これからも、たまに打ち込みしていこうかと思ってます。
それでは続きをどうぞ。
「で、ここがその店か」
一行がやってきたのは、里でも有名な所
らしいそば屋。
「よーし!そば食うぞー!」
チルノがはしゃぎながら中へと入っていき、
「こらこら、落ち着けっ」
慧音先生と他の子供達も中へ入っていく。
霊夢が、
「ここの蕎麦美味しいのよねー。
最後に食べたの2年前だったかしら」と言いながら店に入っていった。
「そこまで食うものに苦労しとったのか…
まあ儂もかれこれ数十年はあの森に籠っとったしの。
久しぶりの人里の食べ物は楽しみじゃ」
と凛子も続いた。
最後に、
「みんな大変なんだね…」
そう言いながら、幻佑も入っていった。
店内に入ると、各々がそれぞれの注文をした。
待っている間に慧音が、
「君はどこからやって来たんだい?」と質問してきた。
「こことは別の世界からです。」
そう答えると、慧音は一瞬目を光らせて、
「ほう、すると君は外来人かい?」と続けて聞いてきた。
「はい。…でも、死んでここに来たことと能力の元ネタについて詳しいこと以外ほぼ何も覚えてないんですけどもね」
そう言うと慧音はとても残念そうに、
「そうか…悪いことを聞いてしまったな」
と言った。
慧音は、そのまま視線を凛子の方に向けて、
「貴女は、大神凛子…でしたよね?」と聞いた。
「うむ、いかにも」少し得意げに答える凛子。
慧音が凛子の名前を知っていることに少し驚いた。
幻佑が「凛子って有名なんですか?」と慧音に聞くと、
「ああ、というか彼女は知る人ぞ知る大妖怪だよ。
妖怪の山を降りるまでは鬼に並んで最強の一角と謳われていたくらいだ。」と答えられた。
「あんた、そんなに強かったのね…」
素直に称賛する(?)霊夢。
「よせよせ、昔の話じゃよ。」照れる凛子。
「へえ…」
(じゃあ、あの時はめっちゃ手加減してもらってたんだ…)
それを聞いて少し戦慄した幻佑であった。
「そういえば、2人ともどんな出会い方したの?」
霊夢が口を挟んできた。
「あれ、まだ霊夢にも話してなかったっけ」
「詳しくは聞いてないわよ」
「そうだっだっけ。じゃあ、話すかな。」
そう言って、幻佑は当時のことを詳しく説明した。
気がついたら森の中に放り出されてた事。
凛子に追いかけ回された事。
凛子に食べられそうになって、能力が発現した事。
その後、なんか妙に凛子に懐かれた事…は言わなかった。
そんなことはどうでも…よくはないんだろうけども。
話し終わって、
慧音は「ふむ…能力発現か…ここ最近はほとんど見なかった事例だな…」と興味深そうにしていて、
霊夢は「ここに来てから発現…?それにしちゃあ戦い慣れてないかしら…?」
とブツブツ呟いていて、
凛子はというと、
「成程…道理で逃げ回っていたのか。
それにしても、空腹で弱っていたとはいえあそこまで追い込まれるとは思わんかったのう」
と回想していた。
「というか一体誰なのよ、あんなデタラメな能力こいつに発現させた奴…」
霊夢が自分を棚に上げて愚痴った。
「ん、そんなに凄いのか、彼の能力というのは」
慧音がそれを聞いて霊夢に訊ねた。
「驚きを通り越して呆れてるわよ。今朝スペルカードルールについて説明したんだけど、それからさっきまでずっとスペカ作りしてたのよ?
私から言わせてもらえばまだ単調なものが多いけど、それでも二、三百は使えるものがあるわよ」
それを聞くと慧音は目を見開いて、
「!? そんなに作って大丈夫なのか?」と霊夢に聞いた。
この大丈夫か、というのはルール的な話と、そんなに作って幻佑の消耗はどうなのかという事である。
「数枚選んで使うように釘は刺してあるし、
こいつかなりケロッとしてるわよ…」
霊夢が少し気だるげに言った。
と、凛子が、
「そういえば昨日から気になっておったんじやが、すぺる…かーどとか言ったかの。結局どんなものなんじゃ?」
こちらに尋ねてきた。
「知ってると思ったんだけど…
そうね、貴女が籠ってる間に制定されたルールだしね…」
「説明した方がいいかな」
〜3人説明中~
「ほう、つまりは殺し合いを防ぐと共に、人と妖の力の均衡を保つ役割を果たしておるのか。」
「まあ、そんなところね。」
軽く説明を終えて、凛子も何となくルールについて分かってくれたみたいだ。
「後で儂にも教えてくれるかの?」そんなことを言い出した凛子。
「いいよ。霊夢も手伝ってくれるかな?」
「多分暇だし、いいわよ」
そんな受け答えをしていると、注文したそばが来た。
「それじゃ、食べようか!」
『いただきます!!』
なんかしっくり来なかったので、
凛子の一人称を「儂」に変更しました(唐突)
これからも恐らく亀更新になりますがよろしくお願いします…