情報の整理がつかないんですけど   作:サモナ・シバ

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産まれてから

 

 

 

次に目を覚ました時、誰かに抱えられていた。でも、目が開かないため、目を開く事は諦めた。そして眠気に負けた。

 

 

眠気に負けたり突起物から飲み物を飲んだりし、数週間後にようやく目を開けることが出来た。で、薄々分かってた。気にしないようにしてた。けど、目を逸らす事も出来ない(物理的に)

 

赤ちゃんプレイとか勘弁してくれよ!(母親はとても美人だから良かったけど)

 

突起物は確実に母親のオパーイですね。目の前にあるし、本能に逆らえず吸っちゃうし。味? ・・・何も言えねぇ(恥ずかしくて)

周りが話してる言葉が分からんから情報が入ってこないし、今の所分かることは親や俺の種族がエルフって事だけ。それ以外は何も分からない。

 

・・・寝て待つか。多分、言葉もいつか分かるようになるだろうし。

 

 

 

 

一年が経つ頃には、立って歩く事が出来るようになった。俺の知る赤ちゃんより成長が早いのだろうか?

言葉の方は、俺の名前と場所が分かった程度。

 

エルフ達が住むここは大森林、更に奥に進めば壊滅の森と呼ばれてるらしい。なんでも、昔軍が奥に入って行った後、千人はいたのに、数人しか帰ってこれなかったらしい。恐ろしや。

 

最近は絵本を使って文字を教えられている。まだあまり分からんけど、頑張ればいけるはずだ。頑張れ俺!(英語とかダメだったけど)

 

 

 

 

更に一年。たどたどしくではあるが、喋れるし文字も読めるようになった。で、来年から魔法やら戦闘訓練やらをするらしい。森で生きるためだとさ。・・・どうしよ(汗)

 

 

 

 

ついに来ました戦闘訓練。剣を振り、弓矢を習うという子供達が待ち遠しくしていた日です。俺は憂鬱でしかない。

 

「両者武器を持って!」

 

相手は同い年の女の子。持ってるのは俺と同じ木刀。・・・けど、彼女には勝つことができない。

 

「開始!」

 

「はぁー!」

 

大振りの一撃。横に一歩ズレて避け、続く薙ぎ払いをしゃがんで避ける。そして、その隙を逃さず剣を振り

 

()()()()()()()()()()()()()()

 

その隙に女の子は魔法で矢を放った。純粋な魔力の矢は貫通力に特化しており、木刀では防げない。魔法で障壁を張り、矢を防いで直ぐに走り出す。女の子も同じく駆け出し

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

次の瞬間に頭に衝撃が走り、俺の意識は飛んだ。

 

 

で、起きたら夕方だった。まあ、森だから真っ暗だけど。

にしても、代償って本当に凄いな。運命を捻じ曲げてるのがよく分かる。()()()()()()()()ってこんな感じなのか。本当に凄いなこれ。

 

弓は射っても向かい風や追い風、横からの突風で必ず外れ、近距離戦では足下がぬかるんでたり滑りやすかったり石があったり、魔法は回復魔法以外まともに使えない。酷いなこれ。

 

・・・親に捨てられたりしないよね?

 

 

 

 

一年経って捨てられました。

フラグ立てるんじゃなかった・・・

 

 

 

 

 

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