FGO微課金ユーザーが『HUNTER×HUNTER』の世界にいく話   作:あきしょう

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今回は主人公の狂気度は低めです。
一回作ったのを作り直したら遅くなってしまった。
すまない……本当にすまない。


試験で忙しい方が執筆がはかどるとか……どうなっているんだ!!


強いサーヴァント、弱いサーヴァント、そんなの人の勝手!

 ハンター試験を受けてからおよそ半年。

 毎日毎日ガチャも引けずひたすらクエストで石を集めるだけのつらい日々であった。

 

 しかしハンターとはすごいもので、ハンターライセンスさえあれば、どんな情報でも簡単に手に入れることができた。

 

 この半年そうやって集めた情報をもとに、西に暴れる魔獣が出たと聞けば退治しに行き、東にならず者に苦しめられている人がいると聞けば助けに行くなどして、今まで以上のペースで石を手に入れていった。

 

 そして!

 そしてようやく!

 

 この間、新たなサーヴァントを引くことができました!!

 

 よっしゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!! 

 

 あの時の光景は今思い出してもにやにやがとまらない。

 だから俺は今、かつてないほど機嫌がいい。

 実際今朝もキルアから電話でなにか頼まれごとをされたとき、用件も碌に聞かないうちに快諾したほどだ。

 キルアからは「誰だお前! 気持ちわる!! 本物を出せ!」とかなんとか言われたが、そんなガキの言葉など全く以て気にならない。今なら沖田さんがバトル中に血を吐いて石を割ることになっても笑って許してしまえそうである。

 

 彼女の希望で現在休暇を取らせているから紹介できないのが非常に悔やまれるぜ。

 

 思い起こせば長かった! 本当に長かった! 最後にエルバサを召喚してからおよそ一年半! ようやく来た三体目のサーヴァントだ! 

 彼女が星3とか色々と性格的に難がありまくるサーヴァントだとか言いたいことはあるにはあるが、そんなことは関係ない! もう召喚できたという事実だけで十分だ!

 

 強いサーヴァント、弱いサーヴァント、そんなの人の勝手! 本当に強いマスターならどんなサーヴァントでも勝てるように頑張るべき!

 

 俺はその言葉を世界中にいる全FGOマスターに伝えたい!

 

「……あいつ、さっきからなに泣いたり笑ったりしてんの? なんかの病気?」

 

「……まあ、そんな感じです。あまり気になさらないでください」 

 

 そして今はキルアの頼みでヨークシンに行く前に、1つの依頼をある同行者と一緒に片付けている最中だった。

 その同行者の名前はポックル。

 ハンター試験で俺と同期だが、ぶっちゃけ印象が薄すぎてよく覚えていない。なんとも急にぽっくり逝ってしまいそうな名前である。

 

「おい! 縁起でもないこと言うな! 喧嘩売ってんのか!?」

 

 はっはっはっは! すまんすまんポックル君! 大丈夫! 君にも活躍するときがきっとあるさ、例えばぽっくり逝くときとかさ!

 

「……本当にどうしたんだよあいつ。絶対にあんなキャラじゃなかっただろ。めちゃくちゃ気持ち悪いんだけど。失礼なところは全然変わってねえけどさ……」

 

「……本当にすみません……」

 

 こんな感じで、俺たちは森の中を、沖田さん、俺、ポックル君、エルバサという順に一列にならんで進んでいた。

 ポックル君にはエルバサの『禁句』はあらかじめ教えてあるが、エルバサはどんなことで切れるのか俺でさえまだ完全に把握できていない。彼の身を守るためにもできるだけポックル君をフォローする必要があるだろう。

 

「お願いします! マスター! どうか元の人でなしのマスターに戻ってください! 普段のマスターならここで『もし禁句を言ったら責任をとってエルバサを鎮める生贄となってもらおう。文字通りな!』とか言っているはずです! 本当に気持ちが悪いです!」

 

「ふむ……私からなんとも言えんが、なんかこう、今のマスターを見ているとアキレウス並みに虫唾が走るな。殺したくなる」

 

 なんだか後ろと前でサーヴァントたちが失礼なことを言っている気がするが、まあ許してやろう。彼女たちも普段から俺のために色々と頑張ってくれているのだから何かと不満をため込んでいるのかもしれないな。今度、何か美味しいものでも食べにつれていこうかな?

