東方究幻伝   作:OKSK

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時間が欲しい。
では、続きをどうぞ!


7話 弾幕勝負指南①

「………け、……佑」

(うーん…あと5分…いや30分…)

「…ん佑、幻佑!」

「うーーーん…あと1時間……」

「