男女逆転してる変な世界ですがデュエルで戦っていきます   作:火壁

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/バスター新規が来ると聞いて家にある/バスターのデッキパーツかき集めて昔のデュエリストセットのDVD見てます。バスター新規なんて誰が想像するよ……

それはさておき始まりました。今回は前回大胆カミングアウトをかました明日葉君の警護官着任を賭けて醜い争いが起こる。そんなお話です。

「……///」

現状のヒロイン枠は放心状態ですね。

申し訳ございませんが今回デュエルまでいけませんでした……。

デュエル導入はやりますんで。どうぞー。



遊星ってかっこよくね?


デュエル3~明日葉君専属警護官決定戦~

「1人目は彩佳に頼みたい。いいか?」

 

その発言は周りの思考を奪い去るには十分だったようだ。そんな中、景子が口を開く。

 

「な、なあ。もう一度聞くよ? 誰を選んだって?」

 

「彩佳だ。1人目は彩佳を選ぶ。問題ないよな?」

 

「ああ。確かに問題はない。だがいいのか? お嬢はデュエルがてんでダメなんだよ?」

 

景子は何故彩佳を選んだのかがわからないといった感じで、肝心の彩佳は突然の明日葉の発言に思考がついていかなくなっている。

 

「そいつに関しては俺が教えていけばいい。他もそういった感じで選んでも構わないが? いっそのこと俺の世界のデュエルを教え込んでみるのもいいかもしれないしな」

 

「ええ……。そんな無茶苦茶な……。まああんたがいいならそれでもいいけどさ。でもこっちでの警護官の強さはそのまま社会での安全性に直結するんだ。デュエルで決着をつけることが当たり前ではあるが、それでもデュエルの腕前だって重要なステータスに変わりはないんだ。それにあんたがデュエルを教えたとしてもこの世界は男性がデュエルをするのはもちろん、ものを教えるのだってしない。そんな中でイケメンにデュエルを教えられたなんて周りに知られた日にゃあ戦争という名の虐殺が始まっちまうんだよ」

 

「え? なにそれ怖っ」

 

そう。明日葉には想像できるわけもなかったのだ。なにせ彼はデュエリスト。ビッグネームではなかったが、彼の母校や友人の手伝い等でデュエルを教える機会があった。その時に子供たちから羨望の眼差しを向けられ、純粋に明日葉の講義を聞いてくれていた。しかしこの世界はそんな平和な世界とは違う。彼が仮にデュエルを教えることになるとして、そこに安全はあるのか? 間違いなく生徒たちとの超融合待ったなしである。そんな状況でもデュエルを教えられる程明日葉の肝は強くなかった。

 

「まあこっちでも対策は考えておくがそういったことが起こるってことも考えておいておくれよ。まあそれとお嬢の着任ははっきり言って関係ない。お嬢! あんたには本日から明日葉君専属警護官着任を命じる!! しっかり明日葉君の警護を果たすんだよ!!」

 

「……え?」

 

今まで何が起こったのかわからないといった表情の彩佳。今の台詞をもう1度聞こうとしたら、それを察した景子がもう1度説明する。

 

「聞いてなかったのかい? あんたは今日から明日葉君の警護官だ。明日葉君が危険な目に合わないようにしっかり仕事を果たしな!!」

 

「あ、あの……明日葉君。ひとつ聞いてもいいですか?」

 

「ん? なんだ?」

 

「何故私なんですか? 明日葉君の警護官としてはあまりにも力不足ですし、それに私を選ぶというのは……///」

 

「え? なんかあんの?」

 

「あーっと……明日葉君。お嬢は城之内グループの令嬢だっていうのはさっき聞いたよね?」

 

「え? はい」

 

「最近城之内グループの社長。つまりお嬢の親御さんなんだけどね、最近お嬢が結婚できないから許嫁を探そうとしてるんだよ。」

 

「ちょ!? 景子さん! 勝手に言わないでください~!!」

 

「お、おう。それで、それと警護官の指名になんの関係があるんですか?」

 

