あとゴブリン語は疲れるので普通の言葉にしています、すいません。
そして凄いキャラを出しました。
第42話 謎の商人
収穫祭が無事に終わり、ジャベリン達は水の街へと帰り、辺境の街を襲おうとしたダークエルフは倒して、元の生活が戻った。
ソルジャー達は再び冒険へと出かけ、とある山の中に潜むゴブリン達の討伐を行っていた。
当然その中には錬金術師達も居て、共に行動を行っていた。
くノ一が斥候として密かにゴブリン達がいるアジトを探り、そしてある場所を見つける。
そこはゴブリン達にしてはかなり密度が大きい場所で、ゴブリン達が宴を上げながら楽しんでいた。
更にそこで捉えられた少女達がゴブリン達によって陵辱されている所であった。
それにくノ一は見るのが苦しくなり、その場を離れてソルジャー達の元に戻る。
そしてソルジャー達の所にくノ一が戻った。
「ににん、只今戻ったでござる」
「ご苦労、どうだ?」
「この先の広い場所にゴブリンの隠れ家があったでござる、しかも捉えられた村の娘たちがゴブリンに…」
「ひっ…」
獣使いはその事を聞いて少しばかり引いて、それにソルジャーは考え込む。
「(んー…森の奥でアジト構え、更に洞窟ではない所でか…最近のゴブリンはちょっとばかり行動おかしくなっているな。でもそんな事はどうでもいいか…)」
そう考えてるソルジャーは顔を上げて、女神官達の方を向く。
「今からゴブリン達のアジトを襲撃する、そこで囚われた娘達を救出する」
「OK、そう来ると思った」
妖精弓手はそう言い、鉱人道士はソルジャーの言い分に少しばかり呆れながら言う。
「全く、かみりき丸も徐々に荒っぽくなってくるわい」
「まあ、これが小鬼殺し殿のやり方、もう慣れましたな」
っと蜥蜴僧侶が慣れた感じに言い、それに女神官達はただ笑うしかなかった。
その様子に錬金術師とアマゾネスは顔を見合うしかなかった。
そして侍がソルジャーに問う。
「ソルジャーさん、私たちはどうしたらいいんですか?」
「お前たちは俺と武闘家、リザードマン、そしてアマゾネスと君とでの5人で行う。神官とハイエルフにドワーフ、魔術師と錬金術師は後方援護してくれ、獣使いとくノ一はその隙に囚われた娘達を救出してくれ」
「ににん!承知したでござる!」
「は!はい!」
緊張した様子で声を上げる獣使い、そんな様子に女神官は彼女の方に手を置きながら言う。
「大丈夫ですよ、落ち着いてやればできます」
「う、うん…」
獣使いはそう頷くもまだ緊張している様子が目に見え、彼女のバトルドックが寄り添ってくる。
「ワンちゃん…ありがとう」
「バゥ!!」
その事に少し安心し、ソルジャーは皆に言う。
「よし、行くぞ!」
それに女神官達は頷き、ゴブリン達の所に向かうのであった。
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ゴブリン達は捉えた娘達をじっくり痛ぶり、楽しみながら遊んでいた。
『だはははは!!どうだ!もっとしてやるぞ!!』
っと楽しみながら腰を振っているゴブリン達、娘達は意識が朦朧としているか、もう意識がない状態だった。
更にゴブリン達が楽しもうとしたその時だった。
ババババン!!!