 

「マスタああああああ!!」

 

 こんなにも気をつかってやっているのにも関わらず、恐ろしいものでも見たかのように絶叫をあげる沖田さん。今日はいつにもましてテンションがおかしい。

 

「ま、まあ。なんだ。急に依頼に同行させてもらってありがとな」

 

 話題を変えるようにポックル君がそんなことを言ってきた。 

 

 俺は前からポックルと親交があったわけではなく、昨日突然、電話でポックルから俺の依頼に同行させてほしいと頼んできたのだ。

 

 今回の依頼は、森の生態系を破壊している外来獣を討伐してほしいというものだ。討伐対象は森の奥深くにいるようで、森の異常に気付いて調査したハンターたちが発見した時にはすでにかなり成長してしまっており、並のハンターでは返り討ちにされてしまうほどの強さだったという。

 

 そこで白羽の矢が立ったのが、ここ2年間で、そういった面倒というか、困難な依頼を次々とこなしている俺たちだったというわけだ。こちらとしてもせっかくの依頼を断る理由は特になかった。

 

「俺は世界中にいるまだ未発見の生物を見つける『幻獣ハンター』になるためにハンターになったんだ。この森も珍しい動物が多くてな、前から入りたいと思ってたんだが、管理人から俺では実力と経験不足だとけんもほろろに断られた。そんな時、お前が依頼でこの森に入るって聞いてな。ダメ元で連絡してみたんだが、本当に同行を許可してくれるとは思ってなかったぜ」

 

 俺とポックルは同じハンター歴0年といってもキャリアが違う。キャリアとは、そのまま信頼度につながっている。ポックルでは門前払いな依頼も、俺と一緒なら可能になるというわけだ。まあ死んでも自己責任だってちゃんと言ってたし、それなら俺としてもついてきても全然かまわなかったのでオーケーした。

 

「それに」

 

 ポックルはちらりと先行する沖田さんとエルバサを見て、

 

「いろいろと見てみたいものもあるしな」

 

 と小さな声でポツリと呟いた。

 

 

 

 

 結論から言おう。依頼は無事達成された。

 

 外来獣は沖田さんとエルバサの手によって塵も残さず消え去った。比喩表現では決してない!

 もしもあれで生きているようなことがあったらもうあの生物を殺す方法など絶対にないと断言できる。

 外来獣の姿は森の王といってもいいぐらい大きく恐ろしいものだったが本当にかわいそうといってもいいような死にざまで、見慣れた俺はともかくポックル君は青い顔をしていた。

 

 しかしそれ以上にポックル君は俺のサーヴァントたちの戦いに何か考えさせられるものがあったのか、帰り道の途中で、

 

「俺の戦いを見てどう思った?」

 

 と聞いてきた。

 その顔は至極真面目なものであり、本気で意見を聞きたいということが如実に伝わってくる。

 

 ……ふむ。どう思ったか、か。

 

 彼の戦い方は言ってしまえば慎重で地味だ。身体能力はそれほどでもないが(俺と比べればすさまじいものだが)、弓矢を得意とし、時には毒物も扱う。格下相手には真っ向から戦うこともあるが、基本は隠れて弓矢で先制攻撃からの不意打ちといった戦法だ。

 サーヴァントは当然として、同じこの世界の人間であるゴンやキルア、それにクラピカ(レオリオは知らん)に比べても派手さはないが、一方でそれは常に安定した戦い方をしているといってもいい。

 その点だけは沖田さんやエルバサも少しは見習ってほしい。いやマジで。

 

 だが、なにより彼の戦いを見てなにより注目したことはやはり、

 

 アーチャーなのに、弓を使うなんて凄い!

