紅い瞳で撃ち抜いてッ!   作:小鳥遊やよい

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いざ出発!

「ハイカラスクエアー、ハイカラスクエアー。お降りの際は足元にお気をつけください」

 

 

着いたっ!ハイカラスクエアっ!

 

 

 

「あれー、わかばギアじゃん。もしかして初心者?」

 

 

 

 

駅のホームで吸い込まれそうな緑色の瞳の女の人に話しかけられた。

急に話しかけられて緊張...しない?!

 

 

「あっ、はい!あたし、リコっていいます!」

 

 

これも瞳の効力?便利じゃん!

 

 

「へー、元気だね。私はヨモギ。今からナワバリバトルしに行くの。

 よかったら一緒に行かない?」

 

 

「ぜひ!」

 

 

 

ヨモギさんはランク30の人だった。得意なブキはもみじシューターらしい。

 

 

簡単なナワバリバトルのルールを聞いているとすぐについてしまった。

 

 

 

「ここが...ロビー...」

 

 

思ったより大きくて、びっくりしてしまった。

 

 

「ねえ、」

 

 

ヨモギさんが話しかけてくる。

 

 

「何でしょう?」

 

 

ヨモギさんは黄色い車を指さした。

 

 

「なんか食べよ!お腹すくよ!」

 

 

◆◇◆◇

 

 

「結構ボリュームありますね...」

 

 

「でも美味しいんだよね...、あっ!ハイカラニュースの収録してる!」

 

 

「はいからにゅーす?」

 

 

「そ。時間によって変わるエリアの情報とかフェスの情報とか教えてくれるんだ。

 でもやっぱりテンタクルズってかわいいよねー!リコちゃんはどっちがタイプ?」

 

 

白いイカさんと黒いタコさんを交互に見てあたしは言った。

 

 

「白いイカさん...」

 

 

 

 

 

ヨモギさんは震えている。え、まずいこと言った?えーとえーと...

 

 

 

 

「そうだよねっ!ヒメちゃんかわいいよねっ!イイダちゃんもかわいいけど!」

 

 

 

よかった、そういうあれかー。

 

 

 

「じゃあそろそろ行こっか!」

 

 

 

「は、はいっ!」

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

ロビーに入るとたくさんの部屋があって、迷いそうだなと率直に思った。

人間界の映画館みたい。

 

 

あたしたちはまだ誰もいない部屋に入った。

 

 

イスと大きな机があって、机の真ん中にはお菓子が入った小さなカゴが置いてあった。

 

 

ヨモギさんはいそいそとカゴに手を伸ばしている。

 

 

ヨモギさんが5個目のチョコレートを食べているとき、部屋のドアが開いた。

 

 

 

「こんちゃー!あ、ヨモギだーっ!その横の子はー?」

 

 

「あっ、コマチだ!この子はね、リコっていうの。バリバリ初心者だから

 優しくしてあげてね」 

 

 

「こ、こんにちは!リコっていいます!よろしくお願いしますッ!」

 

 

「リコちゃん、よろしくな!オレはヒロ。ランクは23!」

 

 

「あたしはねー、コマチっていうのー!ランクは18だよー!よろしくねー!」

 

 

「ウチはランク20のアカネってゆーねん!よろしくやで!」

 

 

「私はルリ。アカネの妹です。ランクはアカネと同じ、20。よろしく」

 

 

「オレはミナト。ランクは...31だっけ、リコちゃん、よろしくね」

 

 

「......!(かっこいい...!」

 

 

 

「さーて!全員揃ったし!」

 

 

 

「始めよっかー!」

 

 

「「「「「「「「おー!!!!!!」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

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