「簡単に言うと親御さんがあんたとお嬢を引っ付けさせかねないんだよ」

 

「……ファ?」

 

「……///」

 

まさかの発言に明日葉が間抜けな声をあげ、彩佳は耳まで赤くしている。

 

(男が少なすぎて貰い手がいなすぎるってのはわからなくもないが、警護対象にまで手を出そうってのかよ……)

 

「わ、私は別にそう言う訳じゃないんですよ! ただ全然結婚しようとしないからお母さんが痺れを切らしていまして、あと半年で結婚相手を連れてこなければ許嫁をお母さんが連れて来るって言われて……」

 

「ま、親御さんからすれば異世界から来たと言っても自分の娘を警護対象に選んでくれた男を手放したくないのさ。まあ、あたしにとっちゃそんなもんは関係ない。明日葉君が彩佳を警護に選んだ理由は気になるが、その決定を覆させる気もないしね。ということでお嬢。あんたの護衛官着任も取り消しはしないからね。後で手続きするから部長室に来るように。以上」

 

「ああ! 待ってください景子さん! まだ話しは終わってないですよ!」

 

彩佳は必死に弁明をする。自分で19歳と言っていたがこの世界の結婚平均年齢は一体いくつなのか? 気になるところだが明日葉は関係ないといった感じに話す。

 

 

「彩佳。俺が選んだ彩佳を理由だけど、こっちに来てから初めて会ったのが彩佳なんだ。俺としてはさ、少しでも自分のことを知っている奴が警護官やってくれると緊張も減るんだよ。だから頼む。俺を守ってくれないか?」

 

「……!///」

 

「「「「「「ブフォ!!!!!」」」」」」

 

「はいわかりました!! この身に変えても明日葉君を守って見せます!!///」

 

傍から見たらプロポーズにみえるようなくさい台詞を恥ずかし気もなくいう明日葉とそれにやられてしまい、先程の羞恥などどこへやら。周りなど見えていないといった感じで返答をする彩佳。明日葉は天然ジゴロだった……? そして周囲の彩佳に対する怨念はまるで全ての命を燃やし尽くさんという程燃え上がっている。そしてその中の1人が大声で怒鳴り散らした。

 

「おいおいおい待てやあ!! 彩佳! 何勝手に盛り上がってんだよ! あたしは認めねえぞ! あたしだって明日葉の警護やりてえんだ!! なあ明日葉!! あたしも指名してくれよ! 枠はまだ2つ残ってんだ! 彩佳に負けらんねえんだよ!!」

 

彩佳のライバルポジションに位置しているであろう御伽悠香である。やはり自分と同じ境遇にいた彩佳がいきなり勝ち組ルートに乗るのは納得いかないのである。

 

「えーっと、俺としては件の3社から選びたいな。下手に揉め事を起こすよりはそうやった方がここも変に仲違いすることもないだろう? 君が彩佳と違うグループの人ならいいけど、どうなの?」

 

「かぁーっ同じなんだよ!! だからよ? 彩佳じゃなくてあたしを選んでくれよ! あたしの方が彩佳より強いし、色んな要望叶えられるぜ!? それにさっき彩佳も言ってたろ? あいつの親はあんたを元の世界に戻す気はないんだぜ!? それならあたしを選んだ方が賢いとは思わないか?」

 

悠香の台詞に彩佳は身をこわばらせる。彩佳のプレイングスキルが低いのは最初に明日葉との出会いで不良に禁止カードを用いられたとはいえ、敗北している所をみられている。言い訳のしようもない。だが、それで諦めるわけにはいかない。

 

「だ、駄目です!! 城之内グループからは私と決まったんですから!! もう枠はないです!!」

 

「んだよ! 明日葉に選ばれたからって自慢か? おしわかった! ならデュエルでケリつけようじゃねえか!」

 

「冗談じゃありません! なんだって得のないデュエルを受けなくちゃいけないんですか!?」

 

「ほーん。じゃあいいんだな? 明日葉にお前の黒歴史が映った写真集大成「いいでしょう! そのデュエル受けましょう!!」おし! 決まりだな! 後で文句言うなよ!」

 

