男女逆転してる変な世界ですがデュエルで戦っていきます   作:火壁

16 / 44
今まで手こずっていた案件が終わり、時間が少し確保出来ました。さて、ネタを集める時間だ。と思っていたらいつの間にかUA20000、PV60000を超えてて内心驚いてます。やべえよ……まだモンスターストーリー途中なんだけど……ネタや台詞が詰まって思うように進まない状態です。そのうち出すので気長に待っててください。

しかもそこに編集中データが吹っ飛ぶ始末。俺なんかしたかなあ……

童実野町で開催されるWCSに明日葉君が参加します。ここから少しレベルが上がる……かな?

「それはお前次第だろ。頑張れ」

うん。頑張る。

ではお楽しみください。


デュエル14~WCS童実野町予選開幕!!~

先の祝賀会から数日、景子から予選の開催状況をまとめたメールが送られ、そこから参加可能な大会を選択するのだが……

 

「どこも男性警備が備わっていませんね……」

 

「まあ普通男性はデュエルしないからね」

 

今のデュエルは男性がデュエルを敬遠し、デュエリストは昔からデュエリストの家系か、警護官になるために必要な項目となっている。その為女性がデュエルし、男性は全くと言うほどデュエルをしない。

 

「普通の所でデュエルは出来ないのか? 前のユニオンだって出来たろ?」

 

「あれは国が運営している機関ですから。でも今回は沢山の企業が資金を出し合って開催されるんです。男性が来ないと分かりきっているなら無駄にお金を掛けたくないのが本音でしょうし仕方ないと言えば仕方ないんです」

 

「それなら仕方ないな。だけどこれじゃあWCSに出る以前の問題だな……」

 

そうして4人が頭を悩ませていると彩佳の携帯に着信がかかってきた。

 

「あれ?誰だろう……ってお母さん!? 何で?」

 

「とりあえず出たらどうよ」

 

「そ、そうですね。……もしもし、どうしたんですか?」

 

「彩佳? 恐らくだけど明日葉君の予選出場先が決まっていないんじゃなくて?」

 

「どうしてわかったんですか……そうですけど」

 

「そりゃ分かるわよ!明日葉君をプロに誘ったのは他でもない私よ?そんな事を想定しない訳が無いわ。童実野町の会場に連絡して男性警護システムを設置させたから、そこに行きなさい。場所と日時はメールで送っておくから。じゃあ私は仕事あるから、またねー♪」

 

「ちょ、お母さん!切れちゃった……」

 

「克巳さん、なんて?」

 

「ええと……童実野町の会場に男性警護システムを導入したからそこで参加しろと」

 

「克巳さん……どんだけだよ……」

 

「ま、まあ参加できるってのはいい事じゃないか!それでいつなんだ?」

 

「はい、メールには3日後とありますね」

 

「ファ!? 早すぎだろ……まあデッキ調整しとかないとな」

 

「手伝いますよ!」

 

「あたしも付き合うぜ!」

 

「……明日葉様、少しの間お暇をいただいてもよろしいでしょうか?」

 

「え?どうしたんだ?」

 

「実は、実家からWCSに参加しろと言われていまして」

 

「成程、それでいつから出るんだ?」

 

「予選は全て同じ日に行われますので、明後日には」

 

「そうか、なら次会うのは本選かな?」

 

「そうですわね。それまでに強くなって明日葉様と戦うに値するデュエリストになって参りますわ!」

 

「おう!楽しみにしてるぜ!」ニカッ

 

「うっ!明日葉様の笑顔……」バタリ

 

「レイカ?レイカああああああ!!」

 

「「……やれやれ」」

 

この後レイカに蘇生術を施した。

 

 

 

 

 

 

 

「はあ……疲れた……」

 

デッキを調整しようにも先日施された制限改訂で調整の為のデッキパーツが規制され、調整しようにもあまりいいカードが見つからなかった。

 

「いっその事デッキを変えてみるか……?」

 

そんな明日葉の携帯にコール音が鳴る。

 

「誰だこんな時間に……もしもし?」

 

『……夜分遅くにすまない。君にどうしても言わなければならない事があってね』

 

その声は男の声だった。

 

「……聞きたい事が3つくらいあるが先にそっちの話を聞いてやる」

 

『ありがとう、こっちもあまり時間がなくてね。……君を巻き込んでしまってすまない。本来ならこちらの世界の問題なのに違う世界の君を巻き込んでしまって……』

 

