仮面ライダーディケイド 受け継ぎしは破壊、目覚めるは影煌の騎士の記憶   作:ギガス

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はい、どうもギガスです。今回もまた少し間が空いてしまいましたがなんとか投稿をできました(汗)さらには最後的な事を言いましたが…もう少し続きます(汗)

今回の話はちょっと長めになっているのでご了承ください、

では…綱吉の決断をご覧ください…


プロローグ3

ディケイドは今、か~な~りのピンチに見回れていた…

 

「ちっ…この二体に更にはエボルトまで…」『ん~…俺様としてはもうちょい頑丈そうな肉体がよかったがなぁ?…まぁそれでも普通の人間よりは良さそうだ』

 

そういい…雲雀の体を動かして慣らすエボルト

 

「エボルトよ、貴様の相手は…ヤツだ!」

 

そういい怪人はディケイドを指差す

 

『あ?…ほぉ、こいつは驚きだな?戦兎や万丈以外のライダーはあのドクター以外の見たこと無かったのでな?というかお前さんそのけばけばしい色は何とかならんのか?』「そう言うお前も十分に派手な色だと思うがな?」『ハッハッハッハ!確かになぁ?まぁいい、とりあえず…ふん!』 ドカッ! 「!?ぐわぁぁ!?」

 

エボルトの言葉が切れると同時に襲い掛かられたディケイドは後ろに大きく吹き飛びカメンライドが解除され通常のディケイドに戻る

 

「くっ!なら…」『10倍ボム!』「なに!?」 ドカドカドカッ!

 

ディケイドが体勢を整えようとしたときに上から大量の爆弾が投下される

 

「うわぁぁ!?」更に…『時雨蒼燕流、八之型…篠つく雨!』ズバンッ!「ぐっ!?今度はなんだ!」『あぁ…最高だなぁ?この力…俺の技との相性もいいしよぉぉ!』

 

アナザーアクアとアナザーエターナルがそれぞれの技をディケイドに放ったのだ

 

「くっこいつら一体何者だ?」『そいつらはこの入れ物のお仲間だよ、全く力を与えられたことで舞い上がってやがるな?』「なに?…そこのお前はさっき助けた銀髪だな?」

 

ディケイドがエターナルに問い掛けると

 

『あ?あぁ、そういやそうだったな?お陰さんでこの力を手に入れられたぜありがとうよ?』『へへ、俺もこの力が手にはいるなんて思わなかったのな?』『ふん、こいつらは完全に力に飲まれてるな…まあいいか、さてともう少しだけ楽しませてもらうぜ?ディケイド?』「ちっ…こいつは不味いな…」

 

苦戦を強いられるディケイド…その一方で…

 

「はぁっはぁっはぁっ…着いた…みんなっ」

 

並盛高校に到着した綱吉は校門をくぐり中に入っていくと…きゃあぁぁ~!助けて~!?

 

「!やめろ!」「ぬぅ!?離せ小僧!」

 

綱吉は怪人から並盛生を守るために掴み掛かるが弾き飛ばされる

 

「あぐっ!?(っ~!傷がっ)」「ふん、鬱陶しい小僧が…まぁいいまずは貴様からこの爪の餌食にしてやる!」「っ!(やられるっ!)」

 

綱吉が来る衝撃に身構えると…バチチッ!

 

「…っ…え?」「ぐっグオオォッな、なんだっ体が動かないっ」

 

怪人が時が止められたように止まっていた

 

「な、なんで…ん?」バチチッ…【ディケイド…】「…これは…礼は言わねぇ…」

 

そういい怪人の前を歩き去る綱吉…一方ディケイドは

 

「うわあぁぁ!?」『ふぅ…なかなかに楽しめたぞ?ディケイド』『あはは!俺達に勝てるとか思ってたのか?』『それだったら馬鹿なのなぁ?』「ちっ…言ってくれるぜ…(だが、実際にやばいな…どうするコンプリートを使うか…いや、今のコンプリートの力の強さが俺にもわからねぇ…)」

 

ディケイドは奥の手を隠しているのだが、自身の力の増大により更なる力を得たその力を扱いきれるかわからないため躊躇しているのだ

 

『さぁてと…そろそろ終わらせるか』「!くっ…迷っていられないか!」

 

そういい懐から何やらマゼンタ色の物体を取り出すが…

 

『おっと!』 ガシッ! 「!?」 『悪いが…使わせん!』 バキッ!「がはっ!?くっ!」

 

殴り飛ばされてなんとか持ち直すがその手には先程まで握っていたモノが無い…

 

「なっ!?ケータッチが…てめぇっ」 『悪いがこいつを使われたらヤバそうなんでな?…フン!』

 

そういいエボルトが力を込めるとケータッチがグシャッ…という音と共に握り潰されて砕け散る

 

『これで終わりだな?』「くっ…」

 

すると…ドクンッ…ドクンッ…

 

『あぁ?なんだ、この脈動は…ん?』

 

エボルトがなにかを感じ取りそちらを見ると

 

「…」「あぁ!沢田ぁぁ!てめぇ、何で生きてんだよ!」「アハハ!なんだあいつ生きてたんだ?」

 

獄寺と山本はそう現れた綱吉に心無い言葉をぶつけるが…

 

「…お前らが…」ドクンッ…ドクンッ… 「!止せ!それを使うな!にんげんに戻れなくなるぞ!」 

 

そう言うディケイドの視線の先には妖しき光を淡く放つ時計…アナザーディケイドウォッチが綱吉の手に握られていた

 

「お前らがっ…この学園をっ…俺の…俺の守りたかったものをっ…ハァ…ハァハァ!」

 

頭を抑え…否、正しくは瞳を抑えなにかを堪えるように言葉を絞り出す綱吉だが…

 

「お前らなんてっお前らなんてっ…消えちゃえよ…」

 

そういい綱吉はウォッチのスイッチを押す…

 

キュオン!『ディケイド…』バシュン!

 

すると綱吉の腰に歪んだような歪な形に変形したディケイドドライバーが装着され、その中にウォッチが吸収される…

 

「ハァ…ハァハァっ!!アァァァァウァァァ!?」

 

綱吉の雄叫びと共にその体をモノクロの怪物に変えると今度はその顔に漆黒のプレートが突き刺さり、その体を本来のディケイドよりも濃く血のような紅の体へと変わり、狼の意匠と鬼の意匠が合わさる…その体に…『2020 ディケイド』と刻まれる。

 

「アァァァァウァァァ!」 『ディケイド…』

 

綱吉はついにその姿を最悪にして最凶のアナザーライダー…アナザーディケイド 狼是へと変身したのだ…

 

次回!仮面ライダーディケイド

 

「これが…オレ?…」『ぐっ!?俺様さえも糧にするか…フハハハ!面白い!』「止せ!お前は!」

 

総てを破壊し、総てを繋げ!




はい、というわけで一年ぶりくらいの更新となりました(汗)読者の皆さんには大変ご心配をお掛けしたかと思いますが仕事の方がある程度落ち着いてきましたので少しずつですがまた更新を再開していきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。

では、また次回!good-bye!

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