VRゲームで進撃の巨人~飛び立つ翼達~   作:蒼海空河

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戦闘開始アオイはどうなるのか。


トロスト区南の荒野の戦い

 戦いの時は来た。

 

「代表は討伐を開始してくださいッ!」

「俺達にとってはこれ以上ない有利な状態だ。抜かるなよ」

「はいっ!」

 

 ラッパやトランペットなどを駆使して特別に招聘された音楽隊が荘厳なフォンフォーレを奏でる。

 気持ち街の方の騒音が静まった。

 この音楽が奏でられたということは俺達が戦闘を開始した合図であり、その後はトロスト区上空で立体機動を市民に見せるイベントもあるからだ。

 緊張からかじとりと掌に汗がにじむ。

 

(大丈夫……大丈夫……何度も練習してだろうアオイ。それにいつもギリギリの戦いだったが今回は最高のシチュエーション。負ける要素は、ない!)

 

 20体あまりいるが全て通常種。

 体格も5m前後を中心に8m級が最大。

 巨人の弱点であるうなじ部分は体格差に関わらず縦1m、横10cm――――つまり小さくなればなるほど、大きさに対して弱点部分が広がり、討伐しやすくなる。

 奇行種らしき不審な動きを見せた個体は榴弾の一斉砲撃で撃滅している。

 

 新型ぶどう弾による金属片で再生する巨人の間接部分にはたっぷり鉛が捻じ込まれている。動きがかなり鈍い。

 家屋や立体機動用の丸太も各所に設置済み。

 さらには数10cm~1mの溝や落とし穴にはまり動けない個体もいる。バタバタをアリ地獄に嵌っているかのように手だけを動かしている。

 

 討伐数稼ぎのスペシャルタイム。

 これで死んだら末代までの笑い者だ。

 リヴァイ兵士長がブレードを引き抜き戦闘体勢に移行した。

 俺も同様に準備する。

 

 カチ……。

 

「3数えたらいくぞ…………1!」

 

 呼吸を整える。

 

 俺とリヴァイ兵士長の距離は5m。

 巨人は3つのグループに分かれている。

 左はリヴァイ兵士長が近く、右は俺が近い。中央は等距離。

 

「ふぅ~……2!」

 

 大きく深呼吸、全身に酸素を万遍に行き渡らせる。

 

 本日は晴れ。

 快晴だった早朝と違い雲は増加傾向。雲量は8分の3でそれでも快晴に近い。

 太陽が雲に隠れて対象が見え辛くなる可能性は低い。

 

「ふぅ……――」

「つ……ッ――」

 

 一瞬の空白。

 同時に走り出し、左右に分かれる。

 

「「――3ッ!!!」」

 

 バサッとマントを閃かせ、俺達は空中の人となった。

 しかし興奮していたこのとき、装置が発していた異音を俺は聞き逃していた……。

 

 カチ……カチ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 50mの高さを誇るウォールローゼ壁上からのノーロープバンジー。

 顔から真っ逆さまで急速に大地へと落下する。

 激しい空気抵抗から風を全身に浴びつつ、視線は敵を捕らえ続けている

 

(巨人は……Tの字配置で五体。一番下に今俺はいるわけだ。ならッ!!)

 

 お菓子を取られた子供のような泣き顔の巨人が第一目標だ。

 目測――6m級。

 口を開けながら万歳している。(おれ)が落ちてくるのを今か今かと待っているのだろう。

 大人しく喰われるつもりは毛頭無い。

 しかし巨人が顔を上げているので必然的にうなじが頭部に隠れている。

 手も広げている以上無理に狙うのは愚策。なら――ッ!

 

 パシュゥ!

 

 引き金を絞り、後部の噴出を利用しつつ落下軌道を逸らす。

 相手の背後が見えた。

 

「ガラ空き、だぁ……っ!」

 

 バシュと2つのアンカーは敵の弱点部位に直接穿つ。

 一瞬身を捩るような仕草をするが既に時は遅し。

 全力でガスを吐く出す装置の音を背にしつつ、水平に巨人の首へと迫る。

 

(ここだ――ッ!)

