りっく☆じあ~す×艦隊これくしょん×ソラヒメ×ドールズフロントライン 戦場を駆ける乙女達 作:土居内司令官(陸自ヲタ)
【あー、あー。では、時間になりましたので、『防衛省 統合作戦旅団 発足式』を始めたいと思います。司会を務める、統合作戦旅団 幕僚小隊の市ヶ谷 愛1等陸佐です。ではまず、入谷防衛大臣から――】
20ZX年、4月22日、ねむろ型多用途輸送護衛艦 1番艦DDHL-6101 〈ねむろ〉の第1格納庫で、式典が始まった。
【――本旅団は、変わりゆく世界情勢に柔軟に対応できる、日本初の常設型統合任務部隊であり――】
【防衛省 陸上幕僚長の山口陸将――】
【同じく、海上幕僚長の村本海将――】
【航空幕僚長の丸木空将――】
【続いて、陸上総隊司令、津田沼陸将です】
【自衛艦隊司令、山上海将――】
【航空総隊司令、武川空将――】
【では、統合作戦旅団長、土居内陸将補より、訓示をお願い致します】
【えー、ご紹介に預かりました、統合作戦旅団司令官の土居内 佳樹陸将補です。皆さん勝手に『関東奪還の英雄』とかいいますけどね、あの時はただただ無我夢中に駆け回っていただけなんですよ。まぁそんな事は置いといて。本日から、君達7216人は、同じ部隊の仲間として活動し、そして家族のように8隻の船で共同生活を――】
「みんな家族だぁー!!」
「ナインうるさい!」
【……、えー、送る訳ですが――】
そして、式典は終わった。
その後、彼女――立川 成美2等陸曹――は、[統合作戦旅団 広報班]と記された部屋にいた。
「まずは、自己紹介だね。私は福知山 凛子准陸尉、ここの班長を任されてるよ」
そう、青髪ロングの女性が名乗った。すると、次は、ショートポニーテールのセーラー服の少女が立ち上がった。
「古鷹型重巡洋艦3番艦、青葉です!」
その言葉に、立川は旅団隊員だけでのブリーフィングを思い出した。
(この旅団は、名目上精鋭部隊となっている。が、実態としちゃ世界各国で見つかった未知のテクノロジーを寄せ集めた部隊だ。マグマ軍によって生み出された武器娘、軍艦の『意思』が具現化した艦娘、宇宙からやってきた物質と融合した空姫、んで未来の並行世界からやってきた人間そっくりなロボットである戦術人形……だが、いずれも人類の為に戦う存在である事に変わりは無い。人間か否かなんて、気にする必要は無い。それを肝に銘じて欲しい)
「じゃあ、次」
「P-43 ランサーです。電磁妨害も担当してます」
「あ、えっと、立川 成美2等陸曹です。カメラは趣味程度なんですが、ここに配属されたからには頑張りたいと思います」
「そう固くならなくてもいいって。広報班っていっても、日報を書くのが仕事だからね」
「青葉的には、スクープネタをやりたいんですけどね」
「それは私も。出来る事なら暴きまくりたいよねー」
夕方、愛媛県新居浜市 笹原重工株式会社 新居浜研究所屋上。
1人の白衣の男が、屋上の縁に立っている。そこへ、別の白衣の男達が駆け寄ろうとする。が、遅かった。
白衣の男は、微笑を浮かべながら屋上の縁から飛んだ。