男女逆転してる変な世界ですがデュエルで戦っていきます   作:火壁

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20th アニバーサリーパック楽しみすぎやしませんかねえ。とりあえずこっちに取り入れるかは要検討でお願いします。

前回でデュエルが終了しまして、これから明日葉君の生活をどうするかを話し合います。男性の実態も明かされます。ようやっとあべこべ成分が増えていきます。

「明日葉君と一緒……。一緒……///」

はいはい脳内ピンクはほっといて、


それではどうぞー


デュエル8~これからの暮らし~

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

明日葉がメディナに勝利した後、彼女は叫び声をあげながらのたうち回っている。

 

「な、なんだいったい?」

 

「……こいつは、厄介だねえ」

 

「? 景子さん。何か知ってるんですか?」

 

「え? い、いや。急に暴れ出すもんだから危なっかしいって思っただけさね」

 

「そんな呑気してる場合ですか! これはどう考えたってヤバいヤツですって!」

 

レイカがツッコミしていると、メディナは糸が切れたように動きを止め、そのまま動かなくなった。

 

「……?」

 

「お、おい。動かなくなっちまったぞ?」

 

「……息はある。こいつはこっちで対応しておくよ。ごめんね明日葉君。あたしらが止められなくって」

 

「いえ、俺が勝手にやった事ですから。それより、あの子……」

 

明日葉が指差した先にはメディナの妹分がへたり込んでいた。

 

「ああ、あの子にも事情聴取をしておくよ。しかし困ったねえ」

 

「何がですか?」

 

「こいつは『闇のゲーム』と言ってたろ? そいつが何か分からないがこれをみたら嫌でも危険だって思わされるだろう? それもこっちで調べてみるよ」

 

「わかりました」

 

こうして協会本部での騒動は幕を降ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういや、明日葉君はどうするんだい?」

 

「? 何がです?」

 

「いや、この世界では男性は生活するのに2つ選択肢があるんだよ。一つはこの協会に併設されてる男性用の居住スペースで暮らすことだ。ほとんどの男性がこれだよ。もう一つはこっちで管理してる居住区で暮らすんだ」

 

「ほえー。でもなんで協会で暮らす方が多いんですか?」

 

「外は男を狙う女が多いのさ。セキュリティを攻略は出来ないんだが、門の所で待ち伏せて外出の時に襲ってきたり、窓に張り付いて姿を見ようとして男性がトラウマを植え付けられたって事例もあるんだよ」

 

「ヒエッ」

 

「まあそういうことだよ」

 

「……とりあえず居住スペースを見てからどうするか決めます」

 

「分かったよ。お嬢、明日葉君の案内頼むよ」

 

「わかりました。では明日葉君、行きましょう!」

 

「ああ」

 

 

 

 

 

「ここからが居住スペースです」

 

「ほう」

 

そこは集合住宅のようなつくりをした建物だった。食堂を見るとちらほらと男性の姿も見える。

 

「ここの男性は基本、この食堂か広場で過ごすことが多いです」

 

「部屋は?」

 

「ありますが、寝る為の部屋ですからベッド以外ほとんどないですよ」

 

「……ふーん」

 

こうして明日葉の施設見学が終わった。

 

「んで、どっちにするかは決まったかい?」

 

「はい。居住区に行きます」

 

「! ほう。一応理由を聞いていいかい?」

 

本当に少なかったのだろう。景子は意外そうに明日葉に尋ねた。

 

「あそこは何というか、俺の世界の収容所みたいで居心地悪いんですよね。毎日が同じ時を過ごすって感じが苦手で」

 

「……そうかい。まあ世界が違えば感覚も違うのは当然か。わかったよ。それで警護官の場所なんだけどね「え? 一緒でいいですよ」ふぁ!?」

 

「「「ええ!!??」」」

 

「?」

 

「明日葉君!! それはだめだ! 女は獣なんだぞ! 君はまだこの世界の女を知らないからそんなことを言えるんだ!」

 

「でも警護官というからには一般人以上の鋼の意志を持ってるはずですよねえ。なら何も問題ないじゃないですか」

 

