Ideal・Struggle~可能性を信じて~ 作:アルバハソロ出来ないマン
内容的には想角改名と武装の再補充・換装で終わります。
後書きに更新分を書いておいたのでお時間ある方はお読みください。
5月下旬。未確認IS襲撃事件のほとぼりも冷め始め、流行の移り変わりが早い学生たちは既に6月に控えた学年別個人トーナメントに向けて各々が不安や焦燥、期待など各々が抱える物に突き動かされる様に慌ただしくなり始めた今日この頃。俺は自身の物となったパートナーたる想角の武装を再補充する為に山田先生のご同伴の下で次世代IS運用総合統括研究所に足を運んでいた。本来なら送られてくるはずのそれら装備品をわざわざ取りに行くのには理由があり、ついでならこの想角の名前も俺が決めた『ユニコーン』に改名したいと思っていたからだ。さらに、桜井主任からは追加装備が手に入るとまで煽られては行かないワケにもいくまい。その一報を織斑先生から連絡され、山田先生も同行するとの事だったので予め予定を空けていた今日、ようやく足を運んだ次第ということになる。
研究所の所在地に到着すると、防犯用のフェンスが幾重にも設置された門の前にISスーツを身に纏った女性が一人立っており、桜井主任から渡されていた招待状を手渡すと既に話が通っていたのか、お待ちしておりました、と言われ門を開けてくれた。案内されるまま敷地に足を踏み入れると、まず最初に目に飛び込んできたのは日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、中国の8か国の国旗。それが堂々と風を切っている研究所の屋根飾りを眺めながら、歩行者専用路を山田先生と二人で歩いて正面の建物の玄関に到着する。
中に入ると、受付嬢が即座に立ち上がり此方までやってきた後、90度以上のお辞儀をしてから桜井主任を直接ここ玄関ホールに呼び出した。その待遇の良さに思わず口を開けてしまい、唖然としながら山田先生を見ると山田先生も驚いているようで少し震えていた。
「堺くん!待たせてしまったかな?」
「桜井主任!お久しぶりです」
「ははは、まだたったの数週間だろう。いやしかし、学生ならそういう感覚にもなるのかな?山田先生も、おはようございます。」
「おはようございます。本日は堺くん共々お世話になります」
「あっ――お、お世話になります!」
暫く来客用のソファーに座らさせられ、待機していると桜井主任が小走りで此方にやってきたのを見て立ち上がり、桜井主任と握手を交わしながら久しぶりだと声を掛けたが学生と社会人では時間間隔が違うのか、数週間程度で久しぶりは言い過ぎだと言われてしまった。山田先生が頭を下げたのに俺が頭を下げないのも可笑しな話で、しまったと思いながら急いで山田先生を真似るように頭を下げた。
「こちらこそ、今日は宜しくお願いするよ、堺くん。ではまず、想角の改名から、だったかな?」
「はい。想角は言ってしまえば、開発中に付けられた『X』だと思うんです」
「試作という意味の『X』だね」
「はい。俺は想角に認められ、今も一緒に居ます。それに、見てください」
「アクセサリー状態の想角かな?一角獣とはまた、美しいじゃないか」
首から掛け、服の内側に隠していたブローチを取り出して見せながら、想角はあくまで束さんが名付けた物で俺が付けた物ではないことを最初に念押す。それを見た桜井主任は純白に輝く一角獣のブローチを見て感嘆の息を漏らした。
「想角は俺の相棒です。だったら、付けられた名前ではなく俺が付けた名前にしたいんです」
「なるほど。名前と言うものには付けられる事に意味がある。人物然り、土地然り。意味のない言葉と言うものは存在できないからね」
「だから俺は、何かに想いを馳せる角を持つ者という意味ではなく、俺が掲げる想いを理解して共感してくれたコイツを『ユニコーン』と名付けたいんです。丁度待機アクセサリーの形も一角獣なので験担ぎにもなるかと思って」
