女神官達はソルジャー達から渡された武器を使って、迫りくるゴブリンを撃ち、それに倒れて行くゴブリン。
妖精弓手も同じように矢を放ち、ゴブリン達を1人1人倒していく。
鉱人道士も蜥蜴僧侶もゴブリンだけじゃなくオークも倒してくれてる為、他の物たちの援護には向かえない。
だが数は減らず、徐々に迫ってくる。
リロードはソルジャー達のを見て覚えた女神官と女魔術師はすぐさま装填をし、ゴブリンを撃ち殺していく。
一方女武闘家の方はリロードが難しいP90である為、弾切れが起きた際に格闘で蹴り倒していき、リロードを済ませる。
「よし!」
「でも一行に減らないですね」
「でもこっちの方が良いかもしれない。下手に魔法使って回数を減らすよりは良いわ」
女魔術師はそう言ってUMP45の弾をリロードし、ゴブリンに向けて撃ち続ける。
女神官もゴブリンに向けてMP7を撃ち続けた後、ソルジャー達の方を見る。
「ソルジャーさん…頑張ってください」
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そして俺達の戦いはと言うと、一方的にカイザーの方が上回っていた。
カイザーのギャレウスウィップは彼らが思っていた想像以上の切れ味と鞭の正確さで、俺達は苦戦を強いられた。
それ所かカイザーに近づく事すら出来なかった。
俺のSTIやジャベリンのM93Rで攻撃しても、カイザーはギャレウスウィップを風を舞うように回しながら防御し、更にお返しに腰のホルスターから『SIG P226』を取り出して俺達に向かって撃つ。
その銃撃をすぐに回避して物陰に隠れる。
「クソッ、あの鞭のせいで近づく事も出来ない」
「おまけに銃で遠距離攻撃をするから何もできない」
「こっちが撃ってもあの鞭で落とされるし、どうすんだよ!」
それに俺は考える。
あの鞭はこの世界の古代文明のアイテムじゃない、絶対に未来兵器の一つだ。
そうでなきゃあの鞭に銃弾を弾き落とすのは不可能。
だとしたら未来兵器の一種だと考えるのが妥当だ。
「あいつはジャレットより厄介化も知れないな。ならこっちも未来兵器を使うとするか」
俺はそう言ってマルチツールタブレットをだして、ある物を取り出した。
それはボールの様なもので、俺がボタンを押すと同時に浮き上がり、カイザーの元に飛んでいく。
カイザーが気づいて、そいつを撃ち落とそうとしたが、ボールからレーザーが放たれた。
「っ!」
カイザーはそれをすぐによけるも、無数のレーザーがカイザーに向けて撃ち続ける、避けきれないと踏んだカイザーはギャレウスウィップで防御する。
だがギャレウスウィップがレーザーによって切られてしまい、それに驚くカイザー。
「クッ!」
すぐに物陰に隠れ、ウィップの柄を外し、別のウィップを取り付けていた。
「チッ!あれは…」
「その通り。それは未来兵器の一つ『フロートガンナー』だ。対象物を完全に消し去るまで攻撃をやめる事はないレーザー兵器だ。これでお前の武器を消し去ってやる!」
「フン!それがどうしたって言うんだ!!」
そう言ってカイザーはP226をフロートガンナーに向けて撃つ、だがフロートガンナーはそれを諸共せず、逆に撃ち返して来て、それにカイザーはすぐに物陰に隠れる。
「クッ!超合金装甲か…!」
カイザーがフロートガンナーの装甲を見てそう呟いたのが聞こえた。
そう…フロートガンナーの装甲は通常の装甲よりも固く、それに超軽量の装甲版を使用している特殊超合金。
それはライフル弾でも貫通出来ない金属だ。
予想外のレーザーにあいつも対象しきれない筈だ。それを狙って行く。
「クソッ!」
カイザーはすぐにその場を離れ、俺達に銃で攻撃を仕掛ける。
俺達もそれを回避しながら俺達も銃で応戦する。
銃で足止めを喰らったカイザーは足を止め、俺達はソウルブレードやカタールランサーとゴルドバスターソードを抜いて、斬りかかる。
