仮面ライダー龍騎×IS ~孤高な少年がおりなすドラゴンとの宿命~ 作:ギンガ
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放課後 アリーナから寮に向かう途中。
「・・・やれやれ、体力テストをぶっちぎりでごうかくしちゃったよ。なのに織斑の野郎は、中学の時とテストほとんど変わらないって感じだったのに不合格になるなんておかしくね?」
「しっかし、わざわざ本校の外通らないと寮に行けないとか、学園が広すぎてこういう時に困るんだよね?」
俺は心と体が疲労しきっているせいなのか、少し台詞に自分らしさを感じられなかった。
その為に次に呟いてしまった怠けの一言も、すぐに自分自身で否定してしまうのである
「あーあ、こんな時
「な、なな、何を言ってるんだ俺は?
ピリリリリリリ・・・・ピリリリ・・・
「おっ噂をすれば!」
突然ズボンのポケットから鳴り響く携帯の着信音に気が付き、恐る恐るポケットから取り出すと着信の相手は正しく『あの人』だった。
「・・・・立ち止まって、これに出るしかないか。」
俺は本校の少し手前の辺で今まで進んでいた足を止めてから、その携帯を開いてから出るボタンを押してそれを耳に当てる。
「はいもしもし・・・・」
『「もしもし、もしもし・・・俺だ、
「知ってます。それは誰よりも知ってますよ秋山さん。」
『「そうか、本人の確認をしたかったからそれで宜しい。」』
「・・・電話をしたその要件を聞かせて下さい。」
『「あぁ、今日晴れて高校に入学した意見やら感想を聞かせてほしかったのだ、何せ俺とタイマン勝負してばかりだったから小学校中学校とかはろくに思い出なかったかもしれないからな。」』
「まさかあなたから『タイマン勝負』の言葉が出てくるとは思わなかったよ。」
『「すまない、携帯はやはり慣れなくてな。」』
「いえいえ、そういうのも知ってますし問題無いです。」
『「・・・・それで、どうなんだ?そのIS学園っていう所は?」』
「うーん。初日なので具体的な表現は出来ないのですが、周りの生徒とか先生とかが性格に癖が強くて、合わせるのに苦労しました。」
『「成る程、女尊男卑って奴かな?」』
「それは違うと思う。」
『「そうか。因みに要件と言うのはもう一つある。」』
「?」
『「・・・・ミラーモンスターが、また動き出した。」』
「!」
「ミラーモンスター」と言うそのワードを聞いて、俺の両目は大きく開いた。
『「奴らの事を聞いて驚いているだろう?恐らく入学試験の時の様にそちらにも現れるだろうから、くれぐれも注意してくれ。」』
「りょ、了解。」
『「ミラーモンスターに関してはシャルロット父と共にこちらで調べる。何かしら詳細が解かり次第また連絡する。それではな」』
ピッ!
