どうもみなさん明けましておめでとうございます。落ちこぼれのつわものを筆記させていただきました、天ぱっつぁんでございます。
このハーメルンには良くも悪くも思い出が詰まっているのですが、今回は良い思い出の方が一つ増えました。
二ヶ月という短い期間の間でしたが、無事小説を初めて完結することができました。
しかしたった10話で完結し、主人公が何をどうしたかったのかわからない方もいらっしゃると思います。
ですので今回は、この小説のタイトルの意味も含めて、私天ぱっつぁんがゲストのみなさんと一緒に解説していきたいと思います。
ではゲストの登場です。どぞー。
「……本編に名前が出たものの結局本編に姿を出すことができなかった星伽白雪でーす」
「名前どころか存在そのものを明かされなかったレキです」
……やっぱ怒ってるよね。
「そうだよ! 名前が出た時はいつものパターンだ、よし準備しようって思ってたのに! まさか出られないなんて思わないよ!」
「白雪さんはいいじゃないですか、名前出てるんですから。あたしなんて、一巻の唯一の登場シーンを丸々カットされたんですよ」
「名前だけ出させて期待させるなら最初から出さないほうがいいよ!」
「……贅沢な人ですね」
ま、まあ今回はなんでそういうことが起きたのかも解説していくから。それで納得してくれない?
「納得できなかったらたたっ斬るよ?」
「同じく眉間に風穴です」
あんたら武偵だろーが。しかも作者殺害かよ。……じゃあまあ、いきましょう。
まず解説するのはこちら。
1 主人公尾張幸一の苗字について。
この尾張幸一という名前には、実に簡単な理由です。白雪さんレキさん、わかるかな?
「尾張ってのは愛知県の昔の呼び方。だけどこの小説じゃそんなことは関係なくて、シャレでしょ?」
「尾張と終わり、ですか」
そう。主人公の尾張ってのは、二人の言った通り終わりとのシャレでできています。
主人公は過去に負った心の闇が原因で、夢にしていたことが終わりを迎えてしまった。その他にも終わりは個人的にマイナスなイメージだから、プラスな要素があまりないこの作品の主人公にはピッタリの名前だと思いました。だから、尾張にしたわけです。
「でも幸一ってのはどういう意味なの?」
それは10話を読んでくれるとわかると思いますけど、幸一は最後に幸せを一つ手にしました。その一つの幸せのために、ズタボロになりながらも来るという意味ですね。
では次です。
2 【あれ】が意味するものとは。
これはみなさん読んでいてずっと気になっていたと思います。
これは例えるなら、天気と同じです。
天気は晴れや雨、曇りなどさまざまな姿に変わります。それと同じで、今回出てきた【あれ】とはいろいろな意味を持ちます。ですが、それはある一つのものでくくられています。
では、1話から10話に出てきた【あれ】と筆記されているところを見て行きましょう。
1話より。
また思い出した、【あれ】を。これで何度目だろう。
目を瞑ると、闇が見えてしまう。そこには【あれ】がいて、俺に語りかけてくる。
嘘だ、【あれ】は嘘だ、作り出した悪い夢だ、と。そう言い聞かせる。これも何度目だろう。
やがて、【あれ】は深い深い闇へと沈んでいく
3話より。
「…………ちょうど、【あれ】が起きたあとだな。今日でざっと3ヶ月くらいか」
5話より。
思い出したくない【あれ】の断片を見せたことに、もう聞きたくもないことに対して。怨恨の目で睨みつけた。
【あれ】以来だ、こんなにも憤りと、殺意を覚えたのは。
6話より。
【あれ】が近づいている。また目の前に、【あれ】が広がろうとしている。
【あれ】以来、俺はもう迷うことはないと思っていた。
7話より。
今度こそ、【あれ】との間に決着をつけると。
9話より。
何かを背負う覚悟も、捨てる覚悟も、【あれ】以来俺は持ち続けてきた。
ざっと見てきましたが、あれあれあれあれうるさいですね。
「いやあなたが書いたんでしょ」
「ですが、本当にこれは何を意味してるんでしょうか」
おっと、さすがのレキさんもこれはわからないと?
