転生者は超次元サッカーを楽しみたい   作:何処でも行方不明

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プロトコルオメガに乱入させるかどうか悩んでました。
募集したキャラ出してます。
……色々と改変してますが。


第三話 同級生

「いやー。初日からいい汗流したな!」

 

昼下がりの頃。3人はサッカー部の面々と別れ帰路についていた。

 

「だね。先輩たちもかなり強いし……エイジ気がついた?」

 

「ああ、高宮先輩って、あの高宮健介だよな!?」

 

「二人とも気がついてたんだ。私も思ったよ。高宮選手って去年の日本代表だよね?」

 

「そういえば、高宮選手って国立学園の生徒だったな」

 

「覚えとけよ!てっきり、高宮選手がいるとふんで受験したものだと思ったよ!」

 

「あはは。悪い悪い。でも、高宮先輩はマネージャーだろ?どんなことしてるんだろうな?」

 

「聞くところによると、特訓メニューとか決めてるみたい。顧問の先生よりサッカーについて詳しいから……」

 

「なるほどな」

 

3人は行きと同じように帰りもワイワイとしている。

と言ってもすぐに寮についてしまうのだが。

 

「女子寮こっちだから」

 

「じゃあなメグ」

 

「また明日……っても晩飯の時に会うかもな」

 

「そうかもね。とりあえず、おやすみ」

 

環は女子寮へ、英治と淳は男子寮に向かう。

3人は親に頼み込んで中高一貫で自宅とは遠い国立学園に進学しているので寮暮しをしている。

と言っても今日がその初日で、本来ならば昼からは各自荷解きをするはずなのだが……

 

「俺たちの荷物って少ないからな……早めに行ってもやることないし」

 

「その通りなんだけどね」

 

「アツシとも同室じゃないし……まあ、ルームメイトと仲良くするとするか」

 

「そうした方が懸命だね。じゃあまた後で」

 

「おう!」

 

そう言って英治と淳はそれぞれの部屋に入っていく。

英治が扉を開けると……

 

「……やっときたか」

 

中学生にしては身長が高めな黒髪の少年がいた。

 

「えっと……はじめまして。だよな?」

 

「ああ。俺は黒羽(クロバ)(タツキ)、a組だ。お前は?」

 

「(いきなりタメ口か…まあ、腹の探り合いとか嫌いだしいいけど)的場英治。俺はc組だ。あとサッカー部だな」

 

「サッカー部……もう部活に入ったのか?」

 

「ああ。やるからには早めの方がいいだろ?」

 

「……早計過ぎやしないか?」

 

黒羽は少し呆れながら部屋の半分を指さした。

 

「お前の机はあっち。二段ベッドなんだが俺の都合で上は既に占拠させてもらった。すまんな」

 

「や、俺が遅れたのが悪いし、それに部活の練習とかで疲れててたら二段目にいくの面倒だから別にいいぜ」

 

「そうか」

 

黒羽はそう言うと自分の椅子にもたれかかった。

 

「さて、荷解きしますか……」

 

英治は三つのダンボールに向かって作業を始めた。

 

数十分後……

 

「サッカーって楽しいのか?」

 

黙々と作業をしている英治に黒羽が問いかけた。

 

「お、興味あるのか?」

 

「それなりにな」

 

英治が黒羽の方を向くと黒羽は椅子の上で胡座をかいて文庫本を読んでいた。

 

「楽しいぞ。俺はMFだから上手くパスが通った時とかボールを上手く守って相手選手を突破する時とかワクワクしたりドキドキしたりする」

 

「そうか……なら、考えてみるか……」

 

黒羽はそれだけいうと扉に向かっていった。

 

「どこに行くんだ?」

 

「……晩御飯だ。そろそろいい時間だぞ的場は食わないのか?」

 

「えっ」

 

英治がバッと部屋にある壁掛け時計の方を見ると……

 

「うげっ、もう6時半か……俺も飯食いに行くとするよ……」

 

荷解きを一時中断して黒羽の後について行った。

 

※※※

 