突然の事に動揺してしまったせいなのか、秋山さんからの通話はこちらから切ってしまう。
しかしその罪悪感により先に出たのは、ミラーモンスターが活動を開始した事に驚いた事だった。
「(・・・・何故またミラーモンスターが?数カ月程目立つような事は無かったのに?)」
ミラーモンスター、それは俺が生きる理由であり、俺が
彼らは鏡の世界と現実を大体行き来して人間や他のモンスターを食らう事からその名が付けられている。
俺は秋山さんと『仮面ライダー』と言う特殊変身能力を使いモンスターを倒しまくり、最近まで姿を現さなくなってホッとしていた。
しかしそのモンスターが急に活動を再開したと秋山さんから伝えられて頭がパニックに陥ってしまう。
「・・・・」
その時、後ろから誰かが声を掛けて来た。
「ねぇ。電話、誰からだった?」
「うおぉう!?」
「・・・ど、どうしてそんな驚くの?」
俺はミラーモンスターの事を耳にしていた為、突然シャルロットに後ろから声を掛けられたので激しく驚いてしまう。
「何だシャルロットか?驚かせやがって。」
「それどういう意味!?」
「いや、実は秋山さんから連絡が入って・・・・」
俺は何故シャルロットの声にオーバーリアクションしたのか一通り説明した。
「へぇ、ミラーモンスターってのがまた現れたのか。」
「うん。ここ数カ月目立たなかったのに、まるで冬眠から目が覚めた獣みたいに復活したみたいなんだ。」
「・・・獣か、なんか嫌だな。」
「シャル?」
シャルロットは突然背後に回り込むと、その背中に隠れるようにそこに自分の身を任せた。
「ねぇ・・・・十年前に僕がミラーモンスターに食べられそうになった時、君がそのモンスターに剣で挑んだ事を覚えてる?」
「・・・あぁ覚えてるとも、殆ど未熟だったころだから忘れられないぜ。」
「良かった、だってあの事件は、僕にとっても忘れられないよ。まさか普通の人には入れない鏡の世界に迷い込むだなんてね。」
「そうだな・・・・シャル、あの時お前を守れてよかったよ。」
「僕も、あの時君に守られて良かった良かった・・・・。」
「「ハハハハハハハハ!」」
愛する幼馴染に甘えられた影響で、俺の中の不安や緊張が無くなる
それと同時にそれが馬鹿馬鹿しくなって、大きく高笑いし始めてしまった。
ピンポンパンポン
『本日の授業は終了しました。まだ表に出ている生徒、又は本校に居る生徒は速やかに寮か実家に帰宅してください。』
このアナウンスによって初めて現実に帰り、二人で手を繋ぎながら寮へと向かった。
「「・・・・・」」
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そして時は早かれ遅かれ一週間が経過する。
一週間後 IS学園 第三アリーナ
俺は何気ない表情でブレザーと長ズボンを着こなしたブーツ姿で現れると、自分より先にスタンバっていたセシリアに言った。
「よう。待たせたな?」
するとセシリアはまた食堂の時のような嫌気が差す表情を見せてこう放った。
「待たせすぎですよ、遅れた五分間一体何をしていたのですか?」
「いや、ちょっと自分の部屋の鏡が少し汚れていたから少し磨いてたんだ」
「あなたそう言うキャラでしたの?」
「違うよ。けどなんかそう言う雰囲気になっただけ。」
「どういうふんいーー」
『おい、ごちゃごちゃ言ってないで早くISを纏え!』
「織斑先生・・・チッ!」
セシリアは千冬先生にアナウンスで割り込まれたことを解かりやすく舌打ちした後、少ししてから左耳の青いピアスを太陽に反射させて光らせる
そしてスカートを両手で摘まみながら少し持ち上げるとそれを放してからくるりと一回転してからこう叫んだ。
『「御出でなさい、ブルー・ティアーズ!」』
オオオォォォ・・・ジャキン!
ピアスが一瞬だけ眩く光り輝いたと思えば、セシリアは青い煌びやかな装甲を身に纏った。
しかしぶっちゃけ、ISの具体的な箇所は良く解らないので説明できない自分が居た。
「・・・それがお前の専用機って奴?」
それを隠すためにかっこよく反応すると、セシリアはまた鼻を伸ばす。
「そうですよ、これで一週間前の恨みを存分にはらして差し上げますわ。」
そこで俺は考えていた事を一言聞いた。
「あのさぁ、前から思ってたけど怒りぶつける相手間違っている気がするぞ?」
「え?」
しかしセシリアには無意味だった事を悟り、すぐにブレザーの右側のポケットに右手を入れる。
「まあ良い、俺もそろそろ変身するとしよう。」
「変身、ですって?」
「・・・・。」
俺はセシリアがフリーザ様の決めポーズの体制で浮かんだ状態を気にせずに、ブレザーのポケットから四角くて幅が小さいケースを、右手の親指と人差し指で上手く摘まんで取り出した。
それからすぐに横側を左手全体で掴む様に持ち直し、龍の形をした表面を前に出す。
その表面がブルーティアーズのヘッドパーツにそれが反射するのが目視で確認すると、バックルが外れたベルトのような物が宙に現れてそれが腰に装着した。
「な、ななな何が?!」
パニックなセシリアの反応を他所にして、俺は一度ケースを持った左手を奥に引かせて左腕を右横斜め上に伸ばしながら一言叫ぶ。
「変身!」
それから俺は右手に持っていたケースをすかさずそのベルトの空いた部分に装着すると、謎の鎧に身を包み込む。
・・・・シャキン!
