GANTZ~another world line~ 作:Kurato
今話も遅くなってしまいました。
誤字脱字には気をつけましたがあったら是非報告お願いします。
後、中盤が少し変かもしれないです。
駅に向かう途中に女性と会話を繰り広げたおかげで女性は大分先程迄とは違い明るくなっていた。
ポンポロポン
突然不明な音が聞こえ始める。
「え?この音は一体…?」
「分からない…もう少し進んでみよう」
翔平の言葉でまた進み始めると進みに応じて比例する様に大きくなっていった。
「……ちょっとここで待ってて。何か分かったらすぐ戻ってくるから」
「はい…」
女性を置いていき翔平は迷うこと無く進んでいく。
「(何があんのか知らないけど進めば分かんだろ)」
無心で歩いていた翔平に驚愕な映像が目に入る。
「う"っ!」
翔平は目を背け吐きそうになる気持ちを抑え込む。
「(こいつは……あの老人か?)」
翔平には確信が無かった。何故なら人の見分ける方法である顔が吹き飛んでいて、服装でしか判断出来なかったからだ。
「(もしかしてこの音って警告代わりなのか?だとしたら少しづつ大きくなるのも分かるが……っクソ!……寝たら夢に出そうだ )」
翔平は逃げる様にその場から離れていった
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「あっ!どうでした?」
「………推測だけど…警告代わりみたい。ある一定のエリア出たら……」
翔平は思い出し口を閉ざす。
「出たらどうなるんですか?」
「……頭が爆発して死ぬ」
「えっ……」
「とりあえずさっきの通りに戻って、勝と合流しよう」
女性は翔平の言った事が信じられないのか、固まっている。
翔平は仕方なく手を引き連れていこうとすると
ヴォォォォ!!!
聞いたことの無いほど野太い遠吠えが聞こえてきた。
「キャッ!!こ、今度は…なんですか」
「さっきの通りの方からだ。………また俺一人で、ガシッ!
「あ、あの私1人だと…こ、怖いので……一緒に行ってもいいですか?」
「………分かった。一応自分が危険だと思ったら直ぐに離れる事」
「は、はい……」
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さっき加藤が向かった方へと進んでいくと
「ッツ!!止まれ!」
翔平は急いでストップをかけ女性を抱く様にして目の前の惨劇から隠す。
「えっ!?な、なんですか!?」
女性は急に隠されるとは思っていなかったのかかなり動揺している。
しかし翔平は離すどころか逆に力を強めてしまう。何故なら子供のネギ星人を追っていた連中が
皆死んでいるのだから
「(な、何だよこれ!?ま、勝は!!)」
「ちょ、ちょっと痛いです……」
「あ!ご、ごめん!」
翔平は女性の声で意識を戻し掴む力を少し弱める。
しかし決して離すことなく無残な景色が目に入らないように配所する。
「ヴォォォォ!!!」
目の前に急に緑色の巨体が降ってくる。
「今度は何だよ!!」
「ガァッ!!」
巨体は2人を確認すると直ぐに伸びた爪で切りかかってくる。
ヤクザ等に付いてきた切り傷はこいつが原因だろう。
ビリッ!
ワイシャツが破ける音が聞こえる。
「あぁ、ウザってぇ!!」
抱く様にしている為思う様に回避出来ず翔平はイラつく。
「ごめん!絶対目ェ瞑ってて!」
「え!え!?」
翔平は有無を言わさずお姫様抱っこをして走り出す。
「(とにかくこの子どっかに隠さねぇと!あの銃どこにしまったっけ!?)」
後ろからは獲物をしっかり逃がさないように巨体が追いかけ続けている。
いくら冷静を装っていても連続で悲惨な物を見ていては思考は全く回っていなかった。
「ガアァ!!」
「グッ!?」
爪を振り下ろした風圧で転んでしまうが直ぐに起きてまた走り出す。
と、ここで翔平が気付く。
「(走るスピードおかしくね?)」
後ろの巨体とはそんなに距離は開けてないが明らかに一般人以上のスピードが出ていた。
それでいて女性をずっと抱っこしているのだ。普通だったら走り出した途端に捕まっているだろう。
「(スーツのおかげか?もしそうだとしたら……やってみる価値アリだな)」
翔平は急に振り返り、蹴りを巨体に入れる。
ミシミシ!!ドコォ!
「っしゃあ!」
巨体は翔平の蹴りによりすぐ側の土手に転がり落ちていった。
「え、えっと……ど、どうなりました?」
女性は恐る恐る目を開ける。
「ふぅ……何度もごめん、そこで待っててもらえる?もちろん何かあったら直ぐに戻ってくるから」
「わ、分かりました」
翔平は土手を滑って巨体の下へと向かう。
「よし……さっきまでは逃げるしか無かったけど今からは違ぇぞ」
謎の部屋に居た時に手に入れた長物の銃を構えながら翔平は巨体と闘う準備をする。
「ガァッ!!」
「!?フッ!」
瞬間的に目の前に現れた巨体に驚きながらも身を屈め回避する。
上に撃つように上下にある内の上のトリガーを引くが
「……これなんで何も出ねぇんだよ!!」
数秒待っても何も出ず逆に巨体に殴り飛ばされる。
「ガハッ!」
気絶しそうな威力で壁に激突し、一瞬息が止まる。
「(クソっ…死んでねぇだけ全然マシだよな……)」
スーツには身体能力の向上だけではなく、耐久性もかなりのものらしい。
ガシッ!
