りっく☆じあ~す×艦隊これくしょん×ソラヒメ×ドールズフロントライン 戦場を駆ける乙女達 作:土居内司令官(陸自ヲタ)
ねむろ型多用途輸送護衛艦、DDHL(ヘリコプター搭載揚陸駆逐艦)-6101 〈ねむろ〉。陸海自衛隊が共同で計画した、戦後日本初の強襲揚陸艦である。
おおすみ型輸送艦で問題視された、「積載能力の低さ」、「陸自車両用燃料庫が存在しない事」、「航空機運用能力の皆無(あくまでも積めるだけで、整備を行うことは出来ない)」といった事を全て解決する為に、ねむろ型は設計されている。
しかし、これらを全て盛り込んだ結果、アメリカのワスプ級強襲揚陸艦よりも大きくなるという事態となり、海上自衛隊は「これだけ大きければ、普段はヘリ搭載護衛艦として運用しよう」と発案した。
その為、ねむろ型は世界で唯一「魚雷や対潜装備を搭載した強襲揚陸艦」となったのである(ただし、スペインのフアン・カルロス級多目的軽空母やイタリアのカブール級軽空母、いずも型のような『揚陸作戦に対応した空母』は存在する)。
統戦団発足の翌日、〈ねむろ〉第1格納庫では、統戦団隊員が全員揃ったブリーフィングが行われた。
【今回のブリーフィングは、お互いの自己紹介、いや概念の説明を行う。ご存知、ここは陸海空自衛隊員の他様々な存在がある。なので、一から説明をしていきたいと思う。ではまず、武器娘について、大宮3尉】
【統合混成連隊 整備中隊 第3実験小隊の大宮 氷乃3尉です。武器娘と呼ばれる存在は、地底特殊害獣群、通称マグマ軍が開発した、兵器と生命体をリンクさせる技術です。マグマ軍は、大型兵器を1つの生命体だけで運用するというコンセプトの元に、まず人間の死体に擬似人格を注入、その他活性化細胞等で『生き返らせる』事に成功しています。そして、脳のシナプスと兵器の随所に固定された各種センサーを繋いでいます。そして、マグマ軍はこの武器娘の量産に成功、より少ない兵力で火力を維持しています。我が方も、研究開発を進め、遂に試作に成功しました。また、後述の艦娘の異空間召集技術を応用、兵器の収容・移動時の軽量化も出来ています】
【どうもありがとう。では、艦娘について、明石さん】
【はいどうも。整備中隊 第2装備小隊の明石です。私自身、工作艦〈明石〉の艦娘です。艦娘というのは、一言でいえば『艦の意思』。どのようにして生まれたのかは、定かではありません。自分の事ぐらい分かるだろうと言う方もいるでしょうが、しかしですね、自分が人間である、人間として生まれたという記憶、意識は、周りからもたらされる情報による推測に過ぎない、いわば確たる証拠が無いという事です。まぁこれは屁理屈ですけどね。艦娘とはいえ、普通の女の子なので男性は気を付けてください。そして、大宮3尉から説明のあった、異空間召集技術について解説します。艦娘は、艤装と呼ばれる装備を身に付けますが、『展開』すると軍艦になります。これは、収容空間と呼ばれる別次元にある軍艦を、艤装を依代として呼び出します。勿論、展開せずとも交戦は可能ですが、射撃時に照準器が使えない、安定性が低い、装甲が一切無いといった問題を抱えており、基本は展開してから戦闘を行います。しかし、展開しないメリットとして、浅瀬でも運用可能、また回避機動性が高い事が上げられます。また、スキャナーを使えば、装備や人員を収容空間に移動させる事が可能です。以上で、艦娘についての説明を終わります】
【どうもありがとう。んじゃ、空姫について、源田大佐】
【国際連合空軍 アジア方面軍 航空歩兵連隊、えー現在は統合混成連隊 航空大隊の源田です。空姫というのは、武器娘に近い存在でして、宇宙からやってきたケイ素生命体の幻化コアを媒体として人間の脳と軍用機を直結させる、という技術であります。また、艦娘と同様に航空装備を展開します。超音速飛行の安定性や、空中接触を回避するため、離陸したらすぐ展開するのが基本です。基本的に、100メートル程の平坦な直線があれば、離陸可能です。……概要説明はこの程度でも?】
【ええ。疑問があれば、後で質問を。では、戦術人形について、川上少佐】
【グリフィン.Ltd S09地区防護隊の川上元少佐です。というかこれ、ペルシカさんの方が解説した方が――】
「めんどくさいしぃ、それに専門用語だらけになるよ?」
【……えーっと、戦術人形とは、文字通りロボットであります。ペアリング技――】
「エッチング理論、そしてその派生のASST」
【……やっぱ――】
「続けて」
【……によって、銃とリンクした、特殊なロボットです。また、バイオエネルギーを自己生成が可能なため、動力源は食べ物です。……他どう説明しましょう?】
「知らないよ」
ぐだぐだ説明回