胴体が筋肉を模した形に成っていて、色はグローブと両脚などと同じ銀色。のショルダーと肘とグローブから露出している箇所は赤が良く目立っていた。
ドラゴンのような形をしたヘルメットの紅い複眼は、まるで折れ曲がったブラインドを模したような部分に隠れているよう見える。
「・・・・。」
そして何よりドラグバイザーと言う赤いドラゴンの頭のような大きなガジェットが目立つだろう。
額にあるケースと同じ形の龍が日光に反射して光ってから、セシリア短く息を吸いながら問う。
「専用機、それも
「名乗るのも面倒くさいから、終わったら名乗る事にするよ。」
俺は正直にこう答えると、簡単にセシリアの逆鱗に触れてしまう。
それからすぐに試合開始のブザーが鳴り響いてからに、セシリアは右手に持っていた青いライフル銃を素早く俺に標準を向けてビームを放った。
「さようなら、永遠にさようなら!」
ビームが胴体に当たった瞬間、アリーナ全体が爆風に巻き込まれた。
幸いステージと外側に二つシールドバリアを張っていたので観客には届かなかったらしい。
しかしその為爆風は俺のいたところだけ渦巻く霧の様になっている。
「ふっ他愛もないですわね!?」
「・・・・フン!?」
そこでセシリアの少し余裕そうな表情が見えたので、片腕でその土煙を掃ってやった。
「なっ、直撃したはずなのに微動だにせず無傷?」
「在り得ない事では無い、と言うか一撃で勝負は決まらないから勝負楽しいんだよ?」
「・・・・なら、すぐに勝負を決めてやるまでですわ!」
セシリアは更に怒りを露わにして、セシリアはライフル銃からビームを何度もぶっ放す。
しかし軽やかに避けながら一歩ずつ前進し、ライフルをあてに間合いに入る。
ギュン・・・!
一か八か土煙を上げながらのビームの攻撃は、ドラグバイザーで防ぐ。
その真ん中に巻き上がった土煙から滑り込む様に抜け出すと、セシリアを口元をへの字にした。
「きいぃぃ、何故当たらない!!」
「反論を受けるとすぐに苛立つのは、イギリス人の癖なのかい?」
「!」
「良いかいセシリアさん、君はイギリスの国家代表候補生と言うプライド兼重大な責任を背負っているんだ。もし君が今みたいな自分の島から抜け出せないと言うならそのイギリスと一緒に変なレッテルを貼られてしまうんだよ?」
「はっ!」
「自分の故郷を傷つけられたくなければセシリアさん、一度深呼吸をしたらどうなのかい?」
「・・・・・・」
数秒程に間を開けた後に、セシリアは更にブースターで浮かんでから瞳を閉じて深呼吸をする。
その瞳が開いた頃にはさっきまで浮かんでいたコメカミと赤くなっていた頭の先は元の白い肌に戻っていた。
「失礼、少し調子に乗りましたわ。」
「よろしい・・・さっきブースター吹かしたお蔭で土煙も収まったし、続けようか?」
「はい!」
セシリアの大声の返事を聞いて満足した俺は、すかさずバックルのケースからカードを右手で取る
そのカードの表面には剣が写っていて、それをすかさずドラグバイザーのヘッドパーツを前に倒してからそのカードを装填した。
『SWORD VENT!』
ドラグバイザーのヘッドパーツを元に戻すように中身を閉じると、すぐに高く挙げた右手はその画像と同じ剣を装備していた。
周りの観客はどこからその剣が出て来たのか不思議に感じていたらしいが、セシリアは違う
「やっと武器装着ってところかしら?」
「あぁそうさ、一気に決めるつもりって事さ!」
「そんな事はさせません、私とてイギリス代表候補生なのですから!」
「美しく舞え、そして戦場を煌びやかに染めなさい。ブルー・ティアーズ!」
セシリアは太ももの後ろ、または翼から小型ビーム兵器のようなものを展開する。