「た、確かにそうだが念には念を「なら問題なし! 住む家は同じで!!」ちょっ、はあ……上になんて報告すればいいのさこれ……」

 

「は、はわわわわわ……あ、明日葉君と一つ屋根の下、一つ屋根の下///」

 

「明日葉あ!! あんたいったい何考えてんだあ! い、一緒に暮らすって……暮らすって……///」

 

「明日葉様と同棲。これはつまり明日葉様のアピールということに///フヒヒ///」

 

明日葉の同棲宣言に警護官3人は赤面しながら固まり、他の職員たちは修羅の顔で叫んでいた。

 

「ぬあんだとうううううおおおおおおおおあああああああああああああああああ!!」

「何だってあいつらばっかりあんないい思いするのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお??????」

「ああああああああああんんんんんんまりだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

「……このことからこの世界でそういった発言は本当に危険だから気をつけるように」

 

「うぃっす」

 

「じゃあさっきのは無しってことで「それは別で」ええ……」

 

「危険なら尚更近くで守ってほしいですからね。というわけでこれで決定でお願いしますね」

 

「はぁ。わかったよ。それで通しておくからね」

 

「ありがとうございます」

 

こうして明日葉は警護官3人と一緒に暮らすなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とりあえず今日は遅いし、もう寝て明日居住区に移動しておくれ」

 

そう景子に言われ、就寝の為、部屋で明日葉はベッドに横になっていた。

 

「しっかし、何だってこんな世界に来ちまったんかねえ」

 

明日葉はこの世界に来る前に自分に起こったことを思い出そうと記憶を巡らせる。しかし、いくら思い出そうとしても直前のことが思い出せることはなかった。

 

「下手したらこの世界で一生暮らすことになんのか。はあ、これからどうすりゃいいんだよ」

 

明日葉がこれからのことにため息をついていると、扉をノックする音が聞こえた。

 

「はい? 誰ですか?」

 

「明日葉君、彩佳です。少し聞きたいことがあるのでこちらに伺ったのですが、もしかしてもう寝るところでしたか?」

 

「彩佳か。いや、俺もなんか寝付けなくってな。聞きたいことは言える程度ならいいぞ。今開けるな」

 

「え!? い、いえいえ! ここで十分ですから!」

 

「いいっていいって。寝るまでの暇つぶしに付き合ってくれよ。俺が許可したってなったら景子さんも強くは言えないだろ?」

 

「そ、それはそうですが……」

 

「なら決まり。ほら、入った入った」

 

明日葉にそう言われ、彩佳はズルズルと部屋に入っていった。

 

「飲み物もなくって悪かったな。本当に何もないからさ」

 

「い、いいえ。それよりも明日葉君。私が聞きたいのは」

 

「なんで一緒に暮らすか。かな」

 

「はい。男性と一つ屋根の下で暮らすのは嬉しいです。でもここは明日葉君の世界とは違います。男性は貴重な存在で、間違いがあればそれをやった人は重罪に処されます。それは明日葉君のことですから後は私たちの問題ですが、それでも分からないことがあります。明日葉君。なんで知り合って間もない私たちを許容するのですか?」

 

「……」

 

彩佳の言葉はこの世界での警護官の問題として有名だった。警護官制度制定直後は男性を狙う女性が後を絶たず、それにより男性が女性を恐れるようになり、双方の間に溝ができた。現在はそれを解消するために様々な方法を模索しているが、未だその溝は残ったままである。更に明日葉の「一緒に暮らす」ことはたとえ明日葉の世界でも見ず知らずの人それも女性で3人となると有り得ない事態である。

 

「明日葉君の世界でこういったことが普通なのかはわかりません。でもこちらは警護官として仕事を全うしなければならないんです。というのにこれでは、生殺しにも程があるじゃないですか。助けてくれてデュエルも強くて自分を許容してくれる。そんな男性はこの世界では1人見つかれば奇跡なんですよ。こんなの、期待しちゃうじゃないですか。これでその気がなかったなんてなったら私、恥ずかしくて自決しちゃいますよ」

 

彩佳自身も段々自分が何を言っているのか分からなくなっているのだろう。目が潤んで顔も赤くなっている。

 