 

 ということにつきるな。

 

「意味わかんねえよ! 狩人が弓を使わねえで何を使うんだよ! からかってんのか!」

 

 俺は真剣に返答したのにも関わらず、まるで馬鹿にされたかのように怒り出すポックル君。誠に遺憾である。

 

 アーチャーが弓矢を使うわけねえだろうが!

 アーチャーと言ったらな、銃とか砲弾とかならまだマシで、剣とか槍とか電気とか、挙句の果ては羊とかイルカとかを投げる奴らのことを言うんだよ!

 通常攻撃が弓のくせに肝心の宝具が弓じゃない奴もいるしな!

 アーチャーでマトモな弓を使う正統派な英霊など希少である。少なくとも俺は召喚できる気が全くしない。

 弓を使う。それだけで評価に値する偉業なんだよ!

 分かったか!

 

「分かんねえよ! こっちがこんなに悩んでるっつうのにお前はよ! 聞いた俺が馬鹿だった!」

 

「悩みですか? もしよかったら沖田さんに言ってみてください。ダメダメなマスターの代わりに私が相談に乗りますよ!」

 

 ……ダメダメマスター。

 いや、いいんだ。気にするな俺。

 ダメダメサーヴァントの沖田さんが何をほざくかぶっ殺すぞ、なんてことは全くこれっぽっちも思っていない。

 大丈夫大丈夫。俺は今何でも許せる気分なんだ。だから大丈夫……のはずだ。

 

「ああ、実はな……」

 

 そう自分に言い聞かせながら、ポックル君の話を聞く。

 

 どうやらハンター試験には、念能力の習得という裏試験なるものがあるらしい。そしてポックル君も念の習得の特訓をしており、なかなかうまくいかなかったが、最近ようやく成長の兆しが見えてきたらしい。

 それ自体はいいことなのだが、そうなると今度はどういった能力を作りたいかによって訓練の仕方が変わっていくそうだ。だからどんな能力にすべきかいろいろと悩んでいるという話だった。なるほどなるほど。

 

 ちなみに今考えている能力は、オーラの色によってさまざまな性質を持った矢を飛ばして攻撃するといったもののようだ。例えば赤なら当たったものを燃やす効果、橙ならすさまじいスピードを持つ効果といった感じで、様々な場面に対応できるようにしたいらしい。

 

 そんなポックル君の話を長々と黙って聞いていた沖田さんだが、

 

「そうですねえ。思うところは色々あるんですがまず……」

 

「……まず?」

 

 それは歴戦の天才戦士、沖田さんの言葉だ。そのアドバイスには他の人にはない重みがある。

 ポックル君が沖田さんの回答を待ち、緊張からかゴクリとつばを飲み込む。そして、 

 

「アーチャーなのに弓を使った念とは驚きました!」

 

 と沖田さんは答えた。それな! 

 

「お前らもういい加減にしろ!!」

 

 

 ……その後、

 

 

「見る限りポックルは自分のステータスの低さを技術や薬物などの知識で補おうとするきらいがあるようです。それは素晴らしいことと思いますが、やはり決定力に欠けますね。ですから念能力ではその欠点を埋めるか、それかそもそも勝てそうもない相手とは相対したりしないようにする能力を作るのはいかがでしょう。少なくともあなたが今考えている能力では私はさほども脅威を感じませんでした」

 

 という沖田さんの至極まっとうで厳しい意見を聞いたポックル君は、帰りの道中ずっと、思案気な顔をしていた。

 

 確かにポックルは毒も得意なんだし、某緑茶さんみたいな『祈りの弓』とか『顔のない王』とか相性バッチリだと思う。

 彼にはぜひよく考えて修行に励んでもらい、アーチャーにふさわしい『発』を完成させてくれることを願っている。

 でも俺個人としては

 

 ステラァァァァッ――――――――――――!

 

 だと面白いな!

 

 

 

 

 

「本当に今日はありがとな。いろいろ参考になった。なんかあったら言ってくれ! 微力ながら協力させてもらうぜ!」

 

 握手を交わしながらそんなことを行くくるポックル君。うんうん。やっぱり人助けというものはいいことだな!

