この後4章くらいあるんですけどね…
※第1話参照
目が覚めると、病院ではなかった。
彼女がいない。目の前には見慣れない少女が立っていた。
「やっと起きた?寝すぎなんですけどー」
見慣れない少女の横顔は彼女に似ていた。
「ここはどこなんだ。お前は誰だ?」
状況整理をしたい。しかし少女は答えない。
やっと口を開いたかと思えば訳の分からないことを言い始めた。
「あなたにはこの世界を救う使命がある。この世界を作り上げた神から。」
意味が分からない。SSSS.GRIDMANのような展開としか思えない。
考えるのをやめ、テレビの方を見る。
夢ならばどれほど良かったか。米津玄師の歌のように思う。
どうやらこの少女の言うことは本当らしい。
テレビを見てレッドゾーンが居たら信じるしかない。
レッドゾーンはデュエルポリスというものらしい。
サイバーエージェントかって。
窓の外を見る。
汚い水で溢れている。
空には赤い城が建っている。
江戸城か?安土城か?よく分からないが。
その上には何か生命体がいる。
目を凝らして遠くを見ると門のようなものが開かれようとしている。
禍々しく光を放ちながら。
「で、世界を救うためにはどうすればいいんだ?」
俺は少女に問いかけた。
「じゃあ、あのお城のやつをぶち壊すことから始めることね。」
無謀すぎる。城の周りにはたくさんのドラゴンがいる。
とりあえず外に出たが周りを見るとクリーチャーばっかりだ。
外に出て気づいたが、空には赤黒い星が浮かんでいた。
不気味に思いながら城に向かう。
城までは塔になっている。
おそらく各階層に敵がいるのであろう。
近づいてみると、銀の機械馬に乗ったガンマンが塔から現れた。
「お前は誰だ。デュエルポリスか?」
言わないのが吉であろう。黙っていようと思った。
「そうだ!我が名はデュエルポリス レッドゾーンだ!」
あ、バカやった。
「そうか…モルト様の所には行かせない。」
奴は腰の銃を抜いた。
「引き金は2度引かねぇ。1発が全てだ。」
4ターン目。
レッドゾーンを出したから一安心だったのだが…
「1コスト軽減。6マナ!」
«ジョリー・ザ・ジョニー»
見たことないクリーチャーだった。
ジョーカーズはガンバトラーじゃないのか…?
「行くぞ!マスターWブレイク!」
シールドが無くなる。レッドゾーンもいなくなった。
もうダメかと思った。
しかし、神は俺に味方した。
世界を破壊したいあの神がだ。
「シールドトリガー!ヘブンズ・フォース!」
ザ・レッドが場に出る。
封印が剥がれる。
その瞬間、世界が凍りついた。
この世界にはスーパーレア以上のカードは存在していない扱いです。
雷斗は変わった世界に来て初めて存在を認識しました。