「翔ちゃん!今のうちに逃げるんだ!」
加藤が巨体の首を絞めて気を引き付けている。
「ウガァァァァ!!」
「うっ、うっわァァ!!」
ドンッ!
加藤は翔平とはまた違う場所に吹き飛ばされる。
「勝!!」
翔平は先程までの痛みすら忘れて加藤の元へと向かう。
「おい!勝!しっかりしろ!!」
加藤は答えないが呼吸はしっかりしている。
「(気絶してるだけか…明らか俺より強くやられてたからな)」
「ズバヌ!ウバッ!」
巨体は加藤が目覚めてないのが分かると、翔平には到底意味の分からない言葉を叫び始めた。
「んだそれ………勝利宣言のつもりか…?」
「ナバヌ!!」
巨体は爪で翔平に切りかかる。
それを読んでいたかのように腕を掴みスーツで上がった能力をフルに使い爪を剥がす様に全て折っていく。
「ヌガッ!!」
巨体は痛みを味わった事が無いのか膝から崩れ落ちる様にしゃがんでしまう。
「まだだよ…」
ボコッ!!
腕を引き寄せ脇腹を全力で殴る。凹む様な擬音を出し、巨体は緑色の血を吐き出す。
誰の目から見ても翔平の勝ちは確信していた。
「ナバッ!ウガモ!!」
「それ命乞い?命乞いならもう少しわかる言葉喋れよ」
それでも翔平は攻撃の手を止めない。巨体は何とか掴まれている腕を離させ逃げようとするが今度は足を折る。
「逃がす訳無いじゃん」
「ネ…ネギ………あげますから…」
とうとう巨体は先程のネギ星人も言っていた命乞いの言葉を口にする。
「………いらねぇ。でも次俺ら襲って来たら今度こそ殺す」
翔平はそう言って巨体から離れようとするが
いきなり翔平の隣から謎の装置が現れ、巨体を捕まえる。
「オイオイオイwアンタそれで逃がす訳?どんな偽善だよww」
何も無かった空間から中学生が現れる。中学生の手には翔平が加藤に渡したY字型の銃を持っていた。
「中坊か…今度はなんだよ?悪ぃけどさっさと帰りてぇんだ」
「なら、いい事教えてやるよ」
「あ?」
中学生は翔平が壁に殴り飛ばされた際に置きっぱなしにした長物の銃を翔平に渡す。
「これ使ってそいつ殺せば帰れる」
「さっき使ったけど何もなんなかったぞ」
「上下のトリガー、一緒に引いたか?上下一つずつだけだと無意味だぜ」
そう言って中学生は何も無い壁に銃を構え撃つ。
ギョーン! ドンッ!!
「少しのタイムラグがあるけど今のこいつなら全く関係ねぇ。ほら、殺れよ」
「……どうしても殺さなきゃダメか?」
「あぁ、ダメだね。んだよ?さっきまで散々殺す雰囲気出してたのにいざとなったらこわギョーンギョーンギョーン
ドパッ!!ドンッ!