 

「……そういえば、良く俺の携帯の番号を急に調べることができたな」

 

 そして別れる直前、俺はふと気になったことを尋ねた。

 俺は自分の携帯番号を教えた記憶は一切ない。ポックルも俺が依頼を受けたことを知ってからよくもまあ短時間で俺の電話番号を調べられたものだ。なにか特別な伝手でも持っているのだろか。うらやましい限りだ。よかったら俺にも教えてほしい。そんなことを考えていると、 

 

「え? 沖田から教えてもらったけど」

 

 と信じられないことを言い出した。

 

 …………は? 

 

 おい、こいつ今なんつった?

 沖田さんが……番号を教えた? いつのことだ? 俺は知らんぞ!

 

「ああ、試験後に沖田からよかったらって番号が書かれたメモをもらって……。知らなかったのか?」

 

 そういえば、俺はキルアにも俺の電話番号など教えてはいなかったのに、今朝普通に電話かかかってきたことに今更ながら気づいた。なるほどー、そういうことだったのかー。

 

「………………」

 

 そっかー。沖田さんかー。沖田さんが俺の個人情報をどばどばと流出させていたのかー。

 全くも―! 沖田さんったら! マスターの個人情報をうかつに漏らすなとか言わないと分からないのかな? このダメダメサーヴァントめー!

 

「……ほどほどにしといてやれよ」

 

 俺の長い沈黙に何かを察したらしいポックルがそんなことをいってきたが、それに対し俺は朗らかな笑いという形で返答した。

 

「……わりい、沖田。せめて安らかに成仏してくれ……。じゃあまた何かあったら連絡するわ! またな!」

 

 最後にそう言い残し、逃げるようにポックルは去っていった。

 

 そしてすべての諸悪の根元の沖田さんはというと……

 

「いやー。じゃあもういい時間ですしご飯を食べに行きましょう! 麻婆豆腐以外でお願いします! あれ食べると血を吐くんで!」

 

 自分がとんでもないことをした自覚もないまま、のんきにそんなことを抜かしていた。

 

 沖田殴っ血KILL。

 

 この瞬間、俺の頭の中で何かがちぎれる音がした。

 

 さっき『強いサーヴァント、弱いサーヴァントそんなの人の勝手! 本当に強いマスターならどんなサーヴァントでも勝てるように頑張るべきなんだ』とか言ったが……前言撤回する。やっぱりサーヴァントは選ばなきゃだめだな。まず手始めに、このダメダメサーヴァントをどうにかしてやろう。

 

「あれ? マスター。なんで無言で沖田さんに近づいてきているんですか? 令呪まで出しちゃって! 冗談はやめてくださいよー!」

 

 最後にみんな! 沖田さんの犠牲を無駄にしないためにもこれだけはしっかりと覚えておいてほしい!

 

「……ま、ますたー? ほ、ほら! さっきまでの気持ち悪いぐらいの笑顔はどうしたんですか! そんな怖い顔しないでください! マスター! ごめんなさいごめんなさいそれだけは勘弁してください! マスタあああああああああああああああああ………………………………」

 

 個人情報流出ダメ、絶対!

 

 

 

 

 

 ヨークシンシティとは、ヨルビアン大陸西海岸に位置する都市の名前である。

 多くの巨大ビルが建ち並び、まさにthe都会といった感じの都市であるが、この都市の目玉といえばやはり毎年9月に開催される世界最大のオークションだろう。

 

 毎年数多くの珍品・貴重品が競売にかけられるため、それを目当てに金持ちや一攫千金を狙う人々が集まる10日間の大競り市。犯罪組織による闇のオークションも多数存在する。

 

 今は普通ににぎわっているように見えるが、一年半ほど前、とある二人の少女と1人の青年によってこの街を牛耳る巨大マフィアの一つとその下部組織が皆殺しにされ、街の勢力バランスが一気に崩れるという信じられない事件が起きた。それをきっかけにこの街では大抗争が起こっていたがつい最近ようやく終息したという背景があったりする。

 

 そしてそのヨークシンシティのとある広場の一角に、二人の少年が座っていた。

 