 

 アンカーを引き抜く。制動操作装置(ブレーキ)を巧く調整しつつ抜いたのでほどよい速度。勢いは止まらない。

 

 ザシュンッ!

 

「――――――ぉぉ」

「まず1……」

「ぁぁぁぅ!!」

「うわっ――とぉ!!」 

 

 俺の背後からすかさず敵が掴もうと剛腕を振りまわす。

 一度回避したあと、すかさず近くにあった固定丸太にアンカーを刺して移動する。

 その動きに精彩は無い。

 油の切れたブリキ人形よろしく、脚も腕も不規則な動きを止めながら、それでも無理やり動かそうとしているのが判った。

 間接部にめり込んだ金属片が効果は発揮している。俺は後で技術班に新型ぶどう弾は有効であると報告しようと思いつつ動きの鈍った巨人のうなじを刈り取る。

 これで2体。リヴァイ兵士長も危なげなく3体討伐しているようだった。

 

 

 

 

 

 新型ぶどう弾によって動きの鈍い巨人。

 罠に嵌って首だけだした巨人。

 こちらの動きに付いてこれず棒立ちの巨人。

 付近に居た巨人を倒したところで計5体。

 順調なすべり出しに心の中で満足していたところでリヴァイ兵士長と俺の間に集まっていた巨人の集団へとアンカーを向け突き進む。

 リヴァイ兵士長も自分のところに居たグループは殲滅し、攻撃を開始している。

 巨人は挟み内の格好になった形で俺達のどちらに向かうか迷っている風だった。

 これなら楽勝かな……そう思っていたそのとき。

 

 それは突然起こった。

 

 グリンッ!!

 

「――コイツらッ。アオイ気を付けろ!!!」

「え――――ッ?」

「「「うォォォォォォォォォォ!!」」」

 

 リヴァイ兵士長が何かに察知したのか大声で注意を促す。

 返事をする間もなく。巨人が一斉にそれぞれ俺とリヴァイ兵士長の方へと振り向いたのだ!

 

 いやそれだけじゃないっ!

 今まで緩慢な動きの奴らは目が覚めたように、猛然とダッシュしてこちらへと走り始めた。

 フォームはめちゃくちゃでも荒々しく大地を蹴りあげ、砂煙の津波とともに数体が突撃してくる。

 正面からやりあうのは危険だ。

 

(奇行種だったのか!? いやでもッ。とりあえず距離を――――?)

 

 かしゅ……。

 

「なぁ――!? ガスが!?」

 

 俺はこのとき、ワイヤーを巻き取りながら一気に奴らへと肉薄しようとしていた。

 ワイヤ―を巻き取り別方向に射出して距離を離そうと空中で回転している途中。

 

 カランカランと甲高い金属音を耳が拾う。

 

(ガス管が外れている!? こんなときにくそがぁ――!)

 

 数m先には大地に寂しく転がっている2本のガス管本体。

 あれが無ければ立体機動装置などただの重しでしかない。

 

 何故だッ!?

 朝確認したときには確かに付いていた!

 設置不良? 交換をしていなかったから? ボルトが緩んでいた? 無茶な軌道でズレかかっていた? 

 

 判らない判らない判らないッッッ!?

 タイミング最悪で外れるとかツイてなさすぎる!

 

「ぐ、かはぁッ!?」

 

 ずざざと投げだされるように地面に転がった。

 地面から3m程度の高さが幸いした。

 これで10mとかの高所だったらぞっとしない。

 ゴロゴロと転がりつつなんとか受け身だけはとれたのですぐ立ち上がる。

 だが頭上に影が差す。

 巨大な何かに押し潰されるほどの圧迫感。

 

(っておいおいおいおい!?)

 

 ヤバイと感じて即座に横っ跳び。

 

「ぅぅぅぅぅぅォォォォォォ!!」

「ってばかちゃれがぁぁぁッ!」

 

 砂場でフラッグ取り競争でもするかのように全員がヘッドスライディング風に突進しきやがった!