突如銃声が鳴り響き、数体のゴブリン達が頭を撃たれて倒れる。
それによりゴブリン達は慌てて振り向き、娘達をいたぶっているゴブリン達も振り向く。
そこにソルジャー達が武器を構えながら立っていて、HK45カスタムをしまい、皆に言う。
「行くぞ皆!!」
ソウルブレードを抜いて突撃するソルジャー、それに続く女武闘家達、女神官達は後方で投擲と奇跡を使い、妖精弓手は弓を使いながら援護を行い。獣使いとくノ一はその隙に囚われた娘達を助け出してその場から逃げる。
当然ゴブリン達は応戦しようと武器を持って立ち向かう、だが相手は銀等級とその手馴れの者達、ゴブリン達は瞬く間に倒されていき、最後のゴブリンは腰を抜かして、漏らしながら命乞いをする。
『ま!待ってくれ!俺はまだ生きたいんだ!! 頼む!!』
ゴブリンの言葉に耳を貸さないソルジャー、ソルジャーはソウルブレードをそのまま振り下ろし、ゴブリンを絶滅させるのであった。
そして近くの村までやって来て、助け出した娘達を渡す。
そこに連れ去られた娘達の家族がやって来て、泣きながら娘達を抱きしめ、村長が泣きながらソルジャー達に向けて頭を何度も下げた。
村長の娘も連れ去られていたらしく、無事助け出されてよかった。
錬金術師達はその様子をただ見つめていて、そしてソルジャー達の方を見る。
無事娘達を村に送り届けた後、辺境の街に戻るため帰る。
妖精弓手は腕を大きく広げながら身体を伸ばす、
「ん~~~~!!だぁ~~! あ~あ、今日も地味な冒険だったわ」
「いつもそう言ってるじゃない」
妖精弓手の言葉に女魔術師が呟き、女神官と女武闘家は苦笑いしながら見ている。
「それにしても、最近のゴブリンの行動は俺の考えを超えているな」
「小鬼達の辺りにはダークネスサイドの魔の手が及んでいると、言う事ですかな?」
「有り得る話じゃのう」
鉱人道士は髭ををなぞりながら呟き、それを聞いていた錬金術師が問う。
「ソルジャーさん、貴方はいつもこの様な事をしてるんですか?」
「ん?まあな」
っとそう言うと、バトルドックが何かを感じ取って振り向き、それに獣使いが振り向く。
「ワンちゃん?」
「バゥ!」
「ワンちゃん!?」
するとバトルドックがどこかへと走り出していき、それに慌てて追いかける獣使い。
ソルジャー達はそれに振り向き、獣使いの様子を見る。
「おいどうした!」
「ワンちゃんが急に!」
そう言って獣使いは走り去り、それにソルジャー達は獣使いを追いかけるのであった。
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ソルジャー達は森と村を少しばかり抜けた場所にある広い場所に獣使いとバトルドックが行き、その後を追いかけていく。
そして追いついた場所に着くと、ソルジャーの目に思わぬ物が映る。
それは車両でゴツく、更に大きめの装甲に左右4つのビックタイヤが装着されている『ストライカー装甲車』が置かれていたのだ。
ソルジャーがそれに目を奪われていると、女神官がソルジャーの腕を掴んで問う。
「ソルジャーさん」
「え?」
女神官が指を指す方向を見ると、獣使いは疲れて座り込み、バトルドックがある生き物を眺めて座っていた。
その生き物は小さなサルで、なんと缶ジュースのコーラを飲んでいたのだ。
「ゴクッ…ゴクッ…、ゲボッ! ウキ…」
そして横にある布が広げられていて、その上にライフルが置かれていたのだ。
ライフルはソルジャーが持っているMk17 SCAR-Hの5.56mm小口径バージョンの『Mk16 SCAR-L』だったのだ。
それにソルジャーは歩み寄り、そして皆はソルジャーの方を見る。
ソルジャーは置かれているMk16 SCAR-Lを見つめる。
「…どうしてこんな所にライフルが」
「良いブツだろう?」
「っ!!?」
っとその言葉にソルジャーが驚きながら立ち上がってHK45カスタムを抜いて構え、皆が構える。
獣使いは突然の事に驚き、バトルドックもソルジャーの方を見る。
小さなサルはその声の主の所に行き、その主がやって来る。
「まあ待て、銃口を向けるな」
ソルジャーはその主の姿を見て、思わず目を細める。
その姿は下がBDUのズボンでブーツ、上はそれとは似合わない黒いスーツを着た短髪で金髪黒人の男が白いハンカチを持って揺らしながら歩み寄る。