「別に?ただ汚れるなぁと思っただけだ」
中学生の言葉を無視し巨体に向かって撃った翔平の目には何も後悔は無かった。
ただ本当に自分の服や身体が汚れるのを躊躇って撃つのを躊躇していた。
ジジジジジ
中学生の頭からどんどん消えていく。
「じゃあな。先に行ってるぜ」
そう言って中学生は消えていった。
「ッチ……」
翔平は最早ただの肉塊となったそれから目を外し加藤の様子を見る。
「転送されてんな。よし、とりま一安心か」
「あ、あの……本当に死んでるんですか?それ……?」
蚊帳の外だった女性が翔平に聞く。聞き方からするに一部始終は見ていた様だ。
「うん…俺が殺した」
ジジジジジ
「あ、次俺だ。多分しばらくしたら飛ばされるんで少し待ってて下さい」
「…………」
女性は翔平に恐怖しているのか全く喋りかけてくる様子は無かった。
「(こんな簡単に生物殺す様な奴と一緒に居たら流石に喋らねぇわな)」
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「やっぱ服の汚れとかは落ちない訳ね……洗濯大変じゃねぇか」
「翔ちゃん!良かった!生きてたのか!」
「勝…ったく、俺からすりゃあ、おめぇのが良かっただよ」
「いや、翔ちゃんがやられてるの見たら[助けなきゃ!]って思って」
「余計なお世話だよw………でもまぁサンキュー」
翔平と加藤は久しぶりに話したからか、お互いに笑顔が浮かぶ。
ジリリリリリリリリリリ
「今回はそれなりに残ったな。ガンツ!採点を始めろ」
「おい、俺はてめぇに聞きてぇ事が」
「後だ。まずはこれを見な」
中学生は翔平に止められる前に翔平達に黒い玉に写った映像を見せる。
<それではちいてん
を始める>
犬
0点
やる気無さすぎ
「こいついっつも生きてやがんのww」
中学生は犬の結果らしきものを見て笑い出す。
巨乳
0点
翔平くんに守られすぎ
ビビり過ぎ
「…………」
巨乳と書かれた女性は翔平の方をちらり見ると顔を背ける。
「(…何か言いたい事があんなら素直に言えば良いのに……)」
それに気付いている翔平は、頭を掻きながら画面に目を戻す。
かとうちゃ(笑)
0点
泣き過ぎ
やられんのはえー
「グッ………」
加藤はこの意見に反論が無いのか言葉を詰まらせ顔が赤くなる。
「……なんつーか、ドンマイ」
翔平は肩を叩きながら励ます。
西くん
0点
total 87点残り13点
あと少しだーガンバレー
「……大分点数持ってんな」
「てめぇらより何回もやってるからな」
中学生は周りを見渡しながら言い放つ。
「だろうと思ったよ」
翔平くん
3点
total 3点残り97点
「なんだ、やっぱり雑魚だったかw」
「雑魚って事はこれより何十点も上の奴とかいんだな?」
翔平は中学生の言葉に確信を持つ。
「あぁ、そうだよwまぁでもアンタには丁度良いチュートリアルだったろ?ww」
「ふざけんな…!普通に人死んでんだぞ?なんでそんな風に言えんだよ」
「は?w元々死んでんじゃんwそれをこいつがチャンスくれたんだよ?」
中学生はガンツと呼ばれる玉を叩きながら言う。
「こいつがここに呼んでくれなかったら、アンタもアンタの友達の偽善ヤローも、もう居ないんだぜ?。」
「もう俺らが普通に生活するにはこいつが出してくるミッションをクリアするしかないって訳。まぁ俺的には普通の生活とかどうでも良いけどさw」
中学生は銃を構え始めまた話を続ける。
「ガンツ、リスト出せ」
ガンツから色んな人の顔写真が貼り出される。
「今度は何だ?」
「これが今まで死んできた奴」
1番下の列に老人やヤクザの顔が貼ってあった。
「今までこんだけ死んでる。俺はそれなりの数の奴見てきたけど全員意味も分からず死んでくんだぜwwあの時の表情って言ったら無いよねww」
今まで聞いているだけだった加藤が中学生の首を掴み持ち上げる。
「なんで助けてあげなかったんだ!!お前が教えてやれば救える命があったんじゃないのか!?」
「は?」
キュュイイン
中学生がスーツの力を入れ加藤の腕を掴む。お互いスーツを着ているので二人共痛みを感じる様子は無いが急に中学生が加藤に蹴りを入れる。
「別に俺は他人なんかどーでも良いんだよ。むしろバカな連中使って、俺が点数稼げば俺にとっては得しかねぇんだから。」
「……ッチ………」
中学生が自分にしか聞こえないくらいの声で喋る。
そして銃を取り出す。
「おい、偽善ヤロー」
「……俺の事か?」
「てめぇ以外に居ねぇよwお前、次俺になんかしてきたらソッコー殺す」
中学生が加藤を完全な目の敵にし、スーツに付いてる装置らしきものを操作する。
「一応言っといてやるが、ガンツの事ここに居る奴ら以外に喋ったり見せたら死ぬからな」
そう言って消えていった。
そして翔平は
「(あいつ…説明するとか言っといて勝に敵対して勝手に消えていきやがったし………)」
「大丈夫か?勝」
「あ、あぁ。大丈夫だ」
「とりあえず、どうする?もうそろそろ帰らねぇか?」
「でも、何もここの場所調べてないぞ」
「バカか?………」
「!?忘れてた!あ、あの!俺達もう帰るんですけど、一緒の格好してるんで良かったら一緒に帰りませんか?」
翔平に耳打ちされた加藤が急いで帰ろうとしてついでに女性にも声を掛ける。
「い、良いですか?……じゃあお願いします」
女性は少し考えたが変なスーツの格好に学ランは恥ずかしいと気付いたらしく翔平達に同行する。
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「じゃあな、勝。また明日」
「あぁ、明日」
女性、岸本恵と別れた二人は翔平の家の前で別れた。
翔平は家に入ると速攻でシャワーを浴びてベッドに横になる。
「(今日は色々有りすぎたな……あんな簡単に人間とか生物って死ぬんだな………っクソ!絶対夢でるだろこれ…寝たくねぇな……Zzz...)」
採点パートがそれなりに原作に寄せるつもりがどうしてこうなった。
西くんってこんなキャラだっけ?
めちゃくちゃ心配になります