異世界から来るソルジャー   作:ライダーGX

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第34話 収穫祭までの休日 前編

昇級審査を終えて、ソルジャーは復讐を企んでいた圃人斥候を始末し、その場を後にして皆の所に戻った。

ソルジャーが戻ってきた時にジャベリンたちが錬金術師たちと何やら会話をしていた。

 

「なるほど。お前らはあらゆる状況に対応出来るようにしているんだな?」

 

「はい、僕の場合は錬金術で武器を作ったり、小道具を作ったりとかで対応してます」

 

「私はこのグラディウスね! これのお陰で私は助かってるわ。十分で振り回しやすいし。後このバックラーもそうね」

 

錬金術師とアマゾネスは自分の特徴を言いながらジャベリンとブレイドに言い、それにジャベリンとブレイドは納得する。

 

「ににん!拙者はこの小太刀でござる! 後クナイに手裏剣、鎖鎌とまきびし、煙玉も持っているでござる!」

 

「わたくしはこの刀です。東方の地にて鍛え上げた職人の技が、この刀に受け継がれています」

 

くノ一と女侍は刀と小太刀を見せて説明し、それにはやってきたソルジャーが思わず感心する。

 

「ほう…刀か。良いじゃないか」

 

「あら?わかるのですか?」

 

「ああ、俺も剣を使っているが、刀は主に馴染みがあってな。懐かしさを感じるんだ」

 

「俺もさ、槍を使う前はちょっとだけな」

 

「おう、俺もだぜ」

 

ジャベリンとブレイドはソルジャーの言葉に賛同するかの様に頷き、女侍は思わず喜びの表情をする。

 

「嬉しいです。まさかこの地で東方の刀を知っている方々がいるとは、今度詳しく教えてくださいませんか?」

 

「ああいいぞ、俺達もその刀をどんな風に鍛錬されて作られたか知りたいしな」

 

そう言ってソルジャーは錬金術師達と話し、その約束をした後にジャベリン達にあの事を聞く。

 

「ジャベリン、ブレイド。そう言えば武器屋は行ったのか?こいつらと話していたみたいだけど」

 

「ああ、もう見に行ったぞ。それはもうかなり多かったぜ。どれもこれも興味深かった」

 

「まあ水の街の武器屋も色々あったからな。結構楽しめた」

 

「そうか、それじゃあ一旦牧場に戻るとするか。留守にしているお前らの娘達の為に土産を買って帰ろう」

 

その事にジャベリンとブレイドは頷き、ギルドから出て、土産を持って牧場へと帰っていくのであった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

そしてその夜、ソルジャーは帰ってきた後牛飼娘達に土産を渡した後、食事をして、ソルジャーは特別部屋である事をしていた。それはカスタムツールタブレットのチェックだった。

カスタムツールタブレットを貰ったとはいえ、まだどんな機能があるか分からないため、それをチェックして確かめていた。

 

「なるほど…このカスタムツールタブレットは銃だけじゃなく、車は道具、他の物にも流用する事ができるのか。よし、ならば…」

 

ソルジャーはカスタムツールタブレットを使ってある物をカスタムしようと考えた、それは今使っている鎧のカスタムだった。

 

今着ている鎧を外し、台の上に置いてカスタムツールタブレットを起動して、その鎧の形状をカメラで映す、すると画面にカスタムの項目が出てきて、それにソルジャーは見る。

 

出ている項目は防弾繊維のアーマーで、スーパーマグナムにも耐えれる程のものだった、しかもそれは薄いチタン超合金とセラミック複合材と炭化ケイ素を重ね合わせて作ったものだった。

それを何層にも重ねて合わせていて、50口径の弾丸も簡単に防ぐ事が出来る程だった。それをスプレーガンで吹き付けたら密着して、鎧ど同化して目立たなくする。

 

次に鎧に装着するカスタムポーチで、マガジンや手榴弾をしまう事が出来る物だった、これならば腰に入れておく必要はなく、素早く取り出す事が出来る。

 

「すごいな…、よし、これを取り出すか」

 

ソルジャーはそれを選択し、カスタムツールタブレットからそれらが出てくる。

 

それを鎧に取り付ける、すると鎧が今以上に性能が良くなって、扱いやすくなった。

 

「よし…これでもう銃弾の心配はない、そして次は…」

 

ソルジャーは次の物をとりだそうとした、それは今使っているハンドガンだけじゃなく、ライフルやショットガンをカスタムしようとしていた。

 

まず最初にマルチツールタブレットから普段使うHK416を取り出し、カスタムツールタブレットを使って撮る。

するとHK416の項目が出てくる。出てきたのはM-LOKタイプハンドガードの9インチ、カスタムグリップにホロサイトのイオテック、更にアウターバレルの10.4インチだった。