「俺は敵じゃない。そしてまだ…、味方でもない。見ろよ…ホッ!」
するとハンカチから手榴弾が出てきて、それをソルジャーに見せる。
それにソルジャーは問う。
「お前…何者だ?」
「武器、防具、兵器の卸売り販売業者だ。…おっと心配には及ばない。ただ“武器掃除”…いや、“武器洗浄”を行ったクリーンな販売人だ」
「武器…洗浄?」
聞いた事もない言葉に頭を傾げる女神官達。だがソルジャーはその言葉にやや聞き覚えがある、それを必死に思い出していた。
そしてその男は再びハンカチを手榴弾に被せ、何かを唱えるかのように念じて、そしてハンカチを下ろすと、そこからりんごが出てきた。
そのりんごを食べようとした時に、後ろにいるサルにあげ、サルはそれに受け取る。
金髪の男はソルジャー達に向けて言う。
「この世界でまだ発見されていない武器や防具を綺麗にして使える様にし、そしてこっちの武器を使えるようにしている。あーつまり、“武器洗浄屋”ってとこだ、そして俺は『ドレビン893番』、ドレビンとでも呼んでくれ」
「っ!?ドレビン!?」
「おっと、その様子じゃ知っているみたいだな? だが俺はあんたが知っているドレビンとは違う。名前や番号はそいつからかっぱらったもんだ。間違えないでくれよ」
そう言ってハンカチを胸ポケットにしまうドレビン、そしてライフルの元に近づき、手に取っていう。
「あんた…普通の冒険者じゃないだろう? 力になるよ。…ほれ、挨拶がわりのプレゼント」
っとMk16 SCAR-Lをソルジャーに渡し、それにソルジャーは警戒しながらもそれを受け取り、そしてHK45カスタムをしまいながら見る。
ドレビンはそのMk16 SCAR-Lを説明する。
「FN SCAR-L FN社が次世代ライフルに開発した物で、M4やAKなどの性能を大きく上回っている物だが、そいつは特注品で作り上げた高級品だ、通常の代物と違って制度と耐久性が桁違い。勿論フリーフローティングだ」
「…ハイダーはサプレッサーを取り付け可能なフラッシュハイダーか」
「ああ、そしてハンドガードの方はバレルを少しばかり隠す程のあるM-Lokタイプだ。レイルも取り付ける事が出来るからカスタマイズパーツも取り付ける事が出来る、更にストックは小型化にあってM4タイプと同じものでもある」
「ほう…、どうりで妙なガタつきがないわけだ」
その事に関心するソルジャー、女神官達はただ見つめるだけで、妖精弓手は女神官に言う。
「ねえ、この状況いつまでやるのよ?」
「さ、さあ…」
そしてドレビンは更にソルジャーに言う。
「引き金を引いてみな、トリガーも軽いぜ?」
その言葉通りに、ソルジャーはマガジンを確認し、更にコッキングをしてトリガーを引く。
カチャッ!
だが引き金を引いた所、全く動かなく、それに問う。
「おい、引けないぞ?」
「あれ?おかしいな」
「何がおかしいんだ」
っと何かを考え込むドレビン、すると何かに気がついた事を言う。
「ん?ああ~…、お前さん“マルチツールタブレット”を使ってるだろう?」
「何?!」
その事に驚くソルジャー、当然女神官達も驚きを隠せない。
「こっちのシステムとぶつかる事があるんだ」
「お前一体何者だ!? 何故タブレットの存在を!」
「まあ落ち着けって、俺はお前さんと“同じ”だ」
「何…?」
その事にソルジャーは頭を傾げ、そしてドレビンはコーラを取り出しながら飲み、そしてゲップする。
「ゲプ…、俺はあらゆる武器をカスタムやアップグレード、そして常識を超えることができる物を持っている、『革命神』のお陰でな」
「革命神? 大王神や救世神とは違う奴か?」
「まあそんな所だ。しかしその名前が出て来るってことはあんた…、もしかして革命神が言っていた転生者か?」
「……そうだ」
その事に否定もせずに言うソルジャー、ドレビンは納得した表情をする。
「ほう~。否定もしないか…そりゃあ結構、それなら話しがまとまり易い、それに何の目的であるかは予想が付く。そうだ…こっちも手伝わせてもらわないか?あんたの役に立つよ」
ドレビンの話を聞いて黙っているソルジャー、すると女神官が腕を引っ張る。
「ちょっとソルジャーさん!いいですか!」
「お、おう」
少し離れて、皆と話し合うソルジャー。すると女武闘家が言ってくる。
「あの人、信用出来るんですか?」
「…」
「そうよ。ジャベリンさんやブレイドさんとは違って、あっちは何か隠し事があるよな感じがするわ」