「そうですね。あなたの文才がもっとあれば、よくわかったかもしれませんが」
うぐっ……傷口を大口径でぶち抜かないでください。
では、駄文の僕なりに作った伏線を解説していきたいと思います。
まず1話ですが、これにはアリスを失った事件とアリスを表しています。
続いて3話、これもアリスを失った事件のことを表しています。
5話も、アリスのこと。
そして6話ですが、ここでアリスのことに加え『死の恐怖』が表されるようになりました。
7話は、『死の恐怖』。もう一つ加えてアリスのことに対しての踏ん切り、自分がヒーローを目指すために枷となるものを捨ててしまおうというのを表しています。
9話も、アリスのことを表しています。
もうすでにお気づきかもしれませんが、【あれ】とはアリスを失った事件、作中では『ブラッディ・ハロウィン』と呼ばれる事件のことに対してです。
それに加えて6,7話と出てきた『死の恐怖』。【あれ】とは簡単に言えば、主人公が夢を目指すことをやめた理由です。
「なるほど……て、簡単な伏線ですね」
まあいいじゃない。初めてにしては、結構できてると思うんですけど。
「そうね……まあ30点くらいじゃない?」
低いですね。まあ、初めはそんなもんですよね。
さて、では次はこちら。
3 作品タイトルの意味は。
この作品タイトル、『落ちこぼれのつわもの』。この落ちこぼれがさすのは、もちろん主人公。
ではどこがどう落ちこぼれなのか。それはキンジがEランクに降格した理由と似ています。
主人公は過去にアリスを失ってから銃を扱うことができなくなった。そしていつしか夢を目指すこともやめてEランクに降格していったので、落ちこぼれという表現をしています。
つわものについてですが、これは主人公は実は強いということを表しています。
まあ、みなさんすぐにわかりますよね。
「なんで『風人』は、『神』じゃなくて『人』にしたの?」
『神』という異名がつくのは個人的に想うのですが、心身ともにチート級なキャラが似合うなと思いまして。ほら、『緋弾のアリア』でも出てきた緋緋神って、説明聞く限りチート級じゃないですか。だから、主人公はそこまで強いわけじゃないので『人』のほうがいいんじゃないかと思いましたわけです。
さて、いよいよ最後になりました。こちらです。
4 白雪さんとレキさんの筆記をしなかったのはなぜ。
これは簡単な事です。私がめんど──
※しばらくお待ちください
はい、すみません。いや、ほんと、マジすんません。これからは心を入れ替えますんで、はい。
「わかればよろしい」
「ところで、今後の活躍予定は?」
はい、今後もまたハーメルで執筆活動をさせていただくつもりです。もちろん、『緋弾のアリア』の二次創作をさせていただくつもりです。
というかぶっちゃけ、『緋弾のアリア』しかしたことないんですよね。現在私は『緋弾のアリア』どころかラノベやらをあまり読んでいないんですが、やはり過去にその魅力に惹かれた者ですから。そう簡単に『緋弾のアリア』を忘れることはできなかったのだと思います。
まあ、最終的にキンジとアリアがどうなるのか気になるのもありますから。
「どちらかと言うと、そっちが本命ですよね?」
うん、まあね。
ではみなさん、これにて今作品を終了させていただきます。
過去に私の小説を読んでいただいていたみなさんには、大変ご迷惑をおかけしました。
ですがそのお陰と言ってはなんですが、作品を投稿するということに責任感を実感しました。
まだまだ半熟未熟者ですが、どうぞこれからもよろしくお願い致します。
「ちなみに新作のタイトルは未定ですが、どうやら過去の『ドロップアウトボーイ』にいくらか付け加えた、新生『ドロップアウトボーイ』をするとか」
「じゃあ、今作品は『黒いドロップアウトボーイ』って感じ?」
「はい、そうらしいですね。なんでも一回だけこういうダークなものがやりたかったとか」
「結局作者の自己満足でできた作品かー。だから感想もお気に入り登録も増えないんだよね」
……みなさん、私のことは嫌いでも、緋弾のアリアのことは嫌いにならないでくだきゃい!!