 もくもくと砂煙が周囲を覆い隠す。

 

「えほッ! えほッ! 距離取らねえと……」

 

 回避には成功したがガス管は間違いなく奴らの下敷きだ。

 不幸中の幸いだが砂煙で上からは俺の様子が見えないはず。

 即座にアイテムボックスからガス管を取り出し取りつける。

 カチンと嵌り、少し揺らしても外れそうにはない。

 

 なんだよ……偶然不良品でも引き当てたのか?

 確かに普段、ガス管はアイテムボックスに放り込むときはあるがそれでも不良品が混ざってるとか…………。

 

「今はごちゃごちゃ考えてる時じゃない――――ッ!?」

「うおおぉぉぉぉぉぉッッッッ!」

「でーーーーっ!? しつこい男は嫌われるってぇぇぇのォォォォォ!?」

 

 煙の中から吠えながら突進してくる巨人。

 マップ機能で方向が判っていた事もあり、間一髪で避けることに成功する。

 地面を滑りながら走った勢いで砂煙は一気に吹き飛ばされた。

 目の前にはうなじが晒されている。

 

「じゃあぁぁまじゃぁぁぁぁぃッッ!」

 

 ザシュン!

 

「ォォォォォォォォ」

「「「おおおおおおおおおおお!!!」」」

「うるせいなあもうっ!」

 

 一瞬他の巨人共も迫ってきたかと思ったが違う。

 今の「おおお」は遥か頭上から響いてきた歓声だ。

 たぶん俺の様子をハラハラしながら見ていたのだろう。

 

 巨人がまた飛びかかってきたかと思ってびっくりしたわ!

 

 距離を取るためアンカーを壁に突き刺し一気に移動。

 他の数体はやっと立ち上がったところだ。

 俺を見ようとしてるのか視線を頭上から感じる。

 

 ふと上を見る……身を乗り出した所為なのか、足を滑らせた女性が宙を舞っていた。

 俺の真上で。――――え?

 

「きゃ、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」

「落ちてんじゃねえよもうっ!」

 

 空中から女の子がってかッ――飛行石でも持ってから落ちやがれってんだ!

 厄介な事が大挙して押し寄せるなよもうっ!

 しかも兵士達が突然のことで固まったのか誰も動かねえしッ。

 舌打ちしたい気持ち一杯で半ば条件反射でトリガーに力を入れる。

 

 上昇しながら両手を広げる。 

 

 ドスンッ!!!

 

「がふ!?」

 

 一瞬目の前が暗くなるほどの衝撃がどてっぱら腹を襲う。

 当たり前だ。

 この女性が何キロか知らないが物理の自由落下で考えると衝撃時はとんでもない重量になる。

 むしろ受け止めれたこと事体、軽い奇跡だ。

 強烈な下方向へと力を受け、ワイヤーが火花を散らしながら数m伸ばされる。

 吐きそう……うぷ。

 

「きゃあぁぁぁぁッ…………え?」

「うぇ、きっつ……お前落ちるなよ莫迦野郎ッ!」

「ご、ごめ――ひッ!」

「な、にぃぃぃ!?」

「ォォォォォォォォォォ!」

 

 やばいッ痛みで一瞬今の状況が頭から飛んでいた!

 巨人がすぐ目前まで迫っている。

 避けるには――

 

(駄目だッ女性は離せないし、でも――!!)

 

 借りに女性が40キロだったと仮定しても瞬時に躱すには速度が足りない。

 せめて相手の気を一瞬逸らせれば――様々のことが脳を駆け巡る瞬間、

 

 パパァァァン!!

 

(黒の煙弾!?)

