やはり俺と相棒がダンジョンにいるのは間違っているのだろうか   作:シャンメリー

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リヴェリアsideからです。
ではどうぞ。
リヴェリア様の口調ムズカスィ
あとUA4000突破とお気に入り45件ありがとうございます。


決着 そして

「女神フレイヤの差し金か!」

 リヴェリアは、目の前のオッタルに向かってそう言い放った。

 だが目の前のオッタルは、特に反応を見せずにいた。

 この時リヴェリアが少しでも冷静でいたのなら、またここにいたのがフィンなら気づけたかもしれない。

 

 オッタルが自分の愛する主神(フレイヤ)について言われているのになにも反応を示さない、それがどれほどのことなのか。

「通らせてもらうぞ!オッタル!」

 そうリヴェリアが言うと、初めてオッタルが反応した。

「...この先へは行かせない。」

 だがリヴェリアにもわかっていた。

 自分が後衛である以上、前衛のしかも都市最強に勝てることなどないと。

 だが一方は、この先の子達助けるため、一方は、冒険している邪魔をさせないように、命令されたため。

 自分の目的のために、今戦いが始まろうとしていた。

 

 それが起こっていたのは、ハチマン達の戦いが、終わる頃だった。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 その十分前

 

 リュウは、尻尾の攻撃にあたり吹っ飛ばされ、壁に体をぶつけたせいで頭、腹部、手、足など、あらゆるところから血が少量だが出ていた。

 一方でハチマンは、一度も攻撃にあたっておらず、無傷であった。

 そして、前の場面に遡る。

 インファントドラゴンの一撃が、ハチマンにあたる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はずだった。

 

「来たれ、雷鳴の一撃 ライトニング!」

 

 そう、あたった一撃とはリュウの魔法である、ライトニングであった。

 それは、インファントドラゴンの右目に確かにあたっていた。

「グォォァァァ」

 強化種と言えども、目を貫かれれば痛みを感じる。

 もっとも、速攻魔法であるはずの、ライトニングの詠唱ができたのは無意識のうちに、リュウがこの半年でライトニングを使いに使って、詠唱することも(・・・)可能にしていてそれを、ここで使ったのは正解であった。

 だが速攻魔法の方のライトニングとは違い、Lv1にしては、少し多い魔力の消費がそこにはあった。

 当然だろう、Lv1がLv3のモンスターの皮膚を破り右目周辺を、貫通させたのだから。

 その瞬間からインファントドラゴンにとって、二人は邪魔な虫から、危険な敵に変更された。

 そしてインファントドラゴンは火の息を吐いてきた。

 本来なら、Lv3の中位くらいなら、一撃で灰と化すくらいの一撃だった。

 それを止めたのは

 

「ナイトメア」

 

 ハチマンだった。

 半ドーム状に影を出して、リュウとハチマンを、覆っているのだ。

 この半年でリュウがライトニングを詠唱することができるようになっていた時、ハチマンもなにもしていなかったわけではない。

 むしろ、強くならなければという思い(呪い)によりハチマンの魔法の方が利便性を、増していた。

 ハチマンの魔法は、平たくいうと、影や闇という類のものだ。

 リュウのライトニングの方が一撃は重い。それは、詠唱があるから、という理由以外にも、単純な威力の差であった。

 それでは、ナイトメア()ライトニング()勝っているのはどこだろうか。

 答えは、影の変幻自在なところであろう。ライトニングもある程度変化はできるとはいえ、ナイトメアには、一歩劣る。

 つまり、ライトニングでは、こういう守り方はできないのである。

 だが、あいては、強化種のブレス。Lv1の魔法では、劣勢だった。

「ハチマン、あと数秒持たせて。僕が、ライトニングで突っ込むから、そのあとは、合わせて。」

「まったく、無茶だろ、それは。まぁいいぜ!合わせてやるよ。」

 そして、ナイトメアのドームに、亀裂が入った。

 二人は、同時に左右に分かれた。

「ライトニング!」

 そしてリュウはあるだけの魔力をほんの少しだけ残して、全て体に付与した。

 その影響で体からブチブチと血管の切れる音がしていたが、彼は、そんなことは無視していた。

「はあぁぁ」

 そしてインファントドラゴンの魔石のあるであろう周辺を自分のできる限りの力で切った。何度も何度も数分間に渡って切って切って切りまくった

 

 が届かなかった。

 そして彼に、インファントドラゴンの尻尾のフルスイングが当たり、

 彼は吹っ飛ばされた。

 その時、インファントドラゴンは満足してしまった。

 

 

 もう一人いるにもかかわらず。

「リュウ、ありがとう。おかげで倒せる。」

 そして、リュウが切りつけた部分に刀と剣を刺した。

 だが、リュウより力が劣る、彼はそれ以上刺せないことは、彼も、インファントドラゴンにもわかっていた。

 だから、「ナイト メアアァァ」

 影をドリル状に刀と剣を起点とし纏わせて

「「いっけえぇぇぇ」」

 貫いた。

 そして、二人の意識はなくなった。

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「・・・終わったか。」

 そうオッタルが言うと、去っていった。

「ハチマン!リュウ!」

 リヴェリアは、オッタルを睨みながら、部屋の中にかけ込んで行った。

 

 そこでリヴェリアが見たのは、インファントドラゴンにしては、多すぎる量の灰と、満足そうにして倒れている二人の姿だった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「・・・んっ?」

「・・・あれっ?」

 

そして二人が目覚めたのはほぼ同時だった。

 

「おぉ、起きたんか二人とも。」

ロキがそう言ってきた。

「「おはよう(ございます)」」

「リヴェリアが凄く怒っとったで(まぁそれ以上に、一瞬でも目を離した自分をせめとったけどなー)」

「えっ」

「まぁそうなりますかぁ」

ハチマンはそのことについて理解していたが、リュウはあまり理解していなかったようだ。

このあと起こることについて...