何処か脅しに近い方法だったが、どうやらデュエルで決着させることになったようだ。

 

「おーい、明日葉くーん。ちょっとお知らせg……どうなってんだいこれは」

 

「あ、景子さん。どうやら俺の警護官を悠香っていう人がやりたいけど彩佳と同じグループだからデュエルで決着つけるらしいですよ」

 

「あー……なるほどね。そのことなんだけどさ」

 

「どうしたんです?」

 

「城之内グループは明日葉君を歓迎したんだけど、他の2つは辞退したんだよ。どう転ぶわからなくて不安だって」

 

「……え?」

 

景子が言うには、明日葉のことを各グループの会長に報告した結果、城之内グループは娘を助けてくれた男故に断る理由もなく即決。他2つは異世界から来たというのは戯言にしか聞こえず、怪しさしかない為、今回は見送るということだそうだ。明日葉は仕方ないといった様子で納得しているが、彩佳は少し不満そうだ。

 

「お母さんが許してくれたのは良かったですが、悠香もこれでは着任ですね……」

 

「うっし! これで二人きりにしてイチャコラさせることはねえな!」

 

悠香は彩佳の不幸を喜ぶようにガッツポーズをする。喜ぶところそこ?

 

「おっそうだ。お嬢、会長から言伝を預かってるぞ」

 

「え?お母さんから?」

 

「メモに書いといた。読んどきな」

 

一体なんだろうとメモを受け取り、開いてみる。そこには、

 

『絶対に逃がすんじゃねえぞ』

 

と書いていた。

 

「……」

 

「彩佳、どうした?」

 

「一体何が書いt……うわあ」

 

気になった悠香が覗くとその文字の書き方から感じる執念を受けてドン引きである。

 

「ま、まあ頑張ってな」

 

渡した景子さえ苦笑いで応援する始末。彩佳、可哀想な子。

 

「ま、まあこれであたしの着任も確定。無事大団円で「何言ってるんですか悠香」ひょ?」

 

「まだ私の写真を処分してないです!!」

 

「えー、もういいじゃねえか。どうせ負けるんだからよー」

 

「よくないです!! それにこれじゃ不完全燃焼です!! 悠香もいいんですか? 明日葉君にいいとこ見せたくないんですか?」

 

「んなっ!?///べ、別に明日葉は関係ねえだろ! あたしの腕前がどうだろうがしたこっちゃねえだろうが!」

 

「へえー、ならなんで明日葉君の警護官になりたいんですか? それなら明日葉君でなくともいいじゃないですか?」

 

「て、てめえ……いいぜやってやるよ!! あたしが勝ったら本当にあの写真ばらまくからな!!」

 

「望むところです!! 私が勝ってあなたの黒歴史を暴露してやりますからね!!」

 

どうやら警護官の話関係なくデュエルはするようだ。しかし賭けが黒歴史という辺り何とも醜い争いである。

 

「おい警護対象さん。止めないのかい?」

 

「俺自身、あいつらのデュエルタクティクスは知っておきたい。それにこれはいい機会だ」

 

「? なにがだい?」

 

「このデュエルで警護官の腕前を測ることが出来る。さあ見せてくれよ。お前らのデュエルを!」

 

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「因みに言っとくがあいつらは警護官の中でもデュエルの腕前はドンケツだからな」

 

「え!?」

 




今回デュエル出来ませんでした申し訳ないです。

さっさとデュエルに移るかと思ったけどなんか導入前の世界観設定に筆が乗ってしまって……次回は初っ端デュエルになります。お楽しみください。

彩佳VS悠香の黒歴史を賭けたデュエル。しかしそれは明日葉からすればプレイミスの連発で……窮地に陥る彩佳に明日葉がかけた言葉とは……

見切り発車のわりによくここまで書けるなと自分で驚いています。デュエルは色々裁定とかありますからそれを確認しながらになります。頑張って書くのでお待ちください。では、デュエルスタンバイ!!
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