べるぜバブ:転生してきた紋章?使い   作:黒歴史

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第7話vsおっさん

「聞いてくれお前ら、俺ん家はもうダメだ」

 

男鹿が丸二日の寝込みから覚めて帰ってくるなりいきなりそう呟いた

 

「なんでお前は魔王を連れてきてんの?」

「馬鹿古市、最終的に魔王の親にされたんだよ察してやれ」

「やめろこの野郎思い出したらイライラしてきた」

 

話が脱線した為無理矢理戻した

 

「悪魔に家が乗っ取られた」

「ふざけんな!オレん家のがもっとダメだ!あれから半壊してんだぞ!!」

 

男鹿が言うにはヒルダとベル坊が家に上がり込んできて

『今日からこの子共々お世話になります。ヒルデガルダと申します

不束者ですがよろしくお願いいたします』

と完全に誤解を招く言い方を頭を下げて言ったらしい

 

そういうわけで男鹿家族の中ではベル坊は男鹿とヒルダの間で出来た子供という設定になったらしい

そんで、親と認められた以上男鹿とベル坊には繋がりのような物があるらしく、ベル坊が泣くと盾を持っていようと電撃が男鹿を襲う

15m離れたら即死レベルで泣くという

 

「というわけでな…今やこの有様さ……」

 

男鹿が燃え尽きた声でそう言う。とりあえず俺から言える事は

 

「おー頑張れ二人共〜俺応援してっから」

「「この野郎…なんも被害がねぇ事を良い事に……!!」」

 

二人が睨みつけてくるが気にしない。これが愉悦と言う物か……

そんな事を考えながらベル坊が蝶を気にしていたのでそれを素早く掴みベル坊に渡す

 

「おいどうすんだ?確かに男鹿の野郎にガキがひっついてるが、ありゃあ捕まえらんねーぞ?」

「クソッ!せめてガキの方からこっちに来てくれりゃあなあ……」

 

後ろから声が聞こえてくる。まあモブ共の会話だし聞かなくていいや

今は準レギュラーっぽい奴らの相手だ

 

「おうおう、お前らが一年の神野っつーやつだな!?勝負しろ!!!」

顔中切り傷だらけの男キラーマシン阿倍

 

「グッナイ。神野くーん今日は寝かせてあげるよ」

キモいナルシスト、ただそれだけ。グッドナイト下川

 

「「男鹿をやるのはオレ達だぜ」」

弟の方が強そう。真田兄弟

 

2年の男子トップクラスが全員同じ場所に集まっていた。だが目的は別々になため別々に別れて戦うのだが

 

「えーっと、どっちがどっちだ?」

「馬鹿、男鹿はそっちの弟の方が強そうな兄弟をやるんだよ。んで、俺はこっちのナルシストと切り傷が相手だ」

「「「ああ!?」」」「兄者より強そう……」

 

弟以外の奴らが全員キレた

まず向かってきたのは阿倍、拳を振りかぶり殴りつけてきた。俺はそれを

 

ガスッ

 

不動のまま顔で受けた

 

「よしっ決まったぁ!!!」

「あ、終わり?」

「はっ?」

 

だが倒れない。一切ダメージを受けた感じがない

俺は拳を握り弓を引くように振りかぶると

 

「想像以上に弱い。俺を倒したけりゃもっと強くなってこい」

 

それだけ言って腹に一発お見舞いすると一撃で倒れた

 

「えーと、下川だったか?やるぞ」

「じ、上等だよコラァ!!?」

 

キモ川は阿倍と同じようにストレートのパンチを放ってきたが、俺はそれを屈むように避けて

 

「カエルパンチ」

 

カエルが飛び跳ねたようなジャンプで顎に一撃加えた。それだけでキモ川は空高く飛び、三秒ほどで地面に帰還した

ナルシストってキモいよな。自分に自信を持ってんのはいいけど……

 

「男鹿〜そっちは……うん。このめり込み具合は83点と言った感じか」

「はあ!?よく見ろ!!どー見ても90点は超えてんだろうが!!!」

「何の採点だよ」

 

