べるぜバブ:転生してきた紋章?使い   作:黒歴史

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ん?
「お前、こんな早くに大量に出して大丈夫なの?」
って?
大丈夫、大丈夫。祭りは1日で終わるもんでしょ?
あと、話のストックは25話くらいあるからまだ13話くらいストックが残ってる


第3話 8割くらいが谷村視点

 〜谷村視点・一人称〜(できるかはわからナッシブル)

 

 良い人

 最初に神野と話した時に感じた印象はその一言だった。小学校3年の転校した時、初日から教科書を忘れてしまうと言う失態を犯した

 初対面だし、話しかけづらかったが勇気だして教科書を見せてくれないか頼んでみると

 

「そんな事か。いいよ〜ホラ」

 

 あっさり教科書を見せてくれた。初日から忘れ物をしたのだから笑われる覚悟もあったのだが、笑う様子を少しも見せない。良い人だ

 

 それからの1年と約半年の間、たま〜に会うと普通に世間話だったり、宿題教えてたりと色々してクラスが別々になった6年生

 

「アンタ、いつも一人でいるけど何してんの?」

「うわ、こっち見た」

「いっつも無表情でキモいんだけど」

「学校こないでくんない?邪魔だから」

 

 公園で座って本を読んでいると4人の女子生徒が群れて口々に何かを言いながらこっちに来た。確か全員の兄が不良だからそれを盾に色々やってる人だったか。とりあえず関わりたくはないから無視をする事にした

 

 ゴッ!

 

「ねぇ?何無視してんの?」

 

 引っ叩かれた。頬が痛い

 倒れてる間にも周りは口々に罵ってくる

 

「なんか言えよ!」

 

 もう一回殴る気らしい。痛みに耐えるために目をギュッとつむるとまた聞き覚えのある別の声が届いた

 

「お〜っすお前ら。なぁにしてんのかなぁ〜」

 

 声のする方を見ると頭をポリポリかいている知り合いがいた。 大人じゃなかった事を安心したのか4人はいつもの脅しをするのだが

 

「やなこった!なぁんでわざわざお前の言う事聞かねーといけねーんだよヴァーカ!!!」

 

 思いっきり舌を出して馬鹿にするようにそう言った。今までさっきの脅しで引いていた人としか会ってないからなのか4人はそのまま捨て台詞を吐いてどこかに行ってしまった

 

「大丈夫?」

 

 神野は私を見ると気軽に話しかけて来てくれた。何を言えばいいのか分からない。「ありがとう」と言えばいいのだろうか

 内心アタフタして気まずい雰囲気が漂っているとと向こうから提案を切り出してきた

 

「そ、そうだ!ウチ寄ってくか?近くにあんだけどさ!手当てしねえと!」

 

 彼にお礼も言いたいし頷いて了承してついていくことにした

 

 

 

 

「ただいま〜っと」

「おかえり〜翔………」

 

 彼が玄関のドアを開けて帰った事を知らせると姉のような人がパタパタとスリッパを履きながら奥から出てきた。その人と目が合い、ぺこりとお辞儀をしようとしたのだが

 

「お父さーーん!!!翔が顔を腫らした女の子連れてきたーーーーーー!!!?」

「なんだとーーーーーーーーーー!!!?」

 

 お姉さんが叫ぶと奥から父親らしき人が出てきて神野に説教を始めた……ここからややこしいため翔で行きます

 その説教を聞いていると何やら誤解している。誤解を解こうと声を出したのだが、親と姉?の声でかき消される。あと少しで翔が土下座させられるところで声はやっと出た

 

「あの!翔くんは私のことを助けてくれたんです!」

「「へ?」」

 

 やっと伝わって誤解を解く事に成功した

 

 

 

 

 

 初めて男の人の部屋に入った……!

 わー…こんな感じなんだと部屋を見回しているとテレビとゲーム機があったため何があるか見る

 

(いっぱいある。ゲームのTPSとかの全種類もほぼある……)

 

 ゲームの種類の多さを見て驚いていたが、その中の一つ、ストIIIをすぐに手に取った

 

「(この人も、私と同じゲーム好き(ゲーマー)……!)これ…やろう!」

「これは…ストIIIか。お前ってゲームすんのか?しかも格ゲー」

「かなり…得意…!!」

 

 先程も行ったが驚いていた。だが、それと同時にある対抗心が出てきていた

 

「いいよ〜やろうやろう」

「(同じゲーム好き(ゲーマー)として…)負けない……!!」

 

 

 

 

『1P WIN!!』

 

 逆転負けした。それはもう綺麗に

 

「(はめたと思ったのに隙をついてやられた……けど次はそんな手には……)もう一回!もう一回です!」

「ハッハッハ、慌てるんじゃあない。私は逃げも隠れもしやせんぞ?」

「調子に乗ってるのも今のうちに!!」

 

 吠え面かかせてやる……!!

