りっく☆じあ~す×艦隊これくしょん×ソラヒメ×ドールズフロントライン 戦場を駆ける乙女達 作:土居内司令官(陸自ヲタ)
第1格納庫の下の下、車両を収容する第3格納庫にて、隊員達と女子高生達は装備を整えていた。それぞれの小銃や機関銃、弾と弾倉を用意し、一部は110mm個人携帯対戦車弾の準備をする。艦娘も陸戦装備を整える。
一方の長門は艤装を装着、機甲偵察隊に属する武器娘も装備を身に着けた。
「中隊集合、整列!」
坂城1等陸尉の掛け声で、第1普通科中隊の隊員達が整列した。そして、そのままスロープを下り、一段下にある第4格納庫へ。そこにある異空間転送装置の中に並ぶ。明石が周りの安全を確認し、レバーを下ろした。
その調子で他の隊も異空間にある〈長門〉へ転送し、長門も第4格納庫の奥、ウェルドックへやってきた。
【後部ウェルドック解放、注水開始】
【前部バラストタンク、注水開始】
【艦体傾斜、前方4度、許容範囲内】
やがて、ウェルドックに海水が溜まった。
「発進よぉーい!」
「前進、発進位置につけぇ!」
誘導担当が青旗を振り、長門は口を開いた。
「〈長門〉、出撃する!」
長門はウェルドックの傾斜を下り、水に足を付ける。すると、足に履いたフローターが作動、自動的に浮いた。そして、ウェルドックの外、荒れる海原へと進んだ。
ある程度〈ねむろ〉から離れた所で、長門は艤装を展開、〈長門〉を呼び出した。
現代の強襲揚陸艦――ヘリ搭載輸送護衛艦〈ねむろ〉――と、かつて日本の顔であった戦艦〈長門〉が併走する。その〈長門〉の甲板には、雨合羽を着た統合混成連隊の隊員達と女子高生達が整列、〈ねむろ〉に向かって敬礼した。一方の〈ねむろ〉の飛行甲板にも、統合作戦旅団の隊員達が並び、敬礼を返した。
その後、〈長門〉と〈ねむろ〉は離れ、〈長門〉は戦場へと向かった。
〈長門〉艦内、会議室。ここに小隊長以上が集合していた。そして、須江原3等陸佐が最後の説明をする。
「工場敷地内の岸壁に上陸、工場の扉をLAM(110mm個人携帯対戦車弾)で開けて突入する。特戦中 第2小隊、コールサイン・シャドウとペルシカさんはデータサーバーを制圧、システムを強制終了させる。その間、各隊は割り振った区域にて索敵掃討を行え。建物はなるべく壊さず、ロボットは全て破壊しろ」
「製造用ロボットも?」(第1普通科中隊 第2小銃小隊長、伊丹 玲零3等陸尉)
「そうだ。今回使われているウイルスは、ハードウェアを破壊しないといけない。データサーバーも、強制終了が無理だったら破壊しても構わない。既に笹原重工からの許可は得ている」
「生存者がいる可能性は?」(第2普通科中隊長、川上3等陸佐)
「無いと言える。兵庫県警がそれを確認している。他、質問は? ……良し、今言った事は各小隊に伝達、確認しろ。一に全員生還、二に任務達成だ」
『了解』
「よし、解散!」
【次回予告】
「ロボット工場へと突入していく彼女達。そして出迎えるUTX-01。LAWの炎が噴出し、戦いが始まる――次回、『人が造りしものPhase10』。次回もサービスサービスだよ! ――ねぇ、これっているの?」(板妻 木乃がお送りしました)