東方究幻伝   作:OKSK

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今1番警戒しているのは、早くもネタ切れにならないかです。
でも、この話を終わらせる気は更々ないので、頑張ってネタ考えます!


2話 古狼と少年

〈こやつ、急に雰囲気が変わった!?〉

どうやら、力を隠し持っていた、いや、あの様子だと、

今まさに力に目覚めたようだな……

「面白い、この私がその力、見極めて進ぜよう。」

小声で呟くと、まだ呆然としている様子の少年に飛び掛った

〈うっ!?〉

いきなり、少年から気のようなものが発せられ、

銀狼は軽く吹き飛ばされた。

〈こやつの力は…いったい…〉

 

 

(今…超究武神覇斬って見えたような…)

だとしたら、あの技が出せるのだろうか。

「おおおおおっ!行くぞっ!!」

銀狼の前まで一瞬で距離を詰め、連撃を叩き込む!

 

〈うっ…これはまずいかもしれん…〉

連撃を叩き込まれ、瀕死の銀狼は、焦りと同時に、

喜びを感じていた。

〈これが…私の探し求めていた男…〉

だが、このままでは目的を目の前に死ぬことになりそうだな…

 

 

11撃目を当てた時、何故か銀狼の目が悲しげなことに気づいた。

(あの目…1人で寂しい思いをしていたような…)

だが、それを確かめようにも技が止まらない。

気付けば、もう最後の一撃だ。

「クソオオオオッ、止まれええええ!!!!!」

 

 

〈やられる……!〉

そう思って目を閉じたのだが、

なかなかトドメが来ない。

ゆっくりと目を開けると、

あの大剣が、自分の目の前で止まっていた。

〈た…助けられたというのか、こやつに…〉

と思った瞬間、全身から力が抜け、伏せるように地面に倒れ込んだ……

 

 

「おい、大丈夫か?」

とりあえず、倒れ込んだ狼に話しかけた。

しかし、返事がない。

「これはまずいかも…」

何か、回復魔法とか使えないだろうか?

よし、物は試しだ。

「ケアルガ!」

すると、銀狼を緑色の光が包み、瞬く間に傷が癒えた。

「う…あ…」

ん?今誰かの声が聞こえたような…気のせいか?

そんなことは置いといて、

この様子だったら大丈夫そうだな。

いつの間にか格好も元に戻ってるし、さっさとこの森から出よう、とその場から立ち去ろうとした時、

「待ってくれ!」

(え、誰?)

振り返ると、銀狼が立ち上がって

こちらを見据えていた。

「お主、名はなんという?」

「え、あ、究 幻佑です。って、ええええ!?」

狼が喋った!?

「そうか、幻佑と言うのか。私は大神 凛子という。」

「あ、はい。」

いきなりどうしたんだろうか…?

「突然で悪いが、お主について行っても

良いだろうか?」

「え!?ま、まあいいですけど…」

驚きつつも、内心少し喜んでいた。

(よし、この人(狼?)この森に詳しそうだし、この森の出口とか教えてもらえるかな。

あ、でもその前に…)

「すいません、この世界、何って呼ばれてますか?」

「ん?お主、外来人か?」

「ガイライジン?」

「ここは、この世界は、幻想の集う郷、

幻想郷と呼ばれている」

「幻想郷、かぁ…」

なんか聞いたことがあるような

気がしないでもないけど…

「そして、その外の世界からきた者を、

外来人というのだ。」

「へぇ…わかりました、ありがとうございます。」

(おっと、いけない。出口を聞き忘れてた。)

「それで、まずはこの森から出て、人のいるとこに行きたいんですけど」

「ああ、では案内しよう。私の背に乗るといい。」

「ありがとうございます、凛子さん。」

「凛子で良い。あと、敬語じゃなくていいぞ。」

「わかった。じゃあ、お願いするね。」

そう言って、凛子の背中に乗ると、凛子は森の外に向かって走り出した…

 

 

 

 

 

 

 

 




何気に主人公の名前がここで初めて分かるっていう…
大神 凛子 が なかまに 加わった!
次か、その次くらいになったら
東方のキャラが誰か出ると思います。
お楽しみに。
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