男女逆転してる変な世界ですがデュエルで戦っていきます 作:火壁
今回はデュエルないです。明日葉君が迷い込んだ世界の状況と明日葉君の今後の生活を話し合います。1人顔真っ赤にしてるのだーれだ|д゚)チラッ。
それはそうと明日葉君が何か言いたいようです。
「これからの生活嫌な予感しかしねえ……」
そりゃあね。まあ……頑張って満足しようよ。
では第3話いってみよー。
「もう帰りてえよぉ……」
デュエル2~異世界の人々~
車に乗り込み、走り出して30分。ビルが立ち並ぶ通りを抜けると、一際大きい建物がみえる。
「なあ。あの建物は何だ?」
「え? 冗談ですよね? 男性保護協会の本部ですよ。絶対1度は来てるはずですけど……」
「ふーん」
「おかしな方ですね。先ほどのデュエルといい、本部も知らないなんて。もしかすると私の苗字を聞いても驚かないかもしれませんね」
冗談交じりに彩佳が言うと、それを鏡華が否定する。
「彩佳さま。そのようなことはあり得ませんよ。いくら何でも城之内グループのご子女と聞いて驚かない男性h「いやごめん知らねえわ」……ふえ?」
あり得ないといった感じに鏡華が間抜けな声をあげた。彩佳も信じられないものを見るような目で明日葉を見る。
「え? 本当に知らないのですか? 城之内グループですよ!?」
「いやだから知らんて。まあそのことは目的地着いてからだな。ほらちゃんと前見ろ。目的地を前にして事故なんて嫌だぞ俺は。」
そう言って鏡華に運転を促し、何事もなく男性保護協会本部へ到着する。
男性保護協会
男性が減少し男女比が1:25になり世界中が混乱に陥った中、国連のような組織が発足した男性保護組織の名前。各国に存在し、その国の男性を一人残らずチェック、その中で問題が発生すれば問答無用で男性を優先し、脅威を排除するといった元の世界では過激集団と同類では?と疑問に思う情報を彩佳から聞いた明日葉。今後も自分はその集団に囲われるのかとため息をついていた時、受付から大きな声が聞こえる。
「おかしいですよ!! 我々が把握していない男性!? しかもデュエリスト!? しかも何……あのイケメン……こ、これはたっぷり聞き出さなければいけませんね!!そう、たっぷりと……ね?……うぇへへへ」
受付の女性が明日葉を獲物を狩るような眼で見つめている。そうしているとその女性の頭が後ろから鷲掴みにされ、カウンターに叩きつけられた。
「うるせえ! 今何時だと思ってんだい! 男性が起きちまったらどうすんだよ! ああ!?」
あんたも大概だよと思った明日葉だが言葉を飲み込む。あんなん見せられたらそりゃビビる。
そうしているとその女性が近づいてきた。
「すまなかったねえ。あいつには後でたっぷりしごいておくから勘弁してね。あたいは『本田 景子』だよ。……ほお。確かに結構なイケメンだねえ。あたいも旦那がいなかったらねらっていたかもねえ」
「そいつはどうも。遊崎明日葉です。どうやら俺はあなた方が知る男性とは違うようですね」
「ああ。自分からデュエルする男性なんて聞いたこともないし、女に対して物怖じしないのも珍しいもんだよ。」
そう笑いながらしゃべる景子だが、突然声を低くして真面目顔になる。
「じゃあ本題だ。あんたは一体ナニモンだ? あたいはここで13年は働いているがあんたは顔どころかデータすら拝んだことがない。どうもきな臭いんだよ。まさか海外で誘拐にでもあったのかい?それとも……」
「……」
明日葉は押し黙る。ありのままを話して果たして信じてもらえるだろうか。仮に信じてもらえたとしてその後は? 嫌な考えばかり浮かぶ。そしてすうっと息を吸って吐き出し、
(考えててもしゃーないな)
考えるよりまずは行動するべきと判断した。
「俺はどうやら別の世界から来たようです。ここに来た過程はわからない。そこでぶらついてたらそこのお嬢さんが絡まれてたから助けて、ここに連れられて、今こうしてあなたと喋ってる」
彩佳は助けられたことを思い出し顔を赤らめている。それを絶対に許ざんというような目がいくつも彩佳を睨む。嫉妬怖い。
「ほーう。だがね、それだけじゃ信じるには足りないねえ。まあどうすれば信じられるかもわかったもんじゃないけどさ。一応は信じといておくよ。しっかし成程。そうなると彩佳嬢に対して驚きもしないのは頷けるねえ。なんせ知らないんだから」
「あーそうだ。彩佳よお、城之内グループってなんだ? 知ってるのが当たり前って感じだったけど」
「ふえっ!?/// あ、ああそうですね。ではご説明します。まず世界的に男性の数が減っていったのは先程お話しした通りです。その中で問題に着手したグループが3つあります。そのうちの1つが『城之内グループ』です。その他の2つは『天上院財閥』、もう一つは『イェーガー』という元警備会社です。今は男性保護協会の大半を担っていますね。昔こそこの3つの仲は険悪そのものでしたが今はそこまで悪くないんです。それで私は城之内グループの娘なんですよ」