「ふむ――――『ユニコーン』......貴婦人と一角獣。私のたった一つの望み。可能性の象徴。貴婦人と一角獣に含まれる解釈の一つに、たしか『理解』という第六感を意味する解釈があったはずだ。さては、そこからとったね?堺くんも中々にロマンチストじゃないか」
「あ、あはは......わかります?」
「分かるともさ。確かに良い名前だ。可能性の獣『ユニコーン』。堺くんがやってきたことと照らし合わせれば、ぴったりの名前になるだろう。堺くんは決して可能性を捨てないからね」
「――お願いできますか?」
「お安い御用さ」
名前は付けることに意味がある。それは人物名だけでなく、土地にも、物事の何もかもがそれを証明しているだろう。意味を内包しない言葉は存在しない。だから俺は、束さんが名付けた『想角』ではなく、俺自身に同調してくれたこの機体に、俺が名前を与えてやりたかった。桜井主任は俺がなぜ『ユニコーン』という名前を付けようと思ったかをすぐに見破ってしまい、まさかその場でぴたりと当てられるとは思ってもいなかった。ロマンチストと称され、照れくさくなった俺は恥ずかしさに顔を赤らめながら後ろ髪を掻いて誤魔化した。良い名前だと言われ、俺との相性も良いと言われた事で若干の自信が湧いてきて、桜井主任にやってくれるかと訊ねると桜井主任は任せろと言いながら胸を張った。
「改名処理実行。機体名『想角』から『ユニコーン』へ。スペル確認。『Sokaku』から『Unicorn』へ......スペルミスなし、改名処理完了。終わりましたよ。これからはしっかりと名前を読んであげてくださいね」
「ありがとうございます」
「助かったよ、城戸くん。では堺くん、山田先生、次は工廠へ。ユニコーンを丸裸にしておくわけにはいかないだろう?」
「......?」
「えっとですね堺くん。工廠というのは、武器や弾薬をはじめとした軍需品を開発・製造・修理・貯蔵・支給する施設のことを指すんですよ」
「なるほど。つまり、着替えですね」
「お色直しと言った方がいいかもしれないがね」
眼鏡を掛けた女性が素早く改名処理と認識コードの書き換えを済ませ、俺にブローチを返してくれると、桜井主任は手早く挨拶を済ませて俺たちを工廠へと案内してくれるという。工廠の意味が分からず悩んでいると山田先生がこっそりと教えてくれたので、工廠の意味は覚えておこうと思う。日常的に使わない言葉なので、どうしても想像が出来ない言葉だった。今からユニコーンに、装備を再補充するらしく、その肝心の武器庫に向かっているということでいいのだろう。案内されるままに施設の中を歩き、件の工廠に辿り着いた。案内の最中に主任に直接案内されているせいか、廊下ですれ違う職員の皆さんからお辞儀をされるのが妙にくすぐったい感覚だった。
「――――すごい。研究所の中に、こんなに巨大な空間が......」
「我々がこの区画を学生である君と、教師である山田先生に見せるのはあなた方を信用しているからです。故に、ここの事は工廠を一歩出たその瞬間から忘れて頂く必要がある。堺くん、お願いできるね?」
「は、はい......!」
「おっと、不安を煽りすぎたかな?まぁ口外しなければいいと言うだけの話さ」
「は、はぁ」
余りにも巨大なその空間に思わず声を上げてしまうと、桜井主任が口調を強くして念を押すように聞いてくるので思わず強張った態度で返事をするとすぐにいつも俺と話している表情に戻り、肩を軽く叩きながら内緒事は得意だろう?と聞いてきたのでそれに苦笑いをしつつ確かに結構秘密を抱えてるよなぁ、と、隠している事を脳内で数えていくと3つほど数えた所で鬱屈としてきたので考える事をやめた。
「じゃあ、さっそくユニコーンを展開してくれるかな?」
「了解!来い、ユニコーン!」
案内された区画のテープで区切られた枠内に立たされ、ユニコーンを呼び出すと即座に光が身体を覆いユニコーンを纏って、光が収まっていく。