俺はそこから放たれるビームを全て剣や舞う両足などで跳ね返していった。
「・・・うおおおおおおおお!」
しかし彼女が言うブルーティアーズは、ビームを跳ね返して隙を見せない、と言うよりは先の予想より数が多かったのだ。
「少し手ごわくなったな!」
「私が居ることも忘れないで下さい」
「成る程、偶に同じ方向から来るビームはお前のか?」
俺が弱音を吐いた台詞に気を良くしたのか、セシリアは小型兵器に苦闘する俺を見ながら自分の武器を説明し始める。
「正解・・・故郷のイギリス国のビーム兵器の研究やその成果を最大限に生かす事を可能にした、『スターライトMARK.2』!その威力射程距離はまさに2000メートル!」
「射程距離が2000メートルだって?!」
「そして今貴方を囲っているのが私をサポートしてくれる小型ビームが打てるピッド。又の名を『ブルー・ティアーズ』!」
「ISの名前の元はその兵器からか?」
「それも正解、そしてスターライトは違えどブルーティアーズの命名したのはこの私です!」
そう叫んだセシリアは、またスターライトMARK2と言うライフルをこちらに向けてビームを打ち込む。
ほかのティアーズとは違い、スターライトのビームは太くそして威力も土煙が上がる程なので当たればどうなるか溜まったもんではない筈だ。
「また撃って来た、これは本当にキリが無いな!」
心無しかティアーズもどんどん間合いをつめてきて、ドンドン避ける範囲を狭くしている気がして仕方がない。
隙を見てソードを刺して逃げ転がり込む様にその範囲から逃げると、バックルのケースからカードを引いてドラグバイザーに装填する。
「防御は最大の攻撃、行くぞ!」
『GARD VENT』
龍の腹の様な盾が俺の両手に装備されてからすぐに突進を仕掛けると、セシリアはハッとして僕の存在に気が付く。
「しまった何故か刺さっている剣に攻撃を加えていたのか!」
「隙を見せた今がチャンス!」
俺は走り出してから、先に差し込んだソードをバネにして跳びあがり、その両手に持つ盾をセシリア本体にぶつけて体当たりした。
『キャアアアアアアアアアアア・・・・!』
セシリアの体は宙に浮いた状態だったのが不安定に飛ばされたした為、そのまま壁に激突するかに思えた。
しかしセシリアはその思考のさらに上を行き、ぶつかる直前に壁を右足で蹴り飛ばしながら回転しつつ着地、それから体制を立て直したのだ。
「!」
「ふふふっ我が
セシリアはティアーズを自分の方に移してから、それを自分を守るように散らばらせる。
そしてスターライトを今度は片手で撃ちながらまたブースターで前進した。
「もう一度舞いなさい円舞曲を、はあああああああ!」
「やべぇ、油断も隙も無くなって来たぞ!?」
俺はスターライトから放たれるビームを急いで両手の盾防いだが、セシリアの突進と重なって威力が上がったビーム発によって弾かれてしまった。
「しまった盾、が!?」
「チェックメイトですわ・・・。」
手から離れて後ろに転がる二つの盾。
それから急いでセシリアの方に振り向くと、その眼前にスターライトの銃口の先が見えた。
「・・・・」
俺はその時、在り得ないくらいの恐怖感に落されてしまった。
そう、俺は目の前に銃口を突き付けられても平気でいる程肝が据わっていない為、頭が真っ白になる。
「(どうすれば・・・?)」
その時だった、俺の中にある赤い龍が『まだ諦めるな!』というように雄叫びをあげる
『グオオオオオオオオ!』
その次の瞬間、俺は自分の右後ろに剣が刺さっている事を思い出し、急いでその柄を右手で掴む。
セシリアが引き金を引いた時には姿勢を低くしながら左に回転していて、それと剣を一周しながらセシリアの顔面を横から蹴っていた。
「ぐっはあ!?」
