GANTZ~another world line~   作:Kurato

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お久しぶりです。
更新遅くて本当に申し訳ございません。
早くしよう早くしようと思えばやけに文章がおかしい気がして何回も書いたり消したりを繰り返してようやく完成したので見てください。
今回から記号が着いてない文章は基本、三者視点です。
更に絵文字も含んでいます。


始まりの始まり

「ここは……?」

 

翔平は周りの景色や人に目を送りながら声を出す。女みたいな顔をした奴、あからさまなヤクザ2人、正座をしている老人、どんよりという擬音が着きそうな程暗い少年、そして2人に説明しようとしているメガネを掛けた男

 

「君達も死にかけたのかい?」

「死にかけたって?」

「そのままの意味さ。僕はスクーターで事故ったんだよ…気付いたらここにいてさ。皆そんな感じだよ」

「……あんたらも死にかけたのかよ…?」

 

女みたいな顔をした奴に話しかける。

 

「は?なんでてめぇみてぇな奴に話さなきゃいけねぇんだよ」

 

「(………まぁそりゃそうか。誰が好き好んで自分の死にかけた話とかするんだよな)」

 

ジジジジジ

 

「な、何だ!」

 

加藤が急な音に反応し驚く。

 

「あぁ、君達もこんな風にここに現れたんだよ」

 

その言葉と共に翔平にもたれ掛かるように裸の女性が空中から現れる。

 

「なっ!?」

「うおっ!?」

 

三者三様に声をあげるが支えている翔平はと言うと

 

「(……腕が疲れる…降ろしていいかな…?てか、早く起きてくれないかな?まぁ良いか。降ろそ)」

 

翔平が女性を降ろすと同じタイミングで女性も目を開ける。

 

「あれ……?ここ…は…?」

 

女性は目を開けたが直ぐに閉じてしまった。

 

「(夢かなんかだと思ってんのか?……ったく、目の前で裸で寝られてても困るし上着だけでも掛けてやるか…)」

 

「翔ちゃん、この人手首から血が出てる」

 

翔平が上着を脱いでる途中に加藤が血が出てる事に気付く。しかし血が着いているだけで傷らしいものは無かった。

 

「リスカか…やっぱり死んだからここに来たのか……?だとすると、傷らしいものが消えているのはここに運ばれた時に消えるのか…?

 

翔平は自論を声のボリュームを下げて口に出す。

 

「おい!何してんだ!」

 

ヤクザが上着を裸の女性に掛けた翔平に対して声を荒げる。

しかし翔平は他人事のように声を無視する。

 

「てめぇ何無視してんだ?」

 

ガッ!

 

ヤクザが翔平の肩を掴んだ瞬間

 

 

あーたらしいーあーさが来たー

きーぼーーのあーさが来た

 

ラジオ体操の音楽が鳴り出した。

 

「「「!?」」」

 

皆一様に音が鳴り出した黒い球を見つめる。

唯一少年だけが珍しい物を見る目から狩人が狩りをする目になったのだが、一瞬だったためそれを知る者は居なかった。

 

「こ、今度は何だ…?」

 

 

<てめぇ達の命は、

なくなりました。>

 

 

 

<新しい命を

どう使おうと

私の勝手です。>

 

 

 

<という理屈な訳だす。>

 

 

「何だこれ?」

 

ヤクザや女みたいな顔した奴が覗き込む。

そこには先程までの文章だけとは違って、緑色の小さい子供の様な顔写真を添付されていた。

 

<てめぇ達は今からこの方をヤっつけに行ってくだちい。>

ネギ星人

・特徴 つよい くさい

・好きなもの ねぎ 友情

・口ぐせ ねぎだけで十分ですよ!

 

ガシャン!

 

表示が消えると黒い球が開き、黒いおもちゃの様な銃などが出てきた。

 

「お、おい!この中人が入ってるぞ!」

「しょ、翔ちゃんあれって…?」

「さぁな…とりあえず俺も銃っぽいやつ取ってくるわ」」

「ちょ!?翔ちゃん!?」

 

翔平は黒い球全体を歩きながらも見回す。

 

「(とりあえず丸の形した小さい銃とそれの大きいバージョン一丁ずつ、Yの形した銃一丁ずつでいいか…ん?これ…俺と勝……それとあの女の人の分も持ってくか)」

 

翔平は歪な形をした銃とケースの様なものを持っていく。

 

「勝、これ渡しとく。後それの中確認してくれるか?」

「あ、ありがとう。ん?これなんだ?」

「あの球の裏側にあった。それぞれの名称書いてあるっぽいし持ってきた」

 

加藤が確認したそこには[かとうちゃ(笑)]と書かれており、中にはスーツらしきものが入っていた。

 

「か、かとうちゃって……それにこれ…」

「やっぱりスーツか。勝、多分だけど着とくべきだぜ。このケースあの人にも渡してくるわ」

 

名称を見て落ち込んでいる加藤を尻目に[巨乳]と書かれたケースを渡しに行く。

部屋の隅にちょこんと座っている女性に話し掛ける。

 

「あの、ちょっと良いかな?」

「は、はい?」

「これ、あそこにいる中坊っぽい奴も着てるから着といた方が良いかも。それに何時までも学ランだけじゃ寒いでしょ」

 

翔平が持ってきた1番の理由は先程から暗すぎて意識を向けないと居るのかすら分からない中学生っぽい少年が中に着ているのが見えたからなのだ。

 

