駄文化しそうですが、
「せいいっぱいがんばる」
のでよろしくお願いいたします。
1話 幻想入り
「ん…ここは?」
目を覚ますと、見慣れない場所に倒れていた。
そこは、辺り一面何も無い真っ白い場所。
(目がチカチカするなぁ…)
そんなことよりここはどこなのだろうか。
(ん…ああ、僕そういえば死んだんだっけ)
だとしたら、ここは死後の世界とかなのだろうか…
だけど、だとしたら僕はなんで死んだんだろうか。
死んだことは覚えてるのに、
なぜ死んだか、どうやって死んだのかがまったく思い出せない…
「思い出すことを拒むような死に方したのか…」
(とにかく、ここから出る方法とか無いかなぁ)
と思って後ろを振り返ると、
そこには、さっきまでなかった禍々しい紫色の扉があった。
しかも、その扉には、無数の目玉がついていた。
「どー考えても入らない方がいいけど、他に方法がないしなぁ…」
そう呟いて、扉を開けると、中にも無数の目玉が浮かんだ紫色の空間が広がっていた。
(帰れる確証はないけど、入るしかない)
覚悟を決めて中に入ると…
見知らない森の中に出た…
「ここ…どこよ…」
これが、最近はやりの、異世界転生とやらなのだろうか…
気味の悪いぐらい暗い夜の森だった。
(何か出てきそうだなー…)
とにかく早くここから出ないと。
(絶対なにか良くないものに出会う。僕の直感がそう警鐘を鳴らしている。)
頼むからそうであって欲しくない、そう思ってその場から動こうとした時、
グルルルルルル…
「ひっ………」
出た。
やっぱり出た。
(まだフラグも立ててないのにぃぃ…)
そんなアホなことを考えつつ、後ろを振り返ると、
体長10メートルはあるんじゃないかという、
銀色の美しい毛を持った狼が屹立していた。
こういう時は、あれだ、あれ。
せーのっ、
「逃げるんだよ〜☆」
ドタタタタタタタタタ…
少年逃走中…
「ぜぇ……はぁ……これだけ走れば…」
(どうせなら、FFの世界とかだったら良かったのに…)
悔やんでいても、何も始まらない。
後ろを振り返ると、狼の姿はなかった。
「よし、大丈夫だ!」
「……………ガルル…」
そう思っていた時期が、僕にもありました。
いやはや、後ろじゃなくて前にいるとはね。
ガァルウウウウウウアアアア!
「げぼっ!」
前を向いた瞬間、丸太のような前足で蹴り飛ばされた。
そのまま数メートル吹っ飛び、木に激突した。
(やばい…意識が…)
迫り来る狼の姿を最後に、意識が途絶えた…
……あなた、また死ぬつもり?……
(誰…?)
……また、何も出来ないまま無様に死ぬつもり?……
(うるさいな…しょうがないじゃないか、あんなのどうしろって言うんだよ…)
……力が欲しい?……
(…ああ。わからないまま終わる、
そんなのは嫌だからね。)
……ふふっ、うまいこと言うわね。
わかったわ、あなたにピッタリの能力を授けるわ……
〈こやつもまた、私の求める者では無かったな〉
銀狼は、気絶している少年の前に立った。
その銀狼は、自分の主人となる強き男を探していた。
探し始めて、もう100年以上経ってしまった。
もうその理由も思い出せない。
自分を退治しに来た人間も、幾度となく
追い払ってきた。
そして、探し人から獲物へと変わったそれを
食べようと近づいた時、
その少年を光が包んだ。
「!!」
異変を感じ、咄嗟に飛び退いた。
「なんだ…これ……」
目を開けると、自分の着ていた服が変化していた。
全身を紺色で統一した服、ボルトの飛び出した肩当て、
左腕の銀色の小手、そして何より…
右手に持った、見覚えのある巨大な剣。
(これって…まさか…)
FF7のクラウドになってる!!!!!?
「まさか…これが僕の力?」
呆然としていると、銀狼が飛びかかって来た。
「えっ、ちょっ、まっ、」
慌てて手に持った大剣、バスターソードを構えると、
突然、自分からオーラが発せられて、銀狼を
吹き飛ばした。
「うわわわっ、体が勝手に!?」
斬符「超究武神覇斬」
謎のカードが目の前に現れ、同時に体が銀狼に
突進していった…
いかがだったでしょうか。誤字・脱字などありましたら感想欄などで教えていただきたいです。
投稿が遅れることが多々あるかもですが、よろしくお願いいたします。