「へー。てことは本当にいいとこのお嬢様ってわけだ」
明日葉は関心したように彩佳を見つめる。すると彩佳は顔を真っ赤にしながら
「い、いいいえそんな!/// 私はまだ未熟で、まだ結婚も出来ておらずデュエルも全然弱くって、あ、でも明日葉さんが教えてくれるのなら私もつよk「なに抜け駆けしようとしてんだあああああ!!!」うわあ!?」
彩佳が暴走していると後ろからいきなり大声で突っ込んできた影と彩佳が激突する。
「いった~い。何するんですか!? どうしたっていうんですか一体?」
「どうしたもこうしたもあるかあ! 戻ってきたと思えば男連れて来るししかもイケメンだと!? ふざけんな! しかも何いきなり男にデュエル講義受けようとしてんだ! あたしも混ぜろ!!」
「おい」
止めに来たと思ったら便乗したかっただけである。明日葉の感動を返せ。
「どうしたんですか悠香さん。まさか嫉妬ですか? あの悠香さんが嫉妬? いつも『あたしはあんたよりもいい男警護して絶対ゴールインしてやるからな!!』と息巻いている悠香さんが嫉妬してるんですか~?」
「あああああああムカつくううううううううううううううう!! なんでこいつにこんなイケメンが引っ掛かったんだよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!???」
((((ホントだよっクソ!!!!))))
どうやら女性陣の意見は大体同じようである。しかし彩佳がこのような煽り方をするとは思わなかったので明日葉も少し引いている。憐れ、彩佳。
「あーっと、まずあんたの名前聞いてもいいか?」
「ひゅえっ!! お? おう、そうだな! あたしは『御伽 悠香』ってんだ。よろしくな!!」
そう言うとニッと笑ってみせた。彩佳もそうだが、悠香自身もスタイルがよく、元の世界ならモテにモテること間違いないスマイルであるがここは男女の関係がおかしいので実に惜しい。
そんな中で景子が話しだす。
「おいその辺にしときなお嬢。周りから恨みを買うだけだよ。悠香もだ。そんな騒ぐんじゃない。それはそうと明日葉君。君のこれからの生活なんだが、君には窮屈かもしれないがこっちのルールに従ってもらいたい。不満に思うかもしれないけどこっちも体裁があってね。後、定期的に健康診断もやることになる。大丈夫、生活についてはある程度の自由は利かせるからね。」
「あー、そうですか。ありがとうございます、そういえば生活のこと完っ全に忘れてたな」
「それでね、この世界では男性に必ず警護官が最低3人付く必要があるのさ。それであんたにはさっき教えた3つのグループから1人ずつ選んで欲しいんだよ。そうした方が3社の仲も保たれるからね」
「まあこんなことで仲が悪くなったらいい笑いものですしね」
「だろ? こんな事に巻き込んじまって悪いんだけどさ、是非とも頼むよ」
真偽はともかく、異世界から来たという青年でしかも女性に恐怖せずむしろデュエルで圧倒する腕前の明日葉。この世界でいえば漫画から出て来たヒロインのような存在。どこも欲しがらないわけがない。何処かに独占されてしまえばその瞬間他2社から戦争を吹っ掛けられることは間違いないだろう。この世界も色々な意味で大変だと感じた明日葉だが、その程度ならお安い御用といったところだった。
「いえいえ。こっちは生活を保障してもらう立場ですからね。そのくらいなら全然大丈夫ですよ」
「そうかい!! いやーありがたいねえ! じゃあリストを渡しておくからその中から選んでおくれ。そいつらにはこっちから連絡入れておくからね。」
「はい。ありがとうございます。えっと、実はもう1人決まっているんですがいいですかね」
「え? 随分と早いね。誰だい?」
明日葉の決まったという台詞に皆が固まる。彩佳は期待の表情を浮かべ、悠香はどこか怯える表情を明日葉に向けている。そんなことまるで知らないといった明日葉はその名前を告げる。
「1人目は彩佳に頼みたい。いいか?」
今回はここまで。世界の状況とそれを支える組織の名前を出しました。あと新キャラ2人追加ですね。え? 聞き覚えのある名前が多すぎる? まあ、仮にも遊戯王だし……ね? 編集中でUA1000突破したのが発覚してビックリしました! 皆さんありがとうございます!!
さて、告白にも似た大胆カミングアウトをかます明日葉君。狂喜する彩佳。むせび泣く悠香+周りの職員。そこで悠香は彩佳にある話しを持ち掛ける。果たしてその内容は?残り2つの椅子には誰が座るのか? 今、警護官決定戦が幕を開ける!!
次回は1週間ではありますがどこかで出すかはわかんないんです。次回はデュエルあるかも?それでは、俺たちの満足はこれからだ!!!