 

 

 

 全て負けた。最後の方なんて完全敗北、手も足も出なくなっていた

 今はゲームをやめてベッドで横になりながら考える

 

(二戦目はいい勝負だった……負けたけど。三戦目には反撃くらいしかできなくて、四戦目には手も足も出なくなった……まさか、学習された?)

 

 そんな事を考えていると彼がベッドの下に手を突っ込んで何かを探している。何となく音でわかった

 

「そろそろ機嫌なおしてくんねーか?これやるから」

 

 顔を横に向けて見たのはエアガン。とりあえずそれを受け取ると持てるのは持てるんだけど、なんだかズシッと重い感じがした。彼曰く改造エアガンらしい

 ……なんだろうか、初めて持った感じがしない。撃てば百発百中な気もした。とりあえず「今は撃てないから明日公園で練習を」と約束して迎えが来たためその日は帰った

 

 

 

 

 

 翌日の放課後、待ち合わせの公園でエアガンの練習を開始する。やる事は椅子の上にある空き缶をエアガンで倒せばいいらしい

 まず試しの一発目、とりあえずいつもやってるTPSの感覚で撃ってみる…………当たった

 

 続けて2発、3発と撃っていくと全て当たる。やっているうちに楽しくなっていき、全てが終わると謎の満足感があった

 彼の方を見てみると全て当てたのを見て驚いているようだ。チャンスと思い昨日の私と同じような気分をあじあわせる事にした

 

「……ヌルゲー」フッ…

 

「この程度できないと思っていたんですか?」と言う感じで言ってやった。あ、プルプルしてる……可愛い

 そんな事を考えていると声が届いた

 

「おう、クソガキ共。何してるんでちゅかー?」

 

 

 

 

 多分あの4人の兄である不良がやってきた。土下座しろとか言ってるが彼はそんな事をせずにあろう事か喧嘩を挑んだ

 無謀かと思われた喧嘩だったが、彼が殴ると漫画のように不良が吹っ飛んでいく光景を見てその考えは逆転した

 もちろん彼は反撃を受けて殴られる事もあったが、一発受ける毎に拳の打ち方を学んでるのか拳が鋭く、早くなっていった

 

「ハァ…勝った…!」

 

 4人目を倒して彼が一息ついて座ると後ろに不良が一人石を持って迫ってきていた。「危ない」と言っている暇はない

 瞬時に私はもらったエアガンに赤い弾を込めると不良に向けて撃った

 

「ギャペッ!?」

 

 弾は見事に不良のおでこに当たり、また漫画のような吹き飛び方をすると気絶したようだ

 彼を見るとニコニコとこちらを見て近づいてきていた。そして右手を出して何かを待っているようだ

 

「ありがとう。そんでナイス谷村♪」

「……うん。あ、あと、千秋でいい」

「あー、それなら俺も翔でいいよ」

 

 そう言って私達はハイタッチした後に翔を家に送り届けてから別れた

 

 

 〜オリ主視点〜(今更)

 

 いやあ、流石マジの石矢魔高校の不良。一発一発が痛い

 喧嘩慣れしてないから最初は初心者の貧弱パンチしか打てないから拳の握り方とか見て学習してみたけど結構良くなってんじゃね?

 さて、最後に最初に吹っ飛ばした奴が起き上がってきてるからそいつを沈めて終わりだな

 

 パンッ!「ギャペッ!?」

 

 カウンターをしようと思ったが、谷村があの改造エアガンと特殊弾を使って守ってくれた。…守ってもらうのってなんか嬉しいな

 

「ありがとう。そんでナイス谷村♪」

「……うん。あ、あと、千秋でいい」

 

 な、名前呼びを許してくれるのか……だったら俺も…

 

「あー、それなら俺も翔でいいよ」

「わかった」

 

 そう言葉を交わして家まで送ってもらい、その日は別れた

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