 

「まぁとりあえず、ご飯にしとき。二人とも二日は意識がなかったんやから。」

「そんなにですか!?」

「そんなにや」

「じゃあ行ってきます!」

「ちょい待ち、リヴェリアの説教が終わったら、ちょっとうちの部屋においで。ステータス更新してあげるから。」

「「はい」」

二人はこれから起こることに憂鬱になりながらも、一つ楽しみが増えて、喜んでいた。

「あっリヴェリア、おはよう」

「おはようではない!なぜあんな無茶をした!」

説教が始まってしまった。ご飯を食べる前に...

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「わかったら、今後無茶はするな。」

「「はいぃ」」

そして終わったのは、4時間後だった。

そして、朝ごはんはずが、昼ごはんになったのは言うまでもない。

「ははっ、リヴェリアにすごく、怒られたようだね。」

「まぁ、若いうちは、冒険するのもいいじゃろ。」

「フィンさん、ガレスさん。」

「おうハチマン、リュウ無事だったか?」「無事ならいいんだが」

「インファントドラゴンの、強化種倒したって聞いたぜ。」

「大丈夫だったか?」

二人は、このロキファミリアで愛されているようだった。その証拠に、ここまでの心配の声をかけてもらえたからだ。

「でも、そんなに心配されることですか?おれたちはLv1の入ったばっかりのヒヨッコですよ。」

「そうだね。ハチマン、リュウ、君たちは入ったばっかりの、子供だ。でもね、それでも、【ファミリア】の一員であるということは、僕たちは家族であるということなんだ。」

「「家族ですか?」」

「うん、そうだ、家族を心配するのは、当然のことだろう?」

「・・・そうですね。」

そこから二人の考え方が少し変わり【ファミリア】のみんなは仲間から家族という考え方になっていった。

 

 

「(ステータスどうなってるかなぁ)」

「(強くなっているかな)」

二人はそんな似たようなことを考えながらロキの部屋の前に来ていた。

 

コンコン「ロキ入るよ?」

「んっ?ハチマン達か。いいよはいり。」

「ステータス更新して欲しいんやな。どっちからいこうか?」

「じゃあ、ハチマンからでいいよ。」

「そうか?なら俺からで。」

そして流石、最強派閥の主神慣れた手つきで、ステータスを更新していく。だが途中で止まった。

 

「どうかしたのか?ロキ?」

 

 

「は、は、」

「は?」

「ハチマンLv2キタァァァァァァ」

その声は、大きいはずのロキファミリア全域に響き渡った。

「(よっし)」

ハチマンは声には出してなかったが、顔から嬉しさがにじみ出ていた。

「これがハチマンのステータスや(もううちは突っ込まんで!)」

「ランクアップはするよなー?」

「あぁしてくれ。」

 

Lv1→Lv2

 

力S:989→SS:1260→I:0

敏捷SSS:1529→EX:2370→I:0

耐久SS:1029→SS:1309→I:0

器用SS:1120→SSS1560→I:0

魔力S:922→SSS1922→I:0

 

今まで書いたのは省略

 

《魔法》

狂乱化(バーサーク)

理性を削って発動

魔力に依存して効果上昇

 

《スキル》

魔王之卵(デモニアス)

闇や影を自由自在に操れる

Lvにより効果変動

理性が高くなる

 

「今回の上がり幅が高くてもうちは突っ込まんで。EXとか見たことない数字があっても知らん。」

そしてロキがツッコミを放棄した。

 

「次、発展アビリティどうする?3つでとるで!

一つ目は耐異常、これはリヴェリアから聞いとると思うけど、次以降のランクアップで獲得できるで!でも持っといて損はない。

二つ目は狩人や。これはLv2の時しか獲得できんと思う。やから人気があるし貴重や。

三つ目は、共鳴やこれは、どんなんかうちにも分からん。ただ希少アビリティだとは思う。どうするんや?」

ハチマンは少し考えて、

「共鳴にしてくれ」

「ええんか?まぁハチマンが決めたならそれでええけど。」

 

「次は、リュウや!やっぱり

リュウもランクアップ来たァァァァァ」

やはりといってもいいほどロキファミリア全域に、その声は届いた。

 

Lv1→Lv2

 

力SSS:1528→EX:2528→I:0

敏捷SS:1002→SSS:1502→I:0

耐久SS:1221→SSS:1602→I:0

器用S:937→SS:1200→I:0

魔力S:966→EX:2060→I:0

 

《魔法》

限界突破(リミットオーバー)

魔力を限界以上に暴走させて発動

ステータスが限界を超える。

魔力が足りない場合生命力を使う

 

《スキル》

 

英雄之卵(ヒロイック)

逆境が訪れる

逆境の難易度によりステータス超高補正

逆境を超えると器が大きくなる

 

「次は発展アビリティやけど、ハチマンと全く一緒やどうする?」

「僕も、共鳴で。」

「わかった。」

今日ここに新たなLv2が二人現れた。

 

続く




これでまだ9歳とは、これいかに。
あとすごいミスが見つかり一話二話一部変更しました。
すみません
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