 

 巨人と俺達の間を通せんぼするように上から煙弾が煙を壁を作りながら撃たれた。

 相手の歩みが一瞬止まる。

 

「今だっ!」

「きゃッ!」

 

 ワイヤーを巻き取りながら即時撤退。

 上昇する途中で上から誰かが下りてきた。

 誰かと思ったら、

 

「ハンジさんッ!」

「やあ間一髪だったねっ。警備に来たらいきなりアレなんだもん、冷や冷やしたよもう」

「すいません、いろいろ不運が重なったもんで……」

 

 ブレーキをかけながら速度を緩める。

 本当に助かった……。

 朗らかに笑うハンジさんが女神のように輝いているよ……。

 

「そちらの女性……いやお嬢ちゃんかな。私が責任を持って上に送り届けるよ」

「あ、はいお願いします」

「……ど、どうも……」

 

 よく見たらまだ幼さの残る少女だった。

 金髪碧眼の典型的な外人さんだ。

 ミカサやアニのような綺麗系というより、クリスタタイプの可愛い系。

 将来有望そうな少女だった。

 

 ハンジさんが手際よくベルトで自分と少女を固定していく。

 なんか救難ヘリで要救助者を釣り上げるような人に見えた。どうでもいいことだけど。

 

 そしてハンジさんが眼下を見下ろしながら言う。

 

「それで君はどうするんだい?」

「どう、とは?」

「私個人としてはあの巨人達の動きには涎が出そうなほど興味があるんだけど……」

「あーいつもの病気ですか」

 

 この人はいつもブレないなぁ。

 

「だけど危険だ。確実に始末した方がいいだろうね。リヴァイの方はもう方が付きそうだけど、真下にいる3体……どうする? リヴァイや私達が協力して殺ろうか?」

「…………」

 

 俺はリヴァイ兵士長の方を見てみる。

 巨人達に追われつつも目にも止まらない速度で次々で巨人を殺していっている。

 危なげない戦いだった。

 

 俺の中で2週間を過ごした思い出が蘇る。

 才能あると言われた回避能力だが、奴らから逃げる時は地面を走る回るという無様な姿だった。

 このままで終わるのは、正直に言えば癪だ。だったら答えは1つ。

 

「やります。これじゃあ終わった後リヴァイ兵士長にドヤされますし」

「そっか。じゃあ後はお願いするねー」

「あ、あのがんばって……ください……お掃除さん」

「お、おそうじって…………。あ、ああとにかく頑張るよ」

「あはははははは、それじゃあねー!」

 

 そういえばバンダナで顔隠してたなー。

 確かに三角巾みたいにバンダナで口回りと頭を隠してたなー。

 

 お掃除の時はリヴァイ兵士長にドヤされてたから似たような付け方しちゃった部分はあるけど……。

 

「でも掃除ってないだろう。……なあ?」

 

 真下にいる巨人になんとなく聞いてみる。

 

「ォォォォォォォォォォォ!」

「はぁ……むなしい……。とっとと、やりますかッ!!」

 

 

 

 この後先ほどの体のキレが嘘のようになくなった巨人3体に遅れを取ることもなく終了し、討伐は無事終了した。

 先ほどの奇行種みたいなダッシュの仕方……そういうタイプだったのか、それとも別の要因があるのかは判らない。

 考えるのは上に任せよう。今の状態じゃあ情報も少なすぎるし。

 

 何やら賛辞とともに近づこうとした貴族や商会達が一斉に動こうとしたが止められていた。

 そんなに広くないし、先ほどの少女が落ちた件もある。

 不審な動きは許さないといったところだろうか。

 たださっきの少女だけは近くに来てお礼を言ってきた。

 

「あの……さきほどはありがとうございましたッ! よ、よろしければお名前を聞いても……?」

「あ、あー名前かぁ」

 

 ちらりとハンジさんとリヴァイ兵士長を見る。

 リヴァイ兵士長は知るかと言わんばかりにそっぽを向く。 

 ハンジさんは笑顔でいいんじゃない? と言っていた。

 じゃあ、いっかな……子供ならそこまで悪いことにならないだろうし。

 

「一応秘密になってるから俺の名前は言い触らさないならいいけど」

「あ、は、はい! 2人の秘密ですね!」

「あーうん、そういうもの、なのかな?」

 

 女の子ってそういうの好きだね。まあ別にいいのだけど。

 

