仮面ライダー龍騎×IS ~孤高な少年がおりなすドラゴンとの宿命~ 作:ギンガ
二時間目と三時間目の合間
一通りの授業を終えた俺は、教科書を机の中に閉まってからため息をつく
正直、周りの女子が隙あらば俺に注目していた事と、織斑の天然な回答に千冬が叱る場面に直面する事にかなり疲労していたからだ。
「・・・・・」
今、その織斑はシャルロットの後ろの席からやって来た金髪ロングヘア―の少女と何やら揉め事をしてるらしい。
しかし今の俺にはどうでも良いので、その会話に突っ込む事は無かった。
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ドガシャア!?
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・・・また織斑の天然が働いたのか、俺以外の殆どの生徒が机の上や横にズッコケる。
そして先の金髪ロングヘアの少女が織斑を指して叱った。
「信じられませんわ!あなた代表候補生が何か知らないですって?」
「(ブッ!?)」
「し、仕方ないですよセシリアさん。僕ISが何なのか良く解からな無いし、ましてや女性じゃないからISに乗った経験が無い。」
織斑が自分の事をそう語ると、セシリアと言う金髪ロングヘア少女は、拳を胸の少し下まで持って行きながら怒りの感情を露わにする。
「搭乗経験が無いにしても、代表候補生が何なのかくらいわかるでしょう!?」
するとそれにムッとしたのか、織斑はこう返した。
「知らないのは知らない、それに貴方が代表候補生自身なら説明できるのでは?」
「はっ!?」
確かに織斑の言う事は的確だ。
代表候補生である癖してそれが何のか相手に語らないなんて、正直その相手をイジメている様だ。
「・・・解かりました。」
その事を把握したセシリアは、咳を掃って一度怒りを鎮めてから、『良いですか?』と自分の言葉で代表候補生の事を一言で語る。
「代表候補生と言うとは、世界各国での厳しい試験をクリアし、それぞれの国の代表を任されたエリート中のエリートなんですのよ?」
「へぇ~、そうなのか?」
「そうですのよ。」
「つまり、そんなエリート中のエリートに声を掛けられた貴方はとてもとても幸運なのです!」
「は?」
今、織斑は首を傾げながら『それとこれとは話が別だろ?』って表情を浮かべたのは、俺が周り込んで見なくても大体分かった。
「・・・・・」
しかしセシリアは万弁の笑みを浮かべながら、胸に手を当てて話し続ける。
「そして何より、私は入学試験で教官を倒したのですよ?」
すると織斑はまた自分の天然を発揮する。
「あーその教官って奴、僕もやっつけたぞ。」
「へぇーそうなんですの・・・えぇっ!?」
セシリアの万弁の笑みは行き成り驚愕の表情に変わる、そして俺はセシリアの表情を見てこう思った。
「(今の間って必要かな?)」
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その後セシリアは青ざめながらだらけた姿勢で自分の席に去って行った。
そして織斑は教室のドアから一部始終を眺めていたらしい千冬先生に平手打ちを受けて、それから何故平手打ちを受けたのか解からない表情を浮かべた。
俺はそれに額に手を付きながら哀れみ、そしてシャルロットは机に顔を突っ伏して不貞寝していた。
「スーッスーッ・・・スーッスーッ」
それを見た俺は黒板に顔を向け、頭の中でシャルロットの母に手紙を送りつける。
『天国のシャルロットの母さん、貴方の娘が無責任すぎてこの先が思いやられます。
~俺~』