「おい、何の話をしてるんだ?それに世界って、あんたは何か知ってるのか!?」

 

『今は時間が無くて全てを話している時間は無い。だが2つ信じてくれ。我々は君の味方であり、君は我々の希望だ』

 

「はあ?いやだから何を言って」

 

『君の机の2番目の引き出しを開けてみてくれ。そこに君の()()()力がある』

 

「机の……引き出し……?」

 

『君を信じている。いづれ会う事になるが……その時は本当に全てを話そう。では』

 

そうして通話は切れてしまった。

 

「お、おい!まだ話は半分だぜ……全く」

 

明日葉は文句を言いながら言われた引き出しに目をやる。

 

「……本当の……力……」

 

意を決して引き出しを開ける。そこには

 

 

 

 

 

 

 

1つのデッキが入っていた。

 

「……久しぶりじゃねえか……」

 

デッキの1番上のカードは主との再会を喜ぶようにその眼を()()輝かせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日後

 

「いよいよこの日が来ましたね!私、明日葉君の雄姿が見られると思うと興奮して来ます!」

 

「彩佳、一旦落ち着け」

 

興奮ぎみの彩佳を悠香が収める。

 

「とりあえず受付にいって参加申し込みをしないとな」

 

「では早速行きましょう。案内しますね」

 

「ん?彩佳、来た事あんのか?」

 

「一応ウチもスポンサーなので。それに他にもありますが……まあそこは気にしないでください」

 

「そういわれると気になる……」

 

「そ、それは明日葉君でもダメです!」

 

「そうか……まあ言えるようになったら頼むわ」

 

「……はい」

 

 

 

 

参加受付を済ませて控室に向かう。しかし男の明日葉は普通の控室では女性デュエリストに(性的に)喰われてしまうため特別控室に入る。

 

「……いざ始まるとなると緊張するな」

 

「そうですね。でもその緊張って不思議と心地良いですよね」

 

「ああ、これから沢山のプロデュエリストと戦うって考えると楽しみで仕方ないぜ!」

 

「しっかしさっきの女達の目見たか?あれは確実に獲物を狩る目だったぜ」

 

「それは……もう慣れた」

 

「「……」」

 

2人は視線を背けた。

 

『これよりワールドチャンピオンシップ童実野町予選の開会式を行います。出場選手はフィールドにお集りください』

 

「お、ついに来たな。行くか」

 

『尚、遊崎明日葉さんは特別ゲートよりお越しください』

 

「?なんで俺だけ?」

 

「そりゃあ男だからな。他の奴らと同じところからなんて何が起きるか予想出来るぜ」

 

「あっ……」

 

明日葉達は特別ゲートに向かった。

 

「因みに代表者の宣誓がありますよ」

 

「ファ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

予選会場フィールド内

 

「今年も来たね、WCS」

 

「せやな。まあ例年通り男は皆無やがな……」

 

「ホント、何で私には男が寄り付かないのかしら」

 

「まあイカサマするような女には誰も寄りたがらないわな」

 

そこに会話しながら愚痴を吐くデュエリストが2人。話した順に『羽蛾 蝿子(ようこ)』『竜崎 里奈』である。

 

「じゃあなんであなたはいるのよ」

 

「そんなもん、1人でいるのは可哀想やろ?そういうのみてるのお節介焼きたくなるんよ」

 

「余計なお世話だってのよ」

 

『只今より、ワールドチャンピオンシップ童実野町予選開会式を行います。代表者『遊崎明日葉』さん、前へ』

 

「明日葉……聞いたことない名前だな」

 

「大方どっかの企業の娘さんとちゃうか?代表者で宣誓なんて、随分余裕なこっちゃな」

 

羽蛾と竜崎を含めた全デュエリストがその恐らく新人のデュエリストを目撃する。そのデュエリストは

 

 

 

 

 

 

男だった。

 

 

 

「「「「はああああああああああああああ!!!!!???????」」」」

「アイエエエエエエエ!!オトコ!?オトコナンデ!?」

「やだ!しかもイケメン!あんなイケメン今後会えるかもわかんないわ!」

「え?あのイケメンとデュエルできるの?イヤアアアアアッッッフウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!」

 

他にも明日葉の登場に会場は地獄絵図と化す。中には明日葉を襲おうとステージに上ってきた参加者は警備員やサポートに来た警護官に取り押さえられ、そのまま連行された。

 

