べるぜバブ:転生してきた紋章?使い 作:黒歴史
アレから丸2日、焔王は何度も負け何度も負け……たが、「次じゃ次!!」とかを続けた
ラミア曰く、「アイツはゲームで負けを認めた事なんてなかった」らしい。つまり、こっちが負けるまで永遠にもう一回と言い続けてる。しかも俺がアイツを焚きつけたせいで更にそれは強化されただろうとの事……いや、マジですいませんでした
「おはよ〜〜交代の時間よ〜」
男共が徹夜でやっでる間に仮眠を取っていた女共が起きてきた
…これで丸3日だな
「負けてやりたいんだけど、その場合火の海…にはならないが、居場所を教えてもらえなくなるからなぁ」
「って事は俺が焚きつけなくても同じ結果になってたよな?」
俺が古市とヒソヒソ声で話していると古市がある事に気づいたようで、ラミアの方に目を向ける
「つーかさ…そんなに仲良いならラミアから呼びかけてみたらいいんじゃね?」
「は?」
その一言に全員が反応した
「そうだ古市。テメーいい事言ったぞ。いい事言った〜100点
2人合わせて200点!!」
既にピークが来ていた神崎が壊れながらもそれに賛成するとすぐに行動に出た
【お久しぶりね
エンオウちゃま〜(^○^)
ラミアよ うっふん♡】
「何そのメッセージ!?」
「うん。酷いな、色々と……」
性格から考えて有り得ないだろ。そのメッセージ
「ちょっとパンチ足りなくないっすか?」
「そうだな。もう少しリアリティーを足してみるか」
「♡マークいっぱいつける女って俺嫌いなんだよねー」
だが、三徹してる奴らがそんな思考をするわけなくその後も色々付け足して送信した。…最後のやつには同意する
「おっ、待て待て。もう返信が来たぞ」
「マジかよはえーな」
「なになに?」
【ぬぉぉぉぉぉっっ!!
ラミアー!!ラミアかっっ!!
なぜお主がっっっ!!
どこじゃ!?今こっちに来とるのか!?】
ーーーーー…めっちゃ食いついた
【すいません焔王様。さっきのメッセージはラミアのものではありません。とりあえず本物のラミアに打たせますのでちょっとお待ちください】
とりあえずあの気持ち悪いメッセージ書いた奴らは夏目以外寝かしといた。向こうはどうかしらんが、こっちはメッセージ見ていてイライラしたからな
【アンタ一体どこにいんのよ!?
アンタがどっかに行ったせいで探してるこっちは大変なんだから!!】
「……何これツンデレ?」
「どっからどう見てもそうですね。本当にありがとうございました」
「違うわよ!!?」
夏目と俺が呟くとラミアが全力で否定する。しかし送信して約10秒、メッセージが帰ってきた
【スマンラミア…
故あって今は身を隠しておるのじゃ…
しかし余はいつでもお前の事を大切に思っておるぞ】
「えーっ!!何これ何これ!!彼氏!?」
「なっ…なんでもありませんっっ!!ってか、全然違いますっ」
女共が告白みたいなメッセージに食いついた。……千秋がラミアの肩持って相談し始めたが…まぁどうでもいい事だろう
「先輩、どうやったら、告白とかって素直に出来るの…!?」
「知らないわよ!!気持ちの問題でしょう!?」
【ホラ、焔王様。ラミアも会いたがってるし、負けを認めて場所を教えないと絶対に会えませんよ】
向こうには次元転送悪魔がいるが、こっちは神様。攫われる事を防ぐ術ならいくらでもある。簡単には攫えないからな!
