仮面ライダー龍騎×IS ~孤高な少年がおりなすドラゴンとの宿命~   作:ギンガ

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その4

次の瞬間、突如赤と白の細長い龍が俺の後ろから現れ、先に飛ばした剣に怯みながらも突撃する織斑に向かって体当たりを仕掛けた。

 

『オオオオオオオ!』

 

それは見事に彼へ命中し、彼は剣とぶつかった後だからか勢いよく遠くへ突き飛ばされてしまう

ステージの白い砂に転がったせいでISの装甲と自分を汚し、それでも立ち上がる織斑、しかし龍の突進が効いているのか、フラフラとよろけて直立不動がやっとの如くらしい。

 

「その立ち方はヒーロー気取りのつもりだろう・・・しかしここにはもうお前の味方は居ないんだよ。」

 

「・・・なに!」

 

「クラスメイトとして残念だよ、あのまま落ち込んでいたらそれ以上痛い目見ずに済んだのに。」

 

その台詞と裏腹に俺は投げた剣を拾おうとする織斑を他所にカードを引いてから、ドラグレッタ―の上部分を開放してその引いたカードを装填する。

 

『STRIK VENT!』

 

それから俺の右手にはさっき現れた龍の顔と同じグローブのようなものが装着されて、俺は一度右腕を引いてからそれを前に着き出した。

 

「最後に一つ言っておく、俺が今使っているのはISなんかじゃねぇ・・・仮面ライダーだ!」

 

「はぁぁぁぁ・・・!」

 

『グオオオオオオオオオオ!!』

 

次の瞬間、それに合わせて龍が俺の横で炎を二回吐き出して織斑を火だるまにする

 

ドジュウ!ドシュウ!

 

織斑は剣を拾う前にそれを諸にくらってしまい、余りの熱さのせいか大声で叫んでしまった。

 

『あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ・・・・・・・!』

 

それから一瞬でISが解除されるのが炎の中で見えたのだが、それより凄かったの彼のもがきっぷりだろう。

織斑はISが解除されて胴体から両足がタイツ姿になったとしても、頭を両手で掴みながら横に転がり始めて、それが止まった時にはすでに全身が焼き焦げになってしまっている。

 

『ブーーーー!』

『そ、そこまで!織斑一夏IS解除により・・しょ、勝者、仮面ライダー龍騎!』

 

千冬先生が鳴らしながら試合終了を告げた後、観客に座っていた女子生徒らは小さな声でざわざわと騒ぎ出していた。

 

「・・・・」

 

しかしその時の俺には、織斑を倒せてスカッとした気持ち以外は何も残っていなかった・・・

 

ーーーーーーー

 

何故なら女子生徒達はいくら騒いでいても、今ここに近づいてきているミラーモンスターによって、それよりも大きく悲鳴を上げるだろうという事を確信していたからだ。

 

そして俺の知らないところでは、もっと大きな陰謀が膨れ上がっていた。

 

ーーー

ーーーーーーー

 

??? 

 

「・・・あらら、あっさり負けちゃった、ちょっと残念。」

「まぁいいや彼にはまだまだ実験材料にする事は出来そうだし・・・ね?」

 

天災科学者の篠ノ之束、彼女が見つめるモニターの先には、担架で運ばれている真っ黒こげの織斑一夏の様子。

 

それから自分が座ってる椅子を半回転させて後ろの方を観ると、そこには金色の日本角を生やした他全身が茶色い甲冑のような者が透明な縦長のケースの中に入っている

 

そしてその甲冑の足元には金色の表面のタイトルにこう書かれていた。

 

『試作品ISシリーズ・INPELER(インペラー)

 





次回はついに学園に侵入したモンスターと戦いますが、投稿が何時になるのかわかりません。
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