転生者は超次元サッカーを楽しみたい   作:何処でも行方不明

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立ちあがリーヨ
イナズマチャレンジャー

雷門中に入学してないけどな!


第一話 国立(コクリツ)じゃない国立(クニタチ)

おはようございます。

どうも。

このお話の一人称視点の主であり主人公である

タトバ……じゃなかった。

的場英治だ。

少し自己紹介でもしよう。

的場英治は転生者だ。

まあ、ありがちだよな。

転生特典?ンなもんねーよ。

この作品の作者は転生特典否定派らしいんでな。

記憶があるだけ儲けものだ。

謎電波を受信したがまあいい。

俺は主人公になりたい。

けど、転生したのはイナズマイレブンの世界。

本来の主人公は円堂守。

主人公したければ物語の中心である雷門中に入るのが近道だ。

だがしかし!

そんなのは楽しくない。

俺は俺の仲間を探してそいつらと楽しく人生を過ごしたい。

というわけで、全然違う学校に入ることにした。

その名も

私立国立(くにたち)学園中等部!

私立なのに国立だって?

バッキャロー。これは《くにたち》って読むんだ。

いや、俺もどうかとは思うが。

そんなわけで超次元サッカーを楽しみたい俺は国立学園に入学したわけだ。

さあ、お決まりのセリフを言うか!

 

サッカーやろうぜ!

 

※※※

 

春の穏やかな陽気の中に、朝からサッカーボールを蹴っている少年がいた。

少年の名前は的場(マトバ)英治(エイジ)

この物語の主人公。

 

「よっ!ほっ!」

 

河川敷でコーンを並べ次々にドリブルで突破していく。

 

「いくぜぇぇ!」

 

英治は常設ゴールに向かってボールを蹴る。

ボールが入ったのを見届けると手に持っていたストップウォッチを止めた。

 

「2秒も縮まった!よし!やればやるほど強くなっているのがわかるぞ!」

 

「はいはい。エイジ、そろそろ学校だろ?」

 

英治にそう声をかけたのは英治の幼馴染の一人、古田(フルタ)(アツシ)

 

「アツシは朝練しないのか?」

 

「入学式前に汗くさくなりたくない」

 

「俺は気にしないぞ!」

 

「エイジが気にしなくてもメグが気にするよね?」

 

そんなことをいいながらサッカーボールとコーンを回収しカバンにしまう英治。

テキパキと後片付けをこなす。

 

「それにしても、アツシとメグが国立に入学するなんてな〜……雷門中に行くんじゃなかったのか?」

 

「いや……だって、エイジが雷門中をチェックしてたから僕とメグは雷門中を受けたようとしたのに……」

 

「ははーん?俺が国立にしたから、お前らも変えたのか?」

 

「まあね。幼稚園の時に約束したろ?

 

「3人でフットボールフロンティアに出て優勝する」

 

覚えてるじゃないか」

 

「忘れるかよ、そんな大事な約束」

 

二人はそう言いながら国立学園の校門に向かう。

 

「あ、二人ともやっときた……遅いよ!」

 

校門の前には二人を待っていた少女がいた。

少女の名前は絢瀬(アヤセ)(メグル)

英治、淳の幼馴染であり、先程からふたりが「メグ」と呼んでいる存在だ。

 

「遅れたのはエイジが河川敷で朝練してたからだ。サッカー部に入る前にな」

 

「悪い悪い。お詫びとして今度なにか奢るよ」

 

そういう二人に環はいつもの事のように溜息をついた。

 

「はいはい、私がエージに奢らしたことないでしょ?その代わりに今度私の必殺技の練習台になってね」

 

「へーへー。じゃ、教室に行きますか!」

 

「メグ、僕達のクラスはどこかわかる?」

 

「私たち3人ともC組だよ」

 

「C……定教室どこだ?」

 

「31番教室だよ」

 

「おし!じゃあいくか!」

 

英治は校門をくぐり足早に教室に向かう。

 

「全く……エイジは変わらないね……」

 

「それがエージのいい所だからね。アツシ、私達も行こう?」

 

「ああ」

 

そんな英治の後ろ姿を二人は追いかけた。




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