「どうなのよオルクボルグ?」
その言葉にソルジャーは少し黙っていて、そして口を開かせる。
「…だが神が送り込んだ人物なら確かめる必要がある、それはこっちに任せてくれ、な?」
「ですが…」
「まあイイじゃろう」
「ですな」
っと鉱人道士と蜥蜴僧侶が言ってきて、それに妖精弓手が言う。
「ええ?!あんたらね!?」
「かみきり丸に任せてやれ、ああ言う事ならかみきり丸が適任じゃ」
「そうですな、ここは小鬼殺し殿に任せましょう」
「もう!」
妖精弓手も渋々納得し、そして待っていたドレビンが言う。
「相談は終わりか? よーし…なら手軽いビジネスの話をしよう。ここは異世界の国だ。
商品となる宝が山ほど転がってる、アンタは今後色んな宝を見つけてくる筈だ…。あんたが集めたまった余分の宝を俺が買い取る、そしてそのポイント分だけサービスとして提供する」
「ん?どんなサービスだ?」
「あんたの持っているタブレットのアップグレードや薬品、そしてマシンのバージョンアップ、そして俺が前の世界で集めた武器の販売だ。んじゃあこっちに来てくれ」
ドレビンはストライカー装甲車の元に行き、それにソルジャーはついていく、勿論女神官達も付いて行く。
ストライカーの中へと入っていくと、ドレビンはある装置を置き、注射器も出していた。
何をするか分からないソルジャーはその中に入り、座ってドレビンは説明する。
「まずお前さんが持っているマルチツールタブレットをアップデートをする必要がある、そこに外部からのシステムクリアランスを通さなきゃならん、そしてお前さん身体に増強薬物入れてるだろう?」
「っ、何でわかる?」
「このサングラスさ、分析システムが内蔵してある。この先その薬物では通ることは出来ないぞ、ある場所では身体が重くなる場合があるんだ。これを打たせてくれ」
ソルジャーにある注射器を見せる。
「こいつは骨と筋肉の腱を強化するものだ、骨を完全に丈夫にし、腱を絶対に切らせない様にするものだ。これを打てば問題はない、後入っている薬物はこれを打つと消えるから安心しな」
そう言ってソルジャーに打とうとする。
っとその時に女神官が心配そうに見つめていて、それに気づいたソルジャーが言う。
「大丈夫だ。俺は平気だよ」
女神官は心配に見つめていて、そして納得するかのように少し離れて、そしてドレビンはソルジャーに注射器を打つ。
そして打ち終わった注射器を戻し、ソルジャーの肩に手を置く。
「よし!これで終わりだ。あとはマルチツールタブレットをその装置の上に置いてくれ」
ドレビンの指示どうりにマルチツールタブレットを置く。するとマルチツールタブレットが自動的に更新され、アップデートされる。
「OKだ。これでその銃も使えるようになるぞ、ほら来いよ」
そう言ってドレビンは外に出て、ソルジャーも同じように外に出る。
そしてMk16 SCAR-Lを構えて撃つ。
バン!!
するとその通りに撃つことが出来て、ソルジャーはMk16を見て、ドレビンは笑みを浮かばせる。
「ほらな、撃てるようになっただろう?」
「ああ、確かに撃てるようにあった。嘘じゃないらしいな」
「当然だ。まあこれでやり取りが出来る。連絡はそのタブレットに追加してる俺のショップに連絡してくれ」
っとマルチツールタブレットには確かにドレビンのショップの追加部分があり、それにソルジャーは見る。
するとドレビンは何か思い出した様な事を言い出す。
「ああそれと、お前さんは知っているか? この世界お前さんだけじゃない転生者がいることに」
「知っている、ジャベリンやブレイドをな」
「いいや違う。他にもいるんだよ、とびっきりな『美少女』の転生者達がな」
『『『っ!!?』』』
その言葉に驚きを隠せないソルジャー達、そしてドレビンとサルはストライカーに乗って言う。
「まあ近いうちにまた会おう、その時はたっぷりと説明するさ。『EYE HAVE YOU!』」
そう言ってドレビンはストライカーに乗ってどこかへと行き、それにソルジャーは唖然とする。
「(どういう事だ…? ジャベリン達以外にもいるってことか? 分からねぇ…何なんだあいつ?)」
ドレビンの登場と謎の言葉を残して去っていった事に、新たな謎が深まるソルジャー、その答えは近いうち明らかとなるだろう。
ソルジャーは一旦、辺境の街へと戻るのであった。