英治と黒羽は男子寮と女子寮の間にある食堂にやってきた。

食堂は学生寮のエントランスとしても扱われており、そのためなかなかに広い。

 

「あ、エージ」

 

英治は聞きなれた声がしたのでそのほうを振り向いてみた。そこには環と淳がいた。同じテーブルには恐らく二人のクラスメイトであろう茶髪をサイドテールにしてる女子と黒髪ロン毛の男子がいた。

 

「ん?なんだメグか」

 

「なんだとは酷い言い草だね」

 

「これからメグたちも晩飯か?」

 

「うん。食券買いに行く前にアツシとあったから少し与太話してた」

 

「あ、そうだ。この二人……竹中くんと雨崎さんもサッカー部に入るんだって」

 

「ほぇ~…意外と多いもんだな。二人ともはじめまして……だよな。俺は的場英治。そこのアツシとメグとは幼馴染だ。よろしくな」

 

英治が簡単に自己紹介すると雨崎と言われた女子が立ち上がった。

 

「私は雨崎(アメザキ)瑠璃(ルリ)ですわ。以後お見知り置きを。的場くん」

 

「……なんか違和感あるな……英治でいいぜ」

 

「ではそのように。よろしくお願い致しますわ、英治くん」

 

「おう」

 

雨崎が座ると次は黒髪ロン毛の竹中と言われた男子生徒が椅子の背もたれの方に体を動かし英治たちの方に向いた。

 

「俺は竹中(タケナカ)(ジョウ)だ。ま、ほどほどによろしくなエージ」

 

「そんなこと言わずに仲良くやろうぜ?まあ、よろしくな」

 

「それで……君がエイジのルームメイトかい?」

 

「ああ、俺は黒羽樹。よろしく」

 

そこで環がパンと手を叩き提案した。

 

「せっかくだしこの6人で晩御飯食べない?雨崎さんたちもいいかな?」

 

「私は構いませんわ。学友と交友を深めるのは良いことですもの」

 

「俺は構わない。食卓とかは大勢で囲んだ方が楽しいしな」

 

賛同する雨崎と黒羽。あとは竹中だが……

 

「この状況で断る方が無理だろ……いいぜ。とりあえず、今日はな」

 

「それなら食券買いに行こうか。エイジ、席取りよろしく」

 

「……アツシ、さてはそのために俺を待っていやがったな?」

 

「何のことやら?」

 

「白々しいぞコンチクショー」

 

※※※

 

「俺以外全員C組なのか……」

 

「偶然の一致……とかいうのではなくて、どうやら周りの話を聞く限りは同じクラスの生徒同士がルームメイトになる傾向があるようですわ」

 

「つまり俺と黒羽がレアケースってことか?」

 

「ですわね」

 

「だったら俺もC組で良かったよ……」

 

晩御飯をそれぞれ食べながら6人は話し合っていた。

 

「そう言えば私たち3人は必殺技使えるけど、二人はどうなの?」

 

環は思い出したように竹中と雨崎に問いかけた。

 

「私は使えますわ。ドリブルとシュートを一種類ずつ身につけております」

 

「おー、エージと一緒だね。竹中くんは?」

 

「俺はまだブロック技を一つだけだ。そもそも必殺技って何個も簡単に身につくものじゃねぇだろ」

 

「そうなんだけどね。エイジは何故かすぐに一つ目は習得してたけど」

 

「《スカイウォーク》はまだ簡単な部類だと思うぞ?それに俺は《スカイウォーク》は教えてもらっただけだからな」

 

「そんな事言ってたっけ?」

 

「言ってなかったか?」

 

「私は聞いてないよ!」

 

ガヤガヤと英治たち3人の入学初日は過ぎていった。




現在採用したキャラクター一覧

黒羽樹
雨崎瑠璃(今後投稿予定の話で何回か《香》を入力し忘れたので改名しました。申し訳ありません……)
藤優華
日向朱里
高宮健介
白黒神棋
竹中丈

選手あと4枠です。
募集はまだしてますよ。
……できれば今後オリキャラを投稿する人は一年生、もしくは二年生であってほしいです。
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