「じゃあそのまま降りて、暫く弾薬の補充なんかも見ていこうか。普段見れないからきっと面白いと思うよ」
「じゃあ、是非」
ユニコーンに前面装甲を解放させ乗降用の取手を掴みながら降りると、青色のツナギを着て、右腕に黄色のワッペンを付けた作業チームがロシアの国旗がプリントされたコンテナを積んだ作業車を誘導してユニコーンのすぐ脇にコンテナを降ろすと手早くコンテナの扉を開け放ったチームはコンテナの中身の、7.62mm頭部マシンガンのようなソレを引っ張り出し、俺の眼前に晒した。
「此方は7.62mm頭部マシンガンの改良型で、現在ユニコーンに搭載されている物よりも記述する程の物ではありませんが連射速度と砲身冷却速度が僅かに優れており、給弾機構を改良することにより装弾数を約60発増加させることに成功した新型です。また、従来の弾丸ではなく超音速戦闘下でも空気抵抗に影響されにくい弾速と超重量を誇る逸品です。まず、頭部マシンガンを此方のマシンガンに交換します」
そう言いながらユニコーンのコアや装甲各部位に端子を繋げ、タッチパネルを操作しつつ作業員の方々はユニコーンの頭部アーマーを解放し、内臓されているマシンガンを取り外し、新しく装備するマシンガンをインストールし始める。
「欠点が1つだけ存在し、超音速戦闘下を想定して作成した為、それ以下の速度で連続使用をすると視界不良に陥ります。ご注意ください。現在改良品の作成をしていますが、開発が難航してます」
「は、はぁ......連射しなければ問題ないんですよね?」
「ええ、ただ夢中になって撃ち続けると煙幕を張ったような状態になるので、本当に気を付けてくださいね」
取扱説明書というか、一枚のA4サイズの紙に要注意事項を非常に分かりやすくまとめた物を貰い、軽く目を通しながら書かれている単語が分からず混乱する。SHSってなんだTってなんだ。理解できない単語の羅列に頭が痛くなり、後で読むために折り畳んで持参してきたファイルに仕舞うと、インストールが終了したのかユニコーンの頭部アーマーを戻して空になったコンテナを作業車が移動させ、それと入れ替わるようにして2台のトレーラーが作業員に赤色灯で誘導されながらやってきて停車した。1台のトレーラーにつき二人掛りで積載されたアメリカの国旗がプリントされたコンテナを開き、中に積まれている物が相当重いのかレールを降ろしてからそれを滑らせる様にして持ち出してきた。
「こちらは米国からの支援品で、ハイパー・バズーカを2基補充します。散弾では使い難い上に自爆の危険があるという意見を参考に、弾頭を散弾から近接信管榴弾に変更しました。操縦者からの要請で連射性能を3倍ほどに引き上げた結果、装弾数が5発から3発に減っています、注意してくださいね。また、利便性を上げる為に追加レールに対艦3連装ミサイル・ランチャーを装備しています」
ユニコーンのバックパックにマウントするように設置された2基のハイパー・バズーカと、その砲身のレールに固定されている対艦3連装ミサイル・ランチャーのインストールが即座に完了する。が、トレーラーは出ていかず、中から更に追加の装備を降ろし始める作業員たちを見て納得した。
「続いて、またも米国からの支援品です。継戦能力に与える影響は僅かですが、初動の火力を増やす目的で両肩上部にマウントして固定する使い捨て式の対艦3連装ミサイル・ランチャーです。デストロイモード時にも干渉はしない高度にマウントしているので影響は少ないと思いますが、腕を40度以上の角度で上げようとするとバックパックと干渉してしまうので、その点は注意してください。更にまたまた米国からの支援品で、両脚部外側に装着する3連装ミサイル・ポッドです。小型自律兵器に苦戦を強いられたという報告から対空ミサイルを3発搭載しています」