「じゃあ2人の秘密で。…………アオイ、アオイ・アルレルトって言うんだ」

「アオイ……アオイ……じゃあアオ様で! えへへぇ~~♪」

「アオ様はやめて……」

「えーーー命の恩人は大切にしなさいってお父さんにも言われてたもの! アオ様、アオ様~~♪」

 

 聞く耳もたねぇー。

 様なんて勘弁してくれと何度もお願いしたが結局それが訂正されることはなかった。

 この後は補給本部でガスの補給と昼食を取った後、トロスト区での立体機動実演が残されている。

 体も疲れていたし、丁度いいだろう。

 市内は観光客でごった返しているので壁上を歩いて途中まで移動したあと降りる予定だ。

 貴族や商会の人達も同様。

 3列の縦隊を築きながら歩く。

 兵士達がさっきみたいな事故が無いように観客を囲うようにして歩いている。

 

 俺やリヴァイ兵士長は先頭を歩いている。

 疲れているのにごちゃごちゃと自己紹介やらを受けたくないからだ。

 

「~~♪ ~~♪ ~~♪」

 

 何故この少女だけ横にいるのかが不明だが……。

 身なりがいいし、立ち居振る舞いも品があるように思える。

 貴族のお嬢さんなのかもしれない。

 

「あ、そうだ私の名前言うの忘れてましたっ」

「そういえば、そうだね」

「えっと確かこうやって……」

 

 両手でスカートを広げていた。

 

(うわーリアル貴族の挨拶だ。見るのは初めてだけど、背筋がピンとして綺麗だな……姿勢が)

 

 きちんと片足を斜め後ろに引いて、もう片方の足は軽く曲げているようだ。

 確か『カーテシー』っていったっけ?

 ヨーロッパの女性のみが行う伝統的な挨拶方法とか。

 それ以上は詳しくないけど。

 

「えーっと、おはちゅにおめめにかかります? エーヴァ・フリータ・アールトネンといー……いー……イスマス?」

 

 何故某有名RPGの廃墟のお城が出てくるのか。サーロインさんが地下で眠ってそうでいやだ。

 言い間違えは微笑ましいからいいけど。

 

(……ん? アールトネン? あれどっかで……)

 

 若干引っかかりを覚えたが思い出せないので大したことじゃないのだろう。

 

「適当でいいんじゃないか? 俺は気にしないし」

「ダメっ、お父さんが貴族はしゃんとしないといけないってゆってた! いー、いー、いたがきます?」

「まあ、いいけど……」

 

 今度はボクサーの寒いダジャレになったな。

 適当に聞き流しつつ、変わった貴族のお嬢さんと知り合うことになったのだった。

 

 

 

 

 ■   ■   ■

 

【ミッション】――【VSリヴァイ!! 巨人の討伐数を競えっ!!】――――9体撃破!

 

《報酬一覧》

・ナック・ティアスが『俊敏(移動速度上昇)』習得

・トーマス・ワグナーが『生存本能(回避能力上昇)』習得

・ミリウス・ゼルムスキーが『協調性(連携能力上昇)』習得

・ダズが『忍耐力(頑強上昇)』習得

・フランツ&ハンナが『絆(同スキル所持者がいると全能力微上昇)』習得

・ミーナ・カロライナが『即応態勢(次の行動を迅速に取れる)』『俊敏(移動速度城署)』習得

・104期訓練兵団希望者、50名増加

・駐屯兵団の兵士練度が10%上昇

・マルコ・ボットが『秀才(成長率中UP)』『支援(支援攻撃能力上昇)』習得

 

 




エーヴァはオリキャラですが特に重要な人ではないですが、貴族の知り合いって強いですよね。
彼女の名前でピンときた方はおそらく想像通りです。
まあ本人は出てこないですけどね(^_^;)

20体撃破を期待した方々は申し訳ありません。リヴァイ兵士長がいる上でこれじゃあ無理ですので。
巨人が鬼湧きするのではなく、各個体が強くなる――厄介になる嫌なパターンでした。

ハンジさんファインプレー。エルヴィン団長の好判断が無ければ危険な状況だったり……。

次回はエルヴィン団長の回です。






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