将来の伴侶に達也を求めたら却下されたので四葉から家出します   作:僅かな希望

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遅くなってしまいすいません。

本来予定されていた入学編一話〜三話をオーバーロードというアニメを見ながら書いたせいか、アニメの登場人物のアルベドというキャラを模したみたいになってしまい修正していました。
ちなみにボツ案となった話ですが筆者もびっくり、なんと四話にして達也の家に望夢が住み始めました。
衝動に任せて書いた結果こんなことになるとは…。

一応その話は残っているので要望があれば投稿しようと思います。


入学編
一話


 時は流れ、私は無事に第一高校へと入学することが出来た。結果は言わずもがな主席。そして達也に拒絶され続け、遂に毎日。

 途中何度も心が折れかけたが、達也に褒めてもらうという目標のためだけにここまで頑張ってきた。これで褒めて貰えなかったら私はどうなってしまうんだろうか。きっとそんなことは無いと思うが少し気になってしまう。

 

 だがその前に、主席合格者としての答辞をバッチリと決めてしまおう。喋る内容はあらかじめ学校側が用意してくれるとのことだったので任せたのだが、是非とも四葉の名を冠する者としての答辞をお願いします、と頼まれてしまったたら仕方ない。お望み通りの答辞をするしかない。

 

 

 いよいよ私の名前が呼ばれる。私の名前が呼ばれるだけで会場にはどよめきが広がる。それでも私はあらかじめ決められていた内容を読んでいくだけ。それは勿論、ただただ当たり障りのない内容なのだがどうやらこんな内容でも響く人には響くようで沢山の人が真剣に聞いてくれている。

 

 ここで大体の内容を読み終えた私は少しだけ間を作り、会場全体を見渡す。それぞれ別の場所にいても目立つ達也と深雪さんを見つけることは随分と簡単だった。私はその二人に向けて少し微笑んでおいた。たったそれだけのことで会場からは「おぉ!」と言う声も聞こえてきたことに少し笑ってしまう。

 これから話す内容はそんな君たちに向けての、正しく意味を理解するのはもう少し後になるだろうが、重要な言葉なのだから。

 

 

「改めまして皆さん、私は四葉 望夢です。ここにいる大半の人は最近公開された四葉家現当主の娘、それも次期当主という情報に驚いたのではないでしょうか。では何故このタイミングで公開されたのか。その理由の真意を説明しましょう」

 

 

 これから話すことは、幸せな高校生活を送るための重大な布石だ。だから私はあえてこの場を借りて宣言する。

 

 

「これから二年間、私は一科生ニ科生問わず第一高校内限定で婚約者を探します。ただし興味のある方へは私からアプローチしますので、仮にそちらから過剰なアプローチがあった、もしくは私がアプローチしている人に何らかの危害を加えた際には四葉としての返答が来ることを理解しておいてください。以上です」

 

 

 ……やりきった!これで私が達也へとアプローチを仕掛けても誰も何も言えなくなったに違いない。後は達也に積極なアプローチを仕掛け、学校公認の仲にしてしまえばいくら達也といえど拒否できないに違いない。そして既成事実さえ作ってしまえばお母様であっても文句は言えないはず。

 

━━あぁ、我ながら完璧な作戦だ。……少しだけ待っていてね私の達也、貴方は私のものだから。

 

 




短いですがキリが良かったのでここまでにしておきます。
最後の文章だけでヤンデレ感が滲み出てますけどタグ追加した方が良さそうですかね…?
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