当然カイザーは俺達が来るのを見て、ギャレウスウィップで振りかぶる。
それを横にかわし、ブレイドがゴルドバスターソードを豪快に振りかぶる。
カイザーはブレイドのゴルドバスターソードを回避し、更にゴルドバスターソードの上に飛び乗って、更に飛んで別の場所に着地する。
だがそこにジャベリンがカタールランサーの鋭い連続の突きを放つ。
勿論カイザーはそれを左右かわすかのように避け、ギャレウスウィップをジャベリンに向けて振る。
迫るギャレウスウィップをジャベリンは飛んで回避し、カイザーの背後を俺が取り。
ソウルブレードで斬りかかる。
だがカイザーがそれをギャレウスウィップで振り、その先端の刃が俺のソウルブレードを切り裂いてしまったのだ。
「チッ!」
それに俺は舌打ちをし、ソウルブレードを捨て、ビームセイバーを取り出す。
青く輝く刃が伸び、そのビームセイバーを俺はカイザーに切りかかり、それにカイザーは飛んで回避する。
カイザーは大きな大樹の枝の上に乗り、辺りを見渡す。
もう辺りのゴブリンとオークが倒されており、女神官達が俺達の元に集まってくる。
更に丘で狙撃しているクレアとマインが手にSMGを持ってやって来た。
その様子を見たカイザーは。
「フッ、潮時か…今日は此処までの様だな」
そう言ってカイザーはテレポートの様な光で、その場を去って行った。
俺達はそれを見たと、武器をしまう。
「…逃げたか」
「結局、あいつは仕留められなかったか」
「ダークネスサイド、簡単には終わらないな」
っと俺達がそう言っている中、女神官が俺のソウルブレードが切り裂かれている事に気付く。
「ソルジャーさん!剣が!!」
「あぁ、どうやらあいつの武器にやられた様だ。ここまでよく頑張ってくれたよ。本当に」
そう俺は折れたソウルブレードを手にし、戻ってくるクレアとマインを見るのだった。
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数日後、辺境の街に戻って来た俺達は受付嬢に今回の報告をした。
今回オークを討伐する事だった為、依頼内容の事は問題なかった。その為報酬はクレアとマインに渡す事になる。
とは言う物の、報酬は一体どんなものかは俺はまだ知らない。
「所で、依頼の報酬はどうするんだ?」
「その事ですが、報酬は良いです」
「え? 要らないんですか?」
女神官がその事を問い、クレアが頷きながら俺の方を見る。
「今回は私達のお願いを聞いてくれた事は感謝してます」
「それに今回は依頼とは別の事も確認出来ましたし」
「確認?それは何だ」
ジャベリンがその事をクレアとマインに問う、当然俺達もその事は聞きたい。
クレア達がオークの討伐依頼だけじゃないとしたら、一体何が目的なのかを知って置きたいからな。
「それは…この街への拠点移動です!」
『『『『ええっ!?』』』』
その言葉を聞いた俺達は思わず声が出てしまう、クレアとマインはまさかの移動場所がこの辺境の街だったのだ。
俺達はそれをクレアとマインに聞く。
「どうしてこの街に? 海岸の街はどうするんだ?」
「実はあの街にはあまり冒険者の人気が無くて…」
「それにあそこでは女性の冒険者にセクハラする人が沢山居るんですよ、それが嫌で私達はこの街に移転する事をさっき決めたんです」
「そ、そうなのか?」
「意外と苦労してるんですね」
ジャベリンと女武闘家がその事を聞いて呟く。
それについては俺も同感だ、まさか海岸の街はそんなに治安が悪いとは思わなかった。
普通ならセクハラはこの世界では日常茶飯事だ、そんな事で嫌がっていたら生きていく事は出来ない。
まあ彼女達は転生者だから、それは無理ってもんか。
クレアとマインがこの街で拠点移動するなら、俺達は文句を言う事はない。
これからが楽しみだな。
そう思いながら俺はジャベリンとブレイドを連れて牧場に戻って行くのであった。
次回は久々の大人の階段ですwww