真田兄弟は男鹿の腕によって絵になる感じで地面にめり込んでいた

それに点数をつける俺といちゃもんつける男鹿に突っ込みする古市

 

「てゆーか、お前やっぱドMなんじゃね?」

「違う違う。昔から受けすぎて癖みたいになってんだよ。現に二人目のやつはカウンターで勝ったしな」

 

 

〜翌日〜

 

「一応聞いとくけど、大丈夫か?」

「大丈夫に見えるか?今日だけ6回だ」

「俺はお前が生きてんのが不思議だよ」

 

俺と古市の前には黒こげの状態で横たわる男鹿とその上で遊んでいるベル坊がいた

 

「このままじゃマジであの夢のようになる…死ぬ…確実に俺死ぬ…っっなんとかしなければ!!」

「夢?」

「ああ…恐ろしい悪夢だ」

 

男鹿の見た夢は成長してでかくなったベル坊が腹を空かして大泣きすると言う物、成長した状態で泣くため、泣くだけで街一つ消し飛んだと言う

 

「「何一つそーならないと断言出来ないのが恐ろしいな」」

「だろ?」

 

恐ろしい。本当に恐ろしい

 

『俺は俺でそうなると面白いぞ?』

『黙れアンリ』

『冷たいなぁ』

 

姿を見せていない状態でアンリが話に入ってきたため適当にあしらう

あ、男鹿と古市とでっかいおっさんが笑い合ってる

あれが男鹿の話に出てきたでっかいおっさんである次元転送悪魔アランドロンだ

 

そのアランドロンから話された内容は何故男鹿が魔王の親として認められたか

まず、魔王であるため強い者にしか引かれない。さらに凶悪で残忍で傍若無人で人を人とも思わぬクソ野郎なら最高だと言う

奇跡的に全てが男鹿に当てはまる

 

「私も川に流れて薄れゆく意識の中、貴方が大勢の人間を土下座させ、高笑いしているのを見て確信しました

ああ、この男になら坊っちゃまを任せられると」

 

アランドロンの説明を聞くと「あれが原因かーっ」と嘆く男鹿

するとある事を閃いたらしい

 

「もしかしてあれか?俺より強くて凶悪でクソヤローがいたら、そいつが親に選ばれるって事か?」

「そりゃあ、確かにそんな人間がいれば…そーなりますかな…」

 

希望の光が見えた男鹿は笑った。それはもう悪魔みたいに凶悪に

ここは天下の不良高校石矢魔。普通なら一人くらいならいるかもしれないと言うのだろうが、俺は知っている。そんなやつは東条くらいしかいないと…まあ今はまだ早いが

 

「そうと決まれば行くぞお前ら!!」

「ちょ!?待てよ男鹿!!!」

「俺はここで漫画読んでるわ〜はははははは!!!今回神回だわ」

 

そう話して男鹿と古市は原作通り石矢魔最強の者は誰か?と言う噂を聞きに、俺はさっき言ったように漫画を読むことにした

 

「……ついていかなくても良いのですかな?」

 

アランドロンが俺に話しかけて来た

 

「いやいや、見たろ男鹿のあの顔。強さならともかく、凶悪さなら絶対勝てるやついないだろ(あ、将棋できる?)

まあ確かにそうですが…(あ、はいできますよ)

「……何か言いたそうな顔だな((将棋の準備を進める))

「いえ、まるで結果をわかっているというか、未来が確定しているのが目に見えてますと言うか((お茶を準備し正座する))

「うーん。男鹿は冗談なしで強いし、そこらのやつじゃあ相手にならないって信頼的な何かがあるんだよ((同じく正座する))

そうですか(お茶をどうぞ)

そうだよ(ありがとう)

 

「「では、よろしくお願いします」」

 

お互い頭を下げて俺とアランドロンの戦いが始まった

少しすると窓が割れる音とベル坊の雄叫びが青い空に木霊した

 

「やっぱり無理だったんですねぇ」

「予想通り過ぎたな。男鹿も将棋も、ほら王手」

「なんと!」

 

この後アランドロンとそれなりに仲良くなり、将棋仲間になった。まる!っと

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