そこで米国のコンテナは空になったのか下げられ、これで最後なのかとおもったら、追加のコンテナがクレーンに運ばれて降りてくる。が、今まで見た中で一番大きなコンテナでその巨大さ故に作業員たちは今まで以上に声を張り上げ、慎重に作業を進めながら途中で何度も荷卸し地点を確認しつつ、20分以上の時間を掛けて丁寧に床に降ろされた。作業員が安全確認をしてから手元のスイッチを押すとイギリスの国旗が描かれたコンテナが屋根から開いていき、四方にコンテナの外壁が広がるようにして中に収納されていた兵装群が照明の下に照らされた。
「此方のコンテナが最後になります。まず、破壊されたビーム・マグナムを再補充します。此方の変更点は外付けされていた冷却装置が内部機構に組み込まれたのみで、他は一切変更されていません」
「見た目がスッキリしましたね」
「――外観を変えずに内部に仕込むのは、意外と大変だったんですよ」
要必読用紙で団扇が作れそうになるくらいの厚さになったそれにうんざりしながら話に置いていかれない様に必死に食いついていると、外付けの冷却装置が内部に収まった事でシャープになったデザインのビーム・マグナムが5人の作業員が手作業で持ち運び、降ろしているのを目撃したのでついスッキリしたと言葉を発すると、現場の大変さを少し零した作業員は咳払いをしてから手元の資料を更に1枚、俺に渡してきた。
「続いて、今回のメインディッシュになります。此方は英国から提供されたレーザー、ビーム兵装技術を当研究所が採用し篠ノ之博士から提供された『サイコフレーム』と、当研究所が作り上げた『Iフィールド』を一つの兵装に集約したものであり、操縦者が一番最初に要望していた大型の盾を実現した兵装です。名前は『アームド・アーマーDE』。DEとは
全ての装備がユニコーンにケーブルで繋がれ、インストール待ちが発生しているが作業チームは与えられた仕事をやり遂げたようで、既にそのほとんどが撤収作業に移っていた。
「ありがとうございます。これでまた、誰かを守るために戦えます」
「我々の仕事は、操縦者の要望に可能な限り応えることですので。また何かあれば、何時でも言ってください。可能な限り対応させて頂きます」
「なるべく大切にしますよ」
「アームド・アーマーDEだけは本当に大切にしてくださいね。お願いしますよ、他の兵装とは桁3つ違うレベルで資金投入してるので、本当にお願いしますよ」
「わ、わかりました......気を付けます」
作業員1人ずつ握手を求めると、心良く軍手を脱いでから握手を交わして、最後に説明をしていた作業員にも握手を交わす。その際に感謝の言葉を述べると、俺の意見を可能な限り反映してくれると言うので頼もしさを感じながら大切に扱うと言うと突然肩を掴まれ、『アームド・アーマーDE』だけはマジで壊すなよお前という目線と口の圧力を掛けられ、製作費まで言われ、これは本気で壊してはいけない装備だと理解しつつ、気迫に押されながら頷いた。
全ての兵装がインストールされたことで、一気にゴツい見た目となったユニコーンの装甲を撫でる。
「随分と格好良くなったね」
「桜井主任、ありがとうございます。これでまた、何かあっても守れそうです」
「いいや、私たちも君に心を救われた身だ。堺くん、私たちは君が万全の状態で戦えるように、全力を尽くして応援する。だから君は、君に出来る事をやりなさい。私たちも私たちに出来る事をする」
「――はい!」
「いい返事だ」
最後に、桜井主任と握手を交わし、男の約束をする。場所は違えど、戦いの意味も違えど、自分に出来る事をやり遂げる。桜井主任にそう誓われ、俺もそれを誓った。
帰り道、山田先生が俺に射撃技術の上達方法などを自己流ではあったが話してくれた。かなりタメになる物が多くあったので、今度訓練をするときに試してみようと思う。
ちなみに今回が特別だっただけであり、次回以降はアームド・アーマーDEが破損したりしない限りは全て学園に送られてくる定期補給で修理・再補充が出来るとの事だった。
想角→ユニコーンに改名。
・ユニコーンの武装一覧。
1.7.62mm頭部マシンガンC型Ⅱ