……そのあと何の返信も帰って来ず、ゲームだけが続いた
『なー翔。お前のゲンサクチシキだとアイツらこの部屋の隣にいるんだろう?なんでそれを教えない?』
『いや、知ってたら知ってたで面倒な事になるんだよ。なんでお前が知ってる!?とかさ』
次元転送悪魔の力で別次元の部屋にいるだろうしな。それもなんとか出来るが時間がかかるし面倒くさい
『まぁでもあと少しで俺も行動できるようになるぞ』
『ああ、もしかしてあのラミアって嬢ちゃんに仕掛けた呪術か?』
『ああ、古市達がコンビニに行って数分。そろそろ……ホラ来た』
そう言うと玄関の戸が開いた音がして見てみれば古市、ラミアと共に買い物に行った夏目と花澤が帰ってきた
「古市君とラミアちゃん帰ってないの?おかしーな」
「夏目先輩は一緒じゃなかったんですか?」
「途中まで一緒だったんだけど……」
「…はぁ、仕方ない。ちょっと探して来ます。どこで道草食ってんだアイツら…」
よし!大義名分ができた!行くぜぇ!!!
と言うわけで玄関から出た瞬間に呪術を発動、座標であるラミアの元へ瞬間移動した
〜古市〜
不味い不味い不味い!!完全に怒ってるよヨルダさん!!てかなんだよ、外界から切り離すって!?完全におっさんと力が違うじゃねーか!!!クッソ、こうなるんなら翔を連れてくれば良かったなぁ!!
「てゆーかぁ、別に命を狙ってるわけじゃないんだしぃ。楽しく、ゲームしましょうよ?」
笑いながらこちらに手を差し伸べるヨルダさん。クソ!万事休すか
『生憎だなヨルダ。アランドロンを見縊らん方がいいぞ?』
どこからか聞いた事のある声がした
いつの間にか持っていたラミアの通信機からだ
『2人とも通信機から離れていろ』
声の指示通り通信機から離れると通信機がひかり、そこから段々と人影が現れそれが形作られる
「フム、初めてにしては上出来だ」
ヒルダさぁぁぁあん!!!
ヒルダさんとヨルダさんが戦っていると遅れてやってきたサテュラさんとイザベラさんに背後を取られた……あれ?なんかもう1人人影が…
「ふん。少し遅かったが、流石アンリ様の契約者ってところか?」
「せっかく助けに来たのに遅いって…別次元の空間じゃ時間にズレが生じるから仕方ないでしょうが」
翔ぉぉぉぉぉお!!!
〜神野〜
「この野郎はなせ!!!」
サテュラの銃を持つ方の腕を掴んでいると引き離そうと腕に力を入れてもがいてくる。しかしその瞬間に銃を奪い、どこぞのボスみたいに銃を解体して投げ返す
その間にヒルダはイザベラの持つ魔道書みたいな本をバラバラに切り刻み、ヨルダを一撃で気絶させた
「はっや」
「当然……ッ!」
ヒルダが当たり前と言った態度で言おうとしたが、その言葉はいきなり現れた魔力と穴の開いた空間に遮られた
そしてこの魔力は知っている……アレ?
「早速お出ましだ。ヨルダの能力が解除されてようやくここを見つけたか…無能な家臣どもが…」
穴の開いた空間は転送玉による空間の歪み。そしてそれをよく使う集団をよく知っている
「来るぞ…ここからが本番だ…気を引きしめろ」
「わーってるよ」
警戒するヒルダの指示に言われなくとも既に戦闘準備には入っている。正直、
「ご苦労だったな。侍女悪魔」
出てきたのは顔の左側に変な模様を入れた厨二病みたいな男。そいつが最初に手を出したのは気絶していたヨルダ。片腕で首を掴み持ち上げる
「動くな。てめぇらもすぐシメてやるよ。そう慌てんな」
イザベラとサテュラが助けに入ろうとするが後から出てきた残り2人の悪魔に止められた。1人はヤンキーみたいな雰囲気の悪魔、もう1人はこの前俺がぶっ飛ばされたショタ
『さて、原作知識が役に立たなくなってきたぞ……』
『なんだ、もう無くなるのか?ゲンサクチシキ…まぁお前と一緒にいたら中々楽しいから良いけどな!』
内心で舌打ちしているとアンリが嬉しい事を言ってくれる。……こいつの期待にも答えていきたいもんだな