リコ→紅(赤とは違う) わかば
ヨモギ→緑 もみじ
ヒロ→黒 クラッシュブラスターネオ
アカネ→赤 カーボンローラー
ルリ→青 スシベッチュー
ミナト→水色 スクイックリンα
コマチ→紫 パブロ
アカネとルリは双子です
いよいよ初めてのナワバリバトルが始まる。
場所はバッテラストリート。
ピンクチームにはあたしとミナトさん、それからコマチさんと...
ヨモギさんとは離れちゃった...
緑チームにはヨモギさんとアカネさんと、ヒロさんとルリさん。
なんかピンクチーム、一人少ないよね?
「それは作者のミスだよ!」By作者
なんかメタ発言聞こえたけど気にしない!
3
2
1
Start!
「頑張ろーねー!3人で勝つよーっ!」
「オレらで頑張ろっか」
「......はい!」
◆◇◆◇
順調に進んでいる。スペシャルが貯まって、インクアーマーってのを無事に使えた。
「ナイスー、リコっちー!」
「リコっち?!」
「ありがとな」
橋の下に来た。多分真ん中。
うーん、橋の上の方がいいかな?
その時。
「やーらーれーたー!」
コマチさんの声だ。
続いて、
「やられたっ!」
ミナトさんの声も聞こえる。
やっば、あたしぼっちじゃん
とりあえず比較的安全な橋の下に呼んだ方がいいかな?
「か、カモンっ!」
二人のジャンプマークがつく。
「よいしょおおぉぉ!ありがとリコっちー!」
「じゃあ、頑張ろっか!」
試合時間は残り1分30秒。戦況はこちらが不利。
頑張んなきゃ!
「あたし、橋の上いきます!」
「危ないよー、リコっち!」
「中央は激戦区だよ...?大丈夫?」
「大丈夫...!行ける気がするからッ!」
気づけばあたしの体は動いていた。
◆◇◆◇
「あっ、リコちゃんなんかすごくない?」
「初心者の動きではない、よな」
「おもろくなってきたなー!」
「......」
「よっしゃ!オレが正々堂々勝負してやるよ!どこだー?」
「ここですよ」
あたしはヒロさんの背後に回った。
「クラッシュブラスターだぞっ!こここ怖くないのか?!」
「別に...?」
「さよなら」
「ぎゃっ」
「うおおおおおっ!!!!!!背後からとか正々堂々としてないぞっ!」
「負け惜しみはアカンで、ヒロ...ってうわあ...、リコ、何する気なん...?」
「こういうことです」
「びゃっ」
「うわあああああっ!!!!!!ヒロがわめくから!!!!!!」
「負け惜しみはよくないよ、アカネ...って...ヒッ」
「もーーーー!!!!!!ねーさんがうるさいから!許さないっ!」
「リコちゃん、ってこんな子だっけ...おっとアメフラシ、よいしよっ」
◆◇◆◇
なにこれ、インクの雨?
クラクラしてきた...
もう、ダメ...
「おーっと、獲物発見!さっきの仕返しだかんなー!」
「せやでせやで、おりゃあああああ!!!!!!」
薄れゆく意識の中で見えたのは、コマチさんのジャンプマーク。
「リコっちー!助けに来たよー!すーーぱーーじゃーーーんぷ!」
「「あばばばば」」
スーパージャンプのインクで、目が覚めた。
「コマチさん、助けに来てくれたんですか?」
「もちろーん!協力って大事だからねー!ね、ミナトくん?」
ミナトさんのジャンプマークが浮き出てくる。
「よっと...。そうだよ。お疲れリコちゃん。あと30秒、行くよっ!」
◆◇◆◇
試合が終わった。
自分でも何をしたかあんまり覚えていない。
ただ覚えていることは、助けに来てくれたコマチさんの頼もしさと、
お疲れ、と言ってくれたミナトさんの優しく微笑んだ顔───
◆◇◆◇
「目、覚めた?」
「......?!」
横になったあたしを心配そうにのぞきこんだのは、まさかのミナトさん。
「みみみみミナトさん?!」
なぜこうなったのかはしっかり教えてくれた。
試合が終わった直後に急に倒れてしまったこと。
ロビーから一番家の近いミナトさんが、あたしを運んでくれたこと。
そしてここはミナトさんの家だということ。
「......そうなんだ、ありがとうございます、ミナトさん」
ミナトさんは笑って返してくれた。
「どういたしまして。堅苦しいからタメ語でもいいよ。あと...
ミナト、って呼んでほしい」
「────!!」
あたしはコクコク頷いた。
状況は整理できないけど、おいしい展開だってのは分かる。
転生、してよかったかも。