男女逆転してる変な世界ですがデュエルで戦っていきます 作:火壁
折角だし平成から令和に変わるので書いてみようと思います。大分短いのでそこをご理解の上ご覧ください。
因みにこれは本編のWCSが全て終わった後の話です。
番外編~時代の変化 令和開幕!!~
4月30日 夜
明日葉は自宅でカレンダーを眺めながら自分の元居た世界を思い出していた。
(よく考えたら向こうじゃ元号が変わるんだっけか。結局何になったんだろう?それ発表される前にこっち来たからなあ……)
「はあ……」
「明日葉君、どうしたんですか?浮かない顔をしていますが」
明日葉が元の世界の事を考えている所に明日葉の警護官である『城之内彩佳』が話賭けてくる。
「ん?あ、いや。俺の元の世界じゃさ、天皇様っていう他所でいう王様みたいな御方がいるんだけど」
「テンノウ?それはこの世界の『天妃』様のようなものって考えていいんですかね?」
「テンヒ?」
「この国のリーダーと考えてください。行政や海外での
「へー。天妃っていうくらいだから女性じゃないとなれない感じ?」
「というよりも男性が生まれる事が珍しいので天家の間で考えるだけ無駄と……」
「Oh……」
天家の発想に明日葉は頭を抱える。男性が少ない上に出生率が低いことを鑑みれば確かに仕方ないことかもしれないが明らかに男性差別のそれである。
「話が逸れましたね。天家は代々女性がなっていましたから男性が即位する話自体無かったんですよ」
「そういうことか。それは解決しようもないな……」
「それはそうとそのテンノウ様ですよ。どういう方なんですか?」
「ああ、まあ王様って言うよりは今は国の象徴っていう表現の方が合ってるんだけどな。その方が退位なされるのが今日で明日そのご子息である皇太子様が即位なされるんだ」
「そんなことが……明日葉君はそれが気になったと?」
「まあそうなるな。なんだかんだ言って時代が変わる瞬間だし、立ち会いたいたかったってのが本心かな」
「そうだったんですか……明日葉君、今もやっぱり帰りたいと思いますか?」
「……WCSも終わって皆が俺をプロとして受け入れてくれた。彩佳や悠香、レイカも俺を信じて仕事をしてくれる。協会の景子さんも彩佳のお母さんも俺をバックアップしてくれる。環境で言えば向こうより断然良い環境だよ」
「という事h「でもな」?」
「やっぱり故郷のことは忘れられない。環境とか関係無しにあそこが気に入ってるってのがこっちに来てから分かったんだ」
「……そうですか」
明日葉の言葉に彩佳は少し胸を痛める。
(そうだよね……明日葉君だって本当は帰りたいはずなのに私、何を考えてるんだろ……)
彩佳はこのまま明日葉がこの世界に居続けるものだと考えていた。それが正解だと信じていた。しかし明日葉の言葉に自分の考えが過ちであると認識したのだ。
そしてそんな彩佳の表情を分からない程
「まあ、もう少しはこっちにいても良いかなって、今は思ってる」
「……え?」
「その……なんだかんだ言ってこっちも居心地に慣れたって言うか……付き合い方を覚えたって言うか……だったらもう少しいてもいいかなぁって……」
「明日葉君……」
「まあ未だ帰り方すら分かってないから帰る云々は意味ないんだけどな」
「そうでしたね……ふふ」
「どうした?」
「なんでもないです」
とは言っていたが彼女の気持ちは穏やかだった。
(そうだよね……まだ明日葉君とは一緒にいられる。この時間を大事にすればいいんだよね)
「さて明日葉君、もう時間も遅いですし寝ましょう。明日は協会に行くんですから寝坊するとレイカさんがうるさいです」
「そうだな。おやすみ、彩佳」
「お、おやすみなしゃい!」///
(か、噛んだーーー!!何やってんの私ぃーー!!!)
「あ、あやk「おやすみなさい!」お、おう……」
明日葉の言葉を遮り彩佳は自分の部屋に戻っていった。
明日葉はリビングで一人呆けている。
「……まあ理由はそれだけじゃないけどな」
明日葉は誰もいないリビングで一人呟いた。
因みに翌日明日葉と彩佳は仲良く寝坊した。
元号が変わったのでそれを使ってこの世界の追加設定を書きました天妃ですが明治の天皇のポジションです。
ラブコメ要素を入れたくても難しいのでちょっとずつ伏線入れていきたい所存です。これからバイトが再スタートするのでやっぱり更新は元に戻らないですが完結までは持っていくのでよろしくお願いします。
では次話で会いましょう。