「(あいつはあの球が開いてから1回も近づいてねぇ。だとするとあいつは元から着てたって事だ)」

 

「あ、ありがとうございます」

「気にしないで。俺がやった事だから」

「うおっ!な、なんだ!?」

 

今度はヤクザが騒ぎ出し見てみるとヤクザの1人が上から消えていっていた。

それを目の当たりにしてる奴らは皆騒ぎだすが翔平、加藤、女性、少年だけは騒がなかった。

実際には加藤と女性は驚いて声が出なかっただけだが

 

「うるせぇ……とりあえず着替えてきていいよ。俺、知り合いの所行くから」

「(゜д゜)」

「……聞いてる?」

「……!!!( ゚д゚)ハッ!!!!は、はい!聞いてます!」

「良かった。それじゃ行くから」

 

翔平は、それだけ言うと加藤の所に向かってしまった。

 

「勝、どうなってる?」

「いや、分からない。どうやら俺らが来たみたいに何処かに飛ばされてるみたいだけど……」

 

加藤が周りを見るともう翔平、加藤、女性しか部屋には居なかった。

 

ジジジジジ

 

「……俺か。まだスーツ着てねぇんだけどな」

「翔ちゃん、どうする気だ?」

「とりあえず、飛ばされた場所着いたら着替える」

「分かった。じゃあまた後」

「あぁ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「住宅街……?」

「つーわけでさっきの奴殺せば賞金貰えるってゲームな訳」

「おい!それホントなんだろうな!」

「ホント、ホント。俺何回も賞金渡されてる人見てるから信じて良いよw」

「あの中坊……」

 

中学生が大人達に説明をしていてそれを真に受けた奴らが一目散に走り出す。

 

「……あれ?まだ居たんだ?てゆーか話聞いてなかった系?」

「そうだな…まずは簡単な質問。俺らはなんで生き返った?」

「………」

 

質問した瞬間、中学生が全力で睨む。

 

「タブーらしいな」

「アンタ面倒くさそうだなとは思ったけどこんなだとはな」

 

ジジジジジ

 

「勝かあの人か」

「まぁ良いやw。生き残れたら全部教えてやるよ」

「あん?」

 

振り返るとそこに中学生の姿は無かった。

 

「ッチ、どこ行った?それもスーツが関係してんのかよ」

「翔ちゃん、誰に言ってるんだ?」

「勝か。こっちの都合だ。まぁお前にも関係してるけどな」

「皆は?」

「ネギ星人って奴殺しに行った」

「!?そ、そんな…助けに行かないと!」

「辞めとけ。どんな奴かは知らないけど明らか多勢に無勢だ。今回ばかりはお前のお人好しも勘弁だ」

 

ジジジジジ

 

「あの女の人も来たな。とりあえず帰るぞ」

「…………分かった」

「あ、どうも」

「俺ら2人で送りますよ。言っても俺らもここが何処だか分かってないですけど…」

「ありがとうございます。その学ラン着てるんですけど大丈夫ですか?」

 

加藤のスーツを見るとどうやら全部の服を脱がないと着れないらしくおかげで体のラインが丸見えという事だ。

 

「全然大丈夫ですよ。勝、俺着替えてくるからその人よろしく」

「あぁ、分かった」

 

「(勝のあの表情……不安だけど流石に何も分かんねぇこんな状況であいつ1人は危険過ぎる)」

 

着替えながら翔平は暗い顔してる加藤の事を悩む。

 

「遅くなった。じゃあ行こうか」

 

3人で進もうとすると

 

ドンッ!

 

緑色の小さい子供が上から落ちてきた。

 

「なっ!?」

「キャッ!!」

「こいつ…」

 

三者三様に反応する。

やがて子供がこちらに気付くと直ぐに怯えた表情をして逃げようとする。

 

「待ってくれ!俺達は君を傷付けはしない!」

 

加藤は子供に対して話し掛ける。

 

「ったく………血だらけじゃねぇか。大丈夫か?」

「ね、ネギあげますから……」

 

そう言って子供はネギを翔平に渡そうとする。

明らかな命乞いだが翔平には関係ないので

 

「くれんのか?………ありがとな!」

 

満面の笑みで子供と話す。

 

 

ギョーン

 

 

ドォン!

 

不気味な音と共に壁が爆発する。

 

「ッチ!外した!」

「退けどけ!俺のもんだ!」

 

先程の中学生に感化されたヤクザ達が子供に向かって屋上から銃を撃つ。

それに気づいた子供が急いで走って逃げる

 

「待て待て待て!」

 

逃げたのを確認したヤクザ達は直ぐに追いかける。

それを少し離れて傍観していた翔平達は

 

「……とりあえず、行こうか」

「ごめん、翔ちゃん……その人の事頼んだ!」

 

そう言って加藤は直ぐに連中を追いかけ始める。

 

「おい!?バカ勝!ったく!!……僕1人で送ります」

「ありがとうございます…」

 

女性も先程のシーンが衝撃だったのか放心状態になっている。

しかしそれでも翔平に着いて歩き出す。

これによって女性は更に衝撃的な物を見なくて済むことになるのはまだ知る由もない。




こんだけ待たせてまだ大人のネギ星人すら出てきてないとか……
次回からは戦闘シーンに突入しますのでまた気長に待ってくれると嬉しいです。
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