 

サイトはマルチツールタブレットの固定式スコープしかなく、ズーム系のスコープとダットサイト系のサイトは載っていなかった。

 

それをソルジャーは取り付けを始め、レイル式のハンドガードを外して、M-LOKのハンドガードを取り付け。ホロサイトを搭載する。

最後に14.5インチのバレルを10.4インチのバレルに変えて、HK416のカスタムは終了する。

 

「おお~416がかなり使いやすくなったぞ。この調子で次だ」

 

ソルジャーは続いてHK416からベネリM4を取り出した。

 

それをカスタムツールタブレットで撮影して、ベネリM4の項目が出てくる。

 

出てきたのは内蔵カスタムで、ボルトキャリアとチャージングハンドルだった。

意外と少ないカスタムにソルジャーは思わず考える。

 

「少ない項目もあるんだな~、まあいい、カスタムが出来るなら文句なしだ」

 

そう言ってソルジャーはベネリM4を分解して、ボルトキャリアとチャージングハンドルをカスタムのボルトキャリアとチャージングハンドルに交換して、カスタムが完了する。

 

「よし! これでOKだな。どれどれ…」

 

試しにベネリM4を持ち、チャージングハンドルを引いて確かめる。すると操作性が一段と上昇し、更にガダツキが全くなく、イラつき差を感じさせない。

 

「おお~いいぞ! どれも良い感じだ!」

 

満足したソルジャーは記念に壁付けのハンガーラックに2丁の銃をかけて、使うために置く。

ソルジャーは次の物をカスタムしようとした時に牛飼娘とジャベリンとブレイド達が来る。

 

「何してるの?」

 

「おう、これらの改造をしていたんだ」

 

「ん?ああ~あれか」

 

ジャベリンがソルジャーの鎧と銃を見て納得し、女僧侶達は周りの機材を見ていて、ブレイドは勝手に筋トレをしていた。

 

「どうだソルジャー、カスタムツールタブレットの使い心地は?」

 

「完璧だよ。これなら普段出来なかった銃や防具、更に車の改造も出来る。これから乗る車の改造をする予定だ」

 

「何!?車にもできるのか?!俺はそれ知らねえぞ!?」

 

「お前が知らなかっただけろう」

 

その事に驚くブレイドに呆れていうジャベリン、それに呆れて苦笑いしていまう女僧侶達、そしてこっそりと笑う牛飼娘。

 

そしてジャベリンはある事を思い出した。

 

「そうだソルジャー、お前が出て行った時に槍使いが受付嬢に祭りを誘ったんだが、断られたんだ、何でもお前との約束があるって」

 

「っ!」

 

「ん?ああ、収穫祭ご一緒になってもいいですかって聞かれてな」

 

「へぇ~お前、結構やるな…」

 

ブレイドはからかう様に言ってくる、だがそれを大剣女が足を踏みつけ、それに思わずブレイドは痛がる。

そんな様子を見ていたソルジャー達だったが、牛飼娘が。

 

「ね、ねえ…私も~…その約束、してもいいかな?」

 

っと牛飼娘がその事を言い出してきて、それにソルジャーは振り向く。

 

「え、ああ…勿論」

 

「良かった! 絶対だよ?楽しみだな~」

 

牛飼娘は嬉しそうにしながら特別部屋を出ていき、それをソルジャーは見届ける。

ジャベリンはソルジャーの肩に手を置いて、少しばかり呆れながらも言う。

 

「お前も隅に置けないなソルジャー」

 

「え?あ、あははははは…」

 

ソルジャーはそう笑いながら頭をかき、今自分が行っている作業をするのであった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

一通りの作業を終え、皆が就寝している頃、ソルジャーは少しばかり起きていて外の様子を眺めていた。

収穫祭の日に共に回る事となった牛飼娘と受付嬢、そうなると共に行動する時間帯を考えねばならない、そう考えているとドアからノックがする。

 

 

コンコン

 

 

「ん?どうぞ」

 

許可が下りると、扉から牛飼娘がやって来て、入ってきてソルジャーの方を見る。

 

「どうしたんだ?」

 

「いや~ちょっと眠れなくて、その…いいかな?“あれ”」

 

っと牛飼娘は少しばかり頬を赤くして、床の指をさしながら言い、それにソルジャーは納得した様子で特別部屋の扉を開けて、牛飼娘と共に特別部屋に入るのであった。

 

 




カスタムツールタブレットの本領発揮、これで好きなだけカスタムが出来るww。
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