時には嬉しさのあまり…
余…超泣くから】
……ヤバイ。と俺と古市とラミアが考え、凄い表情になってしまった
イザベラ
【その時は神野さん。よろしくお願いいたします】
…はい
〜ゲームの世界〜
「えーと、こちら神野工兵。戦車の前で待機中、ですが相手が先に取りました。早急に工兵部隊に戻ります。どうぞ」
『こちら突撃部隊第1班神崎と古市!!こっちは敵に見つかって攻撃されてる!!他はどうなっている!?』
『はいはーい。こちら突撃部隊第2班夏目と城山。生きてるよーなんか城ちゃんがさっきからぐるぐる回って笑えるけど』
『あっ、こちら工兵部隊花澤と大森ッス。ぶっちゃけ寧々さんも回ってまーす』
『……衛生部隊ラミアと千秋、工兵部隊の元へ向かいます』
『偵察部隊姫川。全員確認できるとこにいるぜ』
とまあ、茶番は置いといて……ちょっと攻めるか
「姫川先輩。敵戦車の位置はわかりますか?」
「あ? ちゃんと見えるぞ。…まさか迫撃砲で吹っ飛ばそうとかか?」
姫川に尋ねると普通に返してきた。よしよし、ならば
「いえいえ、敵戦車の周りに敵はいますか?作戦会議みたいなのしてない?」
「ああ、よくわかったな。なんか一部を除いて集まってっけど」
予想通り。ならば……
「よーし、じゃあスイッチ……」
「は?ちょっと待て、それなんの「オン」
ドッグォォオン!!!!!!
どこかで大爆発が起きた。無論敵戦車がだ
「翔ちゃん何したの?」
「C4を2個くらい仕掛けてわざと取らせました。姫川先輩お願いしまーす」
「わーってるよ」
爆発に巻き込まれながらも生き残った奴は姫川先輩がスナイプしてトドメを刺す。これで3人も敵は倒されたらしい
戦車も倒したから一石二鳥
「……すいません。こっちに2両目の戦車が取られました」
「うぉい!?」
千秋からの証言によれば、待ち伏せを囮にして回り込んできたとの事
戦車強いし……まぁ原作知ってる側からすればまだ安心なんだが
「あ、踏み潰されました」
「なんかでっかいロボ見つけたんスけど」
1/80の確率で出てくる激レアマシン『クレイジーフロッグ』。それを操縦する花澤が戦車を踏み潰した
そっからは花澤の自由奔放な動かし方で無双していたのだが、地雷を踏んだりロケットランチャー飛んできたりでものの数分で壊れた
「てへっ」
「「「てへっじゃねーよ!!このパー子がっ!!」」」
全員が花澤を責め立てる
「な、なんスかみんなして…」
「てめーアレがどれだけ貴重な武器か分かってんのか!!」
「まぁまぁ、それよりも相手の手際の早さに驚くべきでしょ。こいつら相当やり慣れてるよ」
「そうです。冷静になってください。振り出しに戻っただけです
それに寧々さんが乗ってたら私達まで踏み潰されてましたよ」
「ねぇ千秋…?ちょっと私に冷たくなってない?」
有利な状況が続く中、相手も痺れを切らしたのか行動を開始し始めた
チートと言うオンラインで最悪の武器を使って
「死んじゃったっ!?何いまの…!!」
「うおおおお!!!や、やられた…!!何もないところから急にチェーンソーが…っ!!真っ二つにされたぞ!!なんて残虐なゲームだ!!」
いきなり光学迷彩のチートを使い大森と城山を殺した
更にはぶっ壊れたはずの『クレイジーフロッグ』を直して使い
「なんで俺だけ狙って来るんですかねぇ!?」
どういうわけか『クレイジーフロッグ』は俺のみを集中的に狙って来ていた。なぜだ!?なぜ俺だけこんな目に……
「戦車ごと爆破しようとした恨みだな」
「是非もない!!!」
それを見た姫川は立ち上がり、自分のゲームを城山に預ける
「10分程持ち堪えろ。その間に用意する」
「10分!?こんな奴からあと10分!?」
〜10分後〜
もちろん死にました
当たり前でしょうが、ロボから踏まれないように逃げてたら透明人間からもバンバン撃って来るとか無理無理
姫川帰ってきた後は原作通りでした
姫川がゲーム自体を買い取る
↓
こちらの指示でゲーム自体の設定を弄れる
(不正に改造してるわけではないためチートではない)
↓
ゾンビになり、死なない
クレイジーフロッグ×5召喚→合体ロボ完成
↓
合体ロボで敵のクレイジーフロッグ潰して勝ち
「と言うわけなので、早速焔王坊っちゃまを止めてください」
「いきなり攫ってしまう形になり申し訳ありません」
「頑張れよ!!私達の未来はお前にかかってんだからな!!」
はい、契約通り焔王様を泣き止ませなければならなくなりました
『すいません。どうにかしてここから離れてください』
っと、声だけ転送して来たから「トイレに行く」と言う名目で離れたら即座に攫われた
「んで、来てみれば焔王様が負けた悔しさで泣き始めてた…と」
『泣き虫だな〜本当に大魔王の息子か?』
アンリが宙に浮きながら…
『って、お前ゲーム中どこにいたの?』
『お前の中で寝てた』
まぁそんな事を話しながら焔王に近づく。暑い熱いアツイ……
アンリ曰く『今のお前の実力なら全力で息を吹きかければ消えるはずだ!!頑張れ!!』との事
いや、お前がやれよ。確実だろうが
「んじゃま、早速………」
そう言いながらゼブルスペルを全力発動させ、そのまま息を吸い込む。
魔力に属性付与…水。魔力を肺の中の空気に付与……行くぞオラァ!
「フッ!!!」
全力で息を吹きかけた。するとどうだろう、焔王様の炎が綺麗さっぱり消えていた。…結構疲れた
「うっ…うっ…」
炎は消えたがまだまだ全然泣き止まない。そのため、慰めるように頭に手を乗せて口を開いた
「泣くなよ。大魔王の息子だろ?お前」
「余は…負けた…悔しいのじゃ…余は強いはずなのに…なのに…」
「強いんだったら尚更だ。たかが一回負けた程度で泣き出してんじゃねぇ!…ああ、もう。お前にいいこと教えてやるよ」
どれだけ言っても泣き止まない焔王に昔聞いたような言葉を送ることにした
「勝った時より、負けた時の方が学べる事は多いんだぜ?」
「ど、どういう事じゃ?」
「要するに、元々最強だったお前はこの負けでさらに強くなったんだよ。だから次は負けたりは……するかもだが、勝つまで足掻け。以上だ!!」
………あれ?俺、余計な事言った気がする
「おー神野。長いかったじゃねーか、ウンチか?ウンチだったのか?」
「はい。大きい方でした。それで、向こうは何を言ってますか?」
帰ってきて俺がそう聞くと百聞は一見にしかず、と言う事でゲームでのメッセージを見せられた
【うむ。余はぬしらに負けた事で成長したのじゃ!
次は負けん。次は余が勝つからな!次に勝てたら余の居場所を教えてやろう!!】
………なんだろうか、古市とラミアの視線が鋭い。「お前何かしたろ?」みたいな視線が俺に突き刺さる
見てみれば2人にちょいちょいと手招きされる。…来いって事ね
「おいコラ。テメー、一体焔王に何しやがった」
「さっきトイレに行ったのアレよね?アイツ泣き止ませに行ったって事よね?」
外に出るなり2人に詰め寄られる
誤魔化しは無理だろう。と言うわけで正直にさっきあった事を話さなくてはならなくなった