全田転生(あ、憑依だわコレ)   作:夢心地

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物語の始まる前に(0話-1)

やあ諸君おはよう!半田(憑依)もとい通称全田だ。

生まれてから幾らか年代を飛ばして現在小学校高学年。

貞操逆転世界で超次元サッカーを望んだ俺だが…予想以上に凄まじい世界だ、だが後悔はしない。

(母)「真一、晩御飯よー」

…おっと、この世界での母さんが呼んでる、精神年齢2倍以上だろうと食欲には勝てない。

コホン、食事が終わったらやらなきゃならない事がある、それは記録を見ることだ、両親には反対されたが

この俺の手の中には今、無印最初のステージ、FF(フットボールフロンティア)のビデオがある!

これを目が擦り切れるほどに見てイメージを作るんだ。

休日や夕方はクラブチームで女子に混ざりながら練習、帰宅後はビデオを見てイメージ。

女子や奥様方の視線はあるが、なんてったってイケメンUP!がある以上割り切る、それ以上に強くならなきゃいけないからね。

本編だとどうだったか覚えてないが、収穫が1つ。染岡(ちゃん)と仲良くなる事に成功したのだ。

初期メンバー同士、かたや世界の初めてを奪った男(この世界じゃ女だけど)、かたや世界の門にすら行けなかった男だ。

本物の半田じゃないけど、並んでやらなきゃ男がすたるってモンだと思う

頑張れ俺、そしてモテるために!

 

[数日後]

…練習を続け分かった事がある。

それは成長までの長い道のりだ、とにかくに遠い、遠いのだ。

ゲームなら黙々とバトルを仕掛け続ければレベルも上がるが、現実はそうもいかない。

練習だけでレベルを上げるのはとにかく困難だろう、多分。

(染岡)「何ボソボソ言ってんのよ、ホラ水」

此処にいるピンク髪のショートヘアと泣き黒子が特徴の染岡(女)、強気だが凄く優しい。

(染岡)「誰が優しいだっての、練習続けるわよ!」

聞こえてたか―、まあ悩んでいても仕方ない、

一緒に練習してくれるんだし負けないように頑張らないとな!

「行くぜ染岡、俺の必殺技超凄いシュート!」

声と共に回転をつけ蹴り込む、ローリングキックの見た目だけ再現!

(染岡)「っと、甘い!」

容赦なく蹴り返してくる、これがキック力の差…うおあ!?

「ってー……まだまだぁ!」

 

[数時間後]

今日の練習も終わったが、必殺技を覚えられるレベルまではめっちゃ遠い。

自主練や体力作りをしていくしかないが、中学校に入るまでにどこまでレベルを上げられるか。

目標はレベル10、難しいし出来るかと言われると怪しいんだが。

(染岡)「半田、目指せFF…一緒に頑張るわよ!」

こう言われちゃ、やらなきゃ男じゃないさ!

__________________________________

 

全田(はんだ しんいち)

現状のレベル:5 現状の習得必殺技:イケメンUP!

 




何か割と正統派に頑張ってる気がしてくる不思議
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