ロシアの技術工廠がユニコーンの『デストロイモード』時かつ全速移動時の超音速戦闘下での使用を想定し作成した新型マシンガン。オリ主の命中率が6割を超えており的確に命中させることが可能だと判明したため牽制用ではなく予備兵装として機能するように改良された。初速は想角時代に搭載されていた急造品と異なり、実に1030m/s(マッハ3超)を記録する。また、超音速戦闘下の空気抵抗に押され弾道が逸れない様に銃弾の重量は7.62mm弾とは思えない脅威の400gにまで増強させた超重金属弾を使用している。この重量はISに装備させる事を前提とした為、歩兵用兵装としては使用できない。装弾数が1門240発から300発へと増加しており僅かながらに継戦能力が上がっている。連射速度と砲身冷却速度も改良されているが記載するほどの物ではない。弾薬ベルトはSHS-T(スーパーヘビーシェル-トレーサー)・SHS-AP(スーパーヘビーシェル-アーマーピアシング)×4の割合で装填されている。しかし、その圧倒的な初速を得る為に炸薬量を増大させた結果、亜音速以下の戦闘状態での無間隔連続使用時においてはその発砲煙により視界不良に陥る問題点が挙げられている。
2.ハイパー・バズーカ+対艦3連装ミサイル・ランチャー
散弾による広範囲攻撃に巻き込まれたオリ主の意見から弾頭を目標近辺に接近した際に自動で起爆する近接信管榴弾に切り替えた280mm大口径対艦無反動ロケット兵装。更に速射して破棄したいオリ主の要請で速射性を大幅に向上させたが装弾数が2発減少し3発になっている。装弾数減少を補う為に砲身に装着された拡張装備用レールに対艦3連装大口径ミサイル・ランチャーを装備している。また、両肩上部に『デストロイモード』時の装甲展開に干渉しない位置にも1基ずつマウントされているが腕を地面に対して水平に伸ばした状態を0度とした際の肩の仰角が40度以上確保できなくなるので、戦闘行為を開始した際には即座に発射しパージする事が強く推奨される。
3.3連装ミサイル・ポッド
対セシリア戦で飛び道具に苦戦させられたオリ主の意見を参考に米国が廃棄予定だった3連装空対空追尾ロケット兵装を提供した。全弾同時発射することも単発で発射する事も可能。両脚部外側に装着され、全弾発射後に自動的にパージされる。『デストロイモード』時に干渉しない位置にマウントされている。
4.ビーム・マグナム(冷却装置内蔵式)
対セシリア戦で破壊されたビーム・マグナムの改良型。外付け式だった冷却装置をビーム・マグナム本体の枠組みを超える事無く内部に内蔵する事に成功した兵装。それ以外特に変化はないが、地味に技術力の高い事をしている。
5.アームド・アーマーDE
シールドの材質を変更し強度を上げたリメイク品で強度は十分に確保されている。が、使い捨てにされては予算上厳しいという大人の都合で操縦者を保護するシールドを保護する増加ユニットを作り、それを取り付けたシールド。対セシリア戦で破壊された旧シールドであったが『サイコフレーム』を内蔵していた部分は原型を留めており、それに目を付けた技術者たちが増加ユニット全体に余っていた篠ノ之束が提供した『サイコフレーム』を装着した事で破壊されにくいシールドを保護する破壊されにくい増加ユニットを完成させた。ただでさえ高出力機であるユニコーンを更に高機動型にする為スラスターを装着し、継戦能力の低さを指摘を受け残弾を気にせず連射が可能な兵装を要求され、英国がビーム技術を提供した事で実現に成功したビーム・キャノンを装備している。菱形を2つ重ねて並べた形状をしており、左腕にマウントして使用する。追加スラスターとして利用する場合は砲口を肩側へ向けて装備し、ビーム砲かつシールドとして使用する際は180度回転させ砲口を掌側へ向けて装備する。『デストロイモード』に対応しており、本体が『デストロイモード』へ移行することで自動的に本兵装の装甲も展開し内部全域に組み込まれた『サイコフレーム』が露出する。