りっく☆じあ~す×艦隊これくしょん×ソラヒメ×ドールズフロントライン 戦場を駆ける乙女達 作:土居内司令官(陸自ヲタ)
「特別指定廃棄物116号、Waste CXVI……色んな風に人は呼ぶけど、私にとってあの子の名前は1つだけ――」
「これらの共通点として、犯行は夕方から明朝にかけて行われており――」
「遺体って、これだけ?」
「警察が自衛隊に何の御用で?」
「真相解明に、ご協力願いたい」
「海保の連中、何か隠してるな」
平成42年、日本。太平洋沿岸部で起きる連続殺人事件、それを追う2人の刑事。
彼らが統合作戦旅団に協力を要請した時、悲しき真実が明らかになる。
「あんたが生み出したのは子供なんかじゃない、怪物だ」
WCXVI編、20ZX年 A月BC日公開。
日が沈み、太平洋の離島である東馬島も暗くなり始める。
そこへ、4機のC-2戦術輸送機が飛んできた。側面カーゴドアが開き、空挺降下体勢になる。
「装具点検!」
『1、2、3、4、5、6!』
「小隊点呼!」
『良し!』
「位置に着け!」
〔コメット、コース良し、コース良し、コース良し。よぉーい、よぉーい、よぉーい、降下、降下、降下!〕
「降下よぉーい、降下ぁ!」
次々と隊員達が側面カーゴドアから飛び出していく。そして、機内のバーに引っ掛けたスタティックラインが伸び切り、自動的に13式空挺落下傘が開いた。
「1小隊、降下確認!」
「2小隊、降下確認!」
「反対扉、機内良し! お世話になりました!」
第1普通科中隊 第1小銃小隊長の守山 綾音2等陸尉と同第2小銃小隊長の伊丹 玲澪3等陸尉も降下していった。
続々と着地、すぐに13式空挺落下傘を纏めて畳む。武器娘もジェットパックを噴射しながら着陸、すぐに装備を「展開」させて戦車を呼び出した。
「こちらエーブル小隊、降下完了。着地点を確保する」
〔ビッグアイから輸送機隊、海大降下用意〕
〔飛中、展開完了〕
その時、ミサイルが飛んできた。メルカバMk4主戦車のトロフィー能動防御装置が反応し、迎撃弾を発射、ミサイルを撃ち落とす。
〔プリディクター2から全ユニット、目標を発見しました。エリアYE-2515、方位060へ30km/hで移動中です。地上部隊は警戒してください……また私――〕
〔ニンジャちゃん、ネガティブ思考はダメだよー?〕
OH-1改偵察ヘリ(3ath)が光学センサーを用いてUTX-01無人車両を捉えた。そして、短翼下のデータリンクポッドを介して情報を伝達する。それを受け、飛行中隊 第1戦闘小隊のAH-64DJ攻撃ヘリ、AH-64DJ攻撃ヘリ(3ath)、AH-64DJ改攻撃ヘリ、Mi-28N攻撃ヘリが向かう。そして、見つけた。
〔アロウ1から全機、攻撃を開始しますわ!〕
4機は70mm ハイドラ噴進弾ポッドから70mm M229ロケット弾を連続発射、UTX-01無人車両を攻撃する。
その頃、東馬島北東90kmを飛行中のP-3CJ対潜哨戒機の対水上レーダーが何かを探知した。
「レーダーコンタクト。目標6、大型船。電波の類は確認できない」
「情報あります?」
「無いね」
「無し?」
「無し」
「海洋特殊害獣群の可能性高い」
東馬島の森の中、第2普通科中隊の戦術人形達と機甲偵察隊 第4戦闘小隊の装輪戦闘車両が即席の防御陣地を構築、対物狙撃銃や重機関銃を設置し、84mm無反動B型(カールグスタフM3)や110mm個人携帯対戦車弾(パンツァーファウストⅢ)の準備を行う。16式機動戦闘車やAMX-10RC装輪戦闘車、チェンタウロ装輪戦闘車、M1128MGS装輪戦闘車も105mm装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS)を装填した。
【次回予告】
「東馬島へ近付く深海棲艦。一方の統合混成連隊は対艦装備は無し。一方的な状況下に、救いの女神が現れる――次回、『人が造りしものPhase4』。次回もあなただけにサービスよ」(ミラージュF1がお送りしました)