自分が勢い良く姿勢が上がったせいで剣は気持ちいい程に簡単に抜け、俺の右手に強く収まっていた
片膝を着いた姿勢で着地すると、セシリアは壁にぶつかりそうになりながらまたあと一歩でブースターを吹かして堪える
「まだまだ!」
そして全速力でこちらに近づきながらスターライトを打ち放って来る。
そろそろそのパターンを止めてほしいと思いながら、俺は剣の刃でビームを氷に移る日差しの様に全て跳ね返して行く。
「このパターンは緊張感があってきついが、もう同じ
「なっ!」
跳ね返していく内にセシリアが間合いに入った途端に剣を振り上げてスターライトを空高く打ち上げた。
「す、スターライトMARK.2が!?」
「おっと、胴ががら空きになったようだぜ!?」
「くっ
俺がソードを振り下ろす時、セシリアは上がった右腕の代わりに左手で右腰の隠し鞘からビームサーベルのような物を取り出してその殺陣を防いだ。
「うおお何故か知らないけど凄く眩しい。」
「こういった鍔迫り合いは日本では常識じゃなくて?それより隙アリですわ!!」
「ティアーズの連撃!?そちらはすっかり忘れたぜ!?」
間合いを詰め過ぎたせいか、ティアーズの連撃をもろにくらってしまった。
余談かもしれないが、これが今日初めてくらったダメージである。
「くっ、こうなったらあれを使うしかない!」
セシリアがまた間合いを遠ざけた隙を狙って、バックルのケースからまたカードを抜き取る。
「ドラゴンマークのカード・・・・ドラグレッター!」
『FAINAL VENT』
すぐに引いたカードをドラグバイザーにセットすると、ドラグバイザーからそう音声が鳴り響いてからシールドから二本の髭を生やした赤く細長い龍の生き物が姿を現した。
『グオオオオオ!』
「キャアアアアアア謎の龍が私の横をすり抜けてたぁ!?」
「い、いま目が合った、ひょっとしたら呪われるーー!!」
誰もかその存在に驚く中、その龍は俺の周りをぐるりと回りセシリアを威嚇する
それに合わせて俺はドラグバイザーを頭にするように両腕を上下に延ばしてから複雑の動きを披露してから、最後は龍本体の顔と横に合わせた。
「・・・・・」
『グルルルル・・・!』
セシリアの少し怯えた表情を見た後、俺は両腕を一度下げて高く跳びあがり、体全体をくるりと回転させながら竜が吐いた炎を纏いながらセシリア目掛けて片足跳び蹴りをした。
「うおおおお、タアアアアアアア・・・・・!」
「!」
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セシリアは何を思ったのか、それとも条件反射だったのか
彼女は何故か無邪気に泣き叫びながらビームの雨を食らわせ続けた。
しかし、その威力は俺が纏った炎に全てかき消されてしまい、セシリア本体は竜、ドラグレッターと俺のコンビネーション攻撃に敗れ去った・・・・。
ドガァンドガガァンンン・・・・!
セシリアの背後がすぐ壁だったこともあり轟音はすぐに響き渡り、土煙りはシールドを突き破って敗れた穴から観客の女子生徒達を巻き込んでいく
「ゲホッゲホッゲホッ!」
俺が足元に着地した後、ドラグレッターは周りの状況を気にしないままシールドの中に消えて行った。
『・・・・ゴアアアアアアアア!』
「・・・・・・」
俺は戦いが終わって初めて疲労を感じ取り、すぐに後ろに倒れ込んだ。
試合終了のブザーを聞いたのは、意識が飛ぶ前の事だった。
ブーーーッ!
『そこまで、試合終了!』
『セシリアオルコット側のエネルギー消滅、そして本人の戦闘不能により、勝者・・・・・!』
まさかの7000文字突破!
一話にここまで書いたのは初めてでした。
(他作品と同様に感想や評価をお待ちしております。)