「明日葉君、あなたが私たちを、私を許容するのは何でですか? ここで答えてください。どんな答えでもこれからの仕事に支障をきたすようなことにはしませんので。お願いします」

 

「……」

 

明日葉は頭を掻いて答える。

 

「理由としては俺のことを少しでも多く知ってる奴が警護官をやってくれた方がまだ安心できるからっていうのが今のところの理由かな」

 

「でもそれならここで少し過ごせば他の方々だって「あとさ」?」

 

「俺さ、さっきまで俺がここに来た経緯を思い出そうとしてたんだ。でもこっちに来る直前のことが全然出てこなくて、もしかしたら俺一生ここで暮らすんじゃないかって考えてたんだ。それ自体が怖くなったんじゃないけど、元の世界で俺はどうなっているのかちょっと不安になってさ、仮に元の世界に戻ったとしてその後は? 折角プロ入りを果たしたってのに長い間行方不明になってたらその資格も剥奪されてるんじゃないかって不安でさ。もしかしたらこっちで暮らす方が気楽なんじゃないかって考えるんだ」

 

「……」

 

彩佳は明日葉の立場をようやく理解した。元の世界ではプロとなり、デュエルを続けてきた明日葉は今この世界にいる。それは向こうの世界では行方不明として扱われている可能性だってある。元の世界に戻ったとしてそれが何年も後のことだったら死亡案件として扱われ、戸籍も抹消されているだろう。明日葉はそこまで考えている。

 

「まだどっちがいいか考えてるけど、答えが見つかるかもわかんないんだよ。だったらどっちに転んでもいいように手を打っておく。だからここで俺はプロをもう一度目指す。皆と一緒に暮らすのは、俺が寂しがり屋だからかな」

 

「寂しがり屋……ですか」

 

「ああ。こう見えて1人でいるの怖いと思うくらいには寂しがり屋なんだぜ? だからそれを紛らわすのに付き合ってもらいたいんだ」

 

「……そうですか。なら仕方ないですね。寂しがり屋の男性を放っておくわけにはいかないですから」

 

「よろしく頼むぜ。彩佳」

 

「……はい///」

 

(答えになってるかわかんないけど、嬉しいから許してあげます///)

 

「では私はこれで。答えていただいてありがとうございました」

 

「大丈夫だ。俺も話せて良かったよ」

 

「///もうっ、そんなことばっかり言うからあんなこと聞いちゃうんです!」

 

恥ずかしながら部屋を出ていこうとする彩佳。しかし恥ずかしい故に急いだのが仇となった。

 

「あ、ああ!!」

 

「え、ちょ!? うおあああ!!」

 

彩佳は自分の足にもう一方の足を絡めてしまい、そのまま明日葉に突撃してしまった。

 

「……」

 

「……///」

 

倒れた明日葉たちは、自分の唇が相手の唇を覆うように重なっていた。

 

いわゆるキスである。

 

「す、すまん!///」

 

「あ、明日葉君とキス……きしゅ……///」

 

明日葉は起こったことに赤面し、彩佳は沸騰しそうな程顔が赤くなっていて、明日葉の台詞が聞こえていない。

 

「き、今日のことは他言無用で頼むぜ///」

 

「……はい///」

 

彩佳はそのまま出ていき、部屋に明日葉が1人取り残された。

 

「///あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

明日葉はそのままうずくまって小一時間呻いていた。

 

「明日葉君とキス……あしゅはきゅんときしゅ……///」

 

彩佳は廊下で顔を覆いながら言語能力が徐々に下がっていった。




や っ た ぜ

最後に爆弾投下しないといけない気がした。これから明日葉君の無自覚イケメンムーヴで3人をメインに女性が攻略されていきます(予定)。

次回は遂に明日葉君のお家お披露目です。他には特にないです。ラッキースケベはあるかも。

PV25000、UA8000、お気に入り90突破ありがとうございます。なんか記念のお話作りたいなあ。というわけで考えておきます。

感想いただけると制作のモチベが上昇し、更新が速くなるかもしれません。とりあえず感想ください。

それでは次回もお楽しみください。
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