やはり俺と相棒がダンジョンにいるのは間違っているのだろうか 作:シャンメリー
一話です。
プロローグと恩恵
ある日、それは後の剣姫が復讐に燃え、ゼウス・ヘラファミリア連合が、『隻眼の竜』に敗北し、少年達がオラリオへと出発した日の事。
「それじゃ行ってくるよ。親父、お袋、コマチ。」
その言葉に対して返答はない。それは当然である。彼の身内は、彼の村は、ある竜に滅ぼされたからである。
ただ、その少年は、父親のたった一つの願いを叶えようとしている。
その願いは「復讐とかは考えるな!お前はこれからオラリオに行け!お前は強くなれ。そして...」という願いである。
少年は復讐は考えなかった。だが、自分の無力さをしり強くなりたいと願った、願ってしまった。
少年は、父親の言葉の通り強くなろうと思った。その想いの強さはもはや一種の自分に対する呪いのようだった。
生き残ってしまった自分に対する呪い。弱い自分への呪い。
それを心に秘め、少年は父親の形見である剣と母親の形見である、カタナを持ちオラリオへと足を進めた。
少年が僅か8歳の時のことだった。
???side out
???side In
「俺、オラリオ行きたい。強くなって、英雄みたいになりたいんだ!」
その少年は自分の祖父にそう言った。祖父は笑っていたがその子にこう言った。
「なら、行ってこい。」
たった一言そう言いある剣を渡した。
「その剣は、何にでもなる。お前が望めば何にでもな。ただ、これだけは忘れちゃいかんぞ。諦めればその剣は折れる。物理的ではなくな。だから、なんでもいい。一つの目標を決めろ。それを諦めるなよ。リュウ。」
「わかった。おじいちゃん!」
そういうと、少年はおじいちゃんに一つの手紙を渡された。
「これをロキという者に渡せ。そうするとお前の力になってくれるはずだ。」
そうしてここでも一人の少年がオラリオへと足を進めた。
リュウside out
???side in
「これで全て回ったか。」
少年はオラリオについていた。そしてギルドに行きオススメのファミリアはないか聞いた。そこで少し噛んでしまったのはいい思い出だ。いや、やはり黒歴史だ。
そのオススメファミリアに何かと言い訳をされて門前払いされて今に至る。
「あの少しいいですか。」
誰かが誰かに話しかけているようだ。
「あのちょっと...」
早く返事してやれよ
「あの そこのアホ毛がある人」
アホ毛がある人返事してやれって...
俺じゃね?
「俺ですか?」
「はい。同じくらい歳だと思ったので。ギルドって何処かわかりますか?」
「ああ、知ってますよ。案内しましょうか?」
「いいいんですか?是非お願いします。」
そして、この物語の主人公である二人は出会ったのである。
「僕は、リュウ リュウクラネルだよ。リュウって呼んで。」
「俺は、ハチマンだ ハチマンヒキガヤだ。ハチマンでいいぞ。あと敬語はいらん。」
「ギルドに着いたぞ。」
「ありがとう。ハチマン。」
「礼ならいらん。」
「ハチマンさえ良ければ、少しついてきてくれない?」
この後は...予定はないな。
「いいぞ。」
「ありがとう。」
ハチマンside out
リュウside in
「あの ロキファミリアってどこにありますか?」
僕ことリュウクラネルは、今ギルドの人にロキファミリアの場所を聞いています。
そしてロキファミリアの前に着きました。
えっそこまで早くないかって?気のせいですよ。
「お前たち!何者だ!」
「えっと。僕はリュウクラネルって言います。ロキ様にこれを渡して欲しいんですけど...」
「ダメだ、子供は帰れ。」
「うちの名前を呼んだかぁ?」
「ロキ様ですか?えっとおじいちゃんからこれを。」
(やっべぇ、俺空気じゃん)
「...ふーん。確かにこれはうちの知り合いの字や。(神聖文字やしな)まぁ、うちのファミリアに入れてくれって言う頼みやし聞いたるわ。そっちの子もか?」
「はい。出来ればハチマンもいっしょにお願いします。」
「まあ一人も二人もあんま変わらんしな。いいで、今日からリュウとハチマンはうちの家族や!」
「早速、恩恵入れに行くからうちの部屋においで。」
二人はついていったがひとりは神とはいえ女性の部屋に入るのは緊張していて、もう一人はなんか成り行きでファミリアが決定してポカンとしていた。
「さぁどっちからにする?」
「じゃあ僕から!」
「はいよ...!?」
「どうか、したんですか?」
「いや、なんでもない。リュウのステータスはこれや。」
Lv1
力:I 0
耐久:I 0
器用:I 0
敏捷:I 0
魔力:I 0
《魔法》
【ライトニング】
・速攻魔法
・付与魔法
・詠唱魔法【????】
【スキル】
「神様、スキル何かあったんですか?」
「いや、すまんなぁ。手が滑ってしまってなぁ。」
「そうですか。」
「いやでも、この魔法なんなん?速攻魔法ってきいたことないで?しかも付与できて、今はできんみたいやけど詠唱可能ってやばすぎるやろ。」
「そうなんですか?」
「そうや!」
「僕は、魔法があって良かったです。」
「次はハチマンやな。うぇっ!?」
Lv1
力:I 0
耐久:I 0
器用:I 0
敏捷:I 0
魔力:I 0
《魔法》
【ナイトメア】
・速攻魔法
・付与魔法
「神様、どうかしましたか?」
「いやなんでもない。二人とも良かったなぁ。魔法があって。」
「はい!」
「あと、うちのことはロキでええからな。」
「わかりました。ロキ。」
「ハチマンとリュウの部屋はこの部屋からちょっと離れとるから、あとで案内するから食堂にでもいっとき。」
「はい!」
リュウは元気よく返事してハチマンは頭を下げて出ていった。
ロキは悩んでいた。そして
「フィン!リヴェリア!ガレスはいるかぁ?」
幹部たちを探していた。
「どうしたんだい、ロキ?」
「何かあったのか?」
「それがなぁ、新しい子を入れたんやけど...」
「それがどうかしたのか?」
「二人とも、スキルを持ってたんよ。」
「どんなスキルなのか教えてくれんか?」
「これがそのステータスや」
《スキル》
【強者願望】(アルゴフレーゼ)
・早熟する。
・願望のが続く限り効果持続。
・願望の強さにより効果上昇。
・諦めると効果が無くなる。
「こっちが、リュウで。」
《スキル》
【凶者呪縛】(ブラッドデレペアー)
・早熟する。
・念いが続く限り効果持続。
・念いの強さにより効果上昇。
「こっちが、ハチマン。」
「このことを、本人たちは?」
「知らない。言わんかったからな。」
「それがいい。こんなレアスキルやばすぎる。せめて、自衛ができるようになるまでは秘密にしたほうがいい。」
「それでいいだろう。」
「フィンが言うならそれでよかろう。」
「ほなきまりや。」
続く
もっとうまく書きたい。