『……連行された参加者が多いですが大会は継続できる人数ですのでこのまま続行いたします。代表者『遊崎明日葉』さん、宣誓を』

 

「宣誓!我々デュエリストは、己のデッキを信じ、正々堂々と戦い抜くことをここに宣言します!」

 

ただの宣誓も男がするだけで会場は色めきたち、黄色い歓声があがる。

 

『ありがとうございました。これでしばらくはオカズにこm……ゲフンゲフン、ではこれより対戦相手の抽選発表を行うのですが、先程何名かが連行されましたので残った選手で再度抽選し直しますので3分の休憩時間といたします』

 

 

3分後

 

『それでは対戦表を発表させていただきます。

 

第一試合

羽蛾VS朝霧

 

第二試合

遊崎VS竜崎

 

第三試合

西川VS島

 

第四試合

柳VS加賀良

 

『まず第一試合を行います。選手はフィールドにお集まりください』

 

 

 

特別控室

 

「最初は羽蛾蝿子と朝霧三金か」

 

「羽蛾さんは昆虫族を多用してトリッキーな動きをするデッキで、朝霧は戦士族と装備カードで攻撃力を上げるデッキを使います。どちらもプロとしての腕前は中々のものです」

 

「だけど本選にいってもあまりいい結果は出せてないんだよな。そう考えると本選の奴らはどんだけ強いんだよ……」

 

そんな話をしていると控室の扉がノックされる。

 

「……誰だ」

 

「おう、明日葉はんの対戦相手の竜崎や。ちょいと明日葉はんと話しがしたくてのお」

 

「明日葉、どうする?」

 

「……まあいいか。警戒だけしておけばいいだろ」

 

「分かった。いいぞ、入れ」

 

「おおきにな。……うっほ、こりゃ近くで見るとまたえらいイケメンやな。こんなイケメンとデュエル出来るなんて最高やわ」

 

1人で喜ぶ龍崎に彩佳と悠香は気に入らないといった様子で睨みつける。

 

「そんな邪険にせんでや……といっても無理な話か」

 

「当然です!対戦相手が来るなんて怪しさプンプンですよ!」

 

「本来なら即刻たたき出して警備員に突き出すところだ。明日葉が許してるから特別に入れてやってるんだ」

 

「それはありがたいのお~。んで、話っちゅうのがな。羽蛾のことや」

 

「羽蛾?羽蛾って今デュエルしてる……」

 

「せやせや。あいつなんやがな、実は()()()()しとるんよ」

 

「「「!!」」」

 

「おい、それってどういう事だよ!」

 

「どうもこうもそのまんまや。簡単に言うと対戦相手に金握らせて八百長狙ったり、相手のデッキに自分が有利になるカードを忍ばせたりな……なんでまだ本部にばれてへんのか分からんわ。まあそういうことであいつとやる事はないやろうが万が一やろう事ならそん時は気ぃつけてや」

 

「……わかった。ありがとな」

 

「べ、別にあんたの為に教えとる訳やないわ///ただ羽蛾のイカサマがいい加減目に余るからそろそろ懲らしめんとなって思っただけやで!!///」

 

明日葉から礼を言われて乙女らしい照れ方をする竜崎。そこに

 

『デュエル終了!勝者『羽蛾蝿子』!5分後に第二試合を行います。選手はフィールドにお集まりください』

 

「どうやら羽蛾の方も終わったらしいのお。明日葉はん!男だからって手加減はせえへんで!覚悟しときいや!」

 

「ああ!俺も全力でいかせてもらうぜ!」

 

竜崎は赤面しながら慌てて出ていった。

 

「よし、俺たちも行くか!」

 

「……そうですね」

 

「ん?どうした?」

 

「何でもないです」

 

彩佳は明日葉の竜崎への優しい対応に不満を覚えていた。




大会開始と明日葉君のデュエル導入の為少し短いですがここまでです。次は明日葉君のデュエル回です。竜崎の関西弁がおかしかったらお許しください。

更新が遅くなった事をここでお詫びします。ちょっと個人の用事が重なって時間無くなってました。次回は1週間以内にしますのでお許しください。

次回は普通にデュエルします。ただそれだけ。

感想とかくれたりするとモチベ上がります。

では次回のデュエルをお待ちくださーい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。