 彼らの名はキルアとゴン。

 

 この間まで天空闘技場で念の修行に励んだ後、今はゴンの父親のジンに会うために『グリードアイランド』というゲーム機を探している最中だった。

 その『グリードアイランド』はここヨークシンのオークションで出品される予定ではあるが、最低予想落札価格は89億ととても二人に手が届く金額ではない。それを落札するためにもともとあった8億を増やそうとして、逆にほとんど失ってしまい、何か一気に大金を稼げる方法、もしくは何かの伝手を求めてとある青年と待ち合わせていた。

 

「それで、おかしいってどんな風におかしかったの? キルア」

 

「何もかもだよ。なんかすごいご機嫌だったし、俺が頼む前から『あ、じゃあ今ヨークシンの近くにいるしそっち行って詳しい話聞くわ。なに気にするな! 俺とお前の仲じゃないか』とか言うんだぜ……。一瞬偽者かと思ったぜ。ていうか今でも疑ってる」

「うん……まあ、それはちょっと変だね」

 

 できればそんな気持ち悪い彼とは会いたくないなーなんて話をキルアとゴンがしていると、

 

『お、おい! あれ、例のあいつじゃないか?』

『ああ、手配書も街中に貼り出されていたからよく覚えているぜ。確か何の理由もなく下っ端を皆殺しにされたマフィアが怒って懸賞金をかけたとか。……せっかく逃げられたのにのこのこやって来て、あいつ殺されるぞ』

『お前知らないの? ああ、そういえばあの時すぐこの街を離れたんだっけ。実はな、あのガキ追ってたマフィア、逆に戦闘部隊と幹部とボスを皆殺しにされて壊滅したんだよ』

『え……、結構でかいマフィアだったよな。それが……壊滅?』

『ああ、全員首をきれいに斬られて現場は凄惨だったらしいぜ』

『あれをきっかけにかろうじて保たれていた勢力バランスが崩れてこの街ではしばらく大規模な抗争が続いたんだ。死者もかなり出たし、落ち着いたのはつい最近だよ』

『だからヨークシンではあいつのことは『悪夢』と呼ばれて今でもタブーなんだ。女の方もやばいらしいぜ。マフィアも知らぬ存ぜぬでいくつもりらしいし、お前も死にたくなかったら目、合わせんなよ』

『わ、分かった!』

 

 なにやら周囲が騒然としだし、彼らの待ち人の目つきの悪い青年の姿が見える。しかしどういうわけか人通りが激しく混雑しているにも関わらず、彼の前だけがモーセが海を割ったかのように道ができていた。周囲も決して彼と目を合わそうとしていない。

 そして彼の隣には、えっぐえっぐと泣きながら『私はマスターの個人情報を流出させたダメダメサーヴァントです』と書かれた看板を首からぶら下げた沖田がいた。

 そんな光景を見た二人の反応は、

 

「特に変わった様子はないね」

 

「あれー? おっかしいなー。確かに電話で話したときには変だったのになー」

 

 というものだった。

 

 

 

 

「ぐりーどあいらんど?」

 

「うん、俺たち、どうしてもそのゲーム機を手にいれなければならないんだ! このとーり! 協力してほしい!」

 

 ゴンは自分の勝手な都合で呼び出したことを謝罪し、自分たちの事情を説明し始める。

 

 ゴンはともかくキルアとしてはダメで元々程度の提案だったのだが、

 

「ああ、知っているぞ。というかやったことがある」

 

 という意外な答えが返ってきた

 

「本当! ひょっとしてそのゲームを持ってる人とか知ってたりする?」

 

 その様子を見てゴンはキラキラと期待したような目で彼を見つめるが、次に彼の口から出た言葉はゴンが期待していたものではなかった。

 彼の顔はとても嫌なことを思い出したかのように険しい顔で、

 

「知るか! もう二度と俺はやらんぞ! あんなクソゲー!!」

 

 と言い放った。

 

 

「「……え?」」

 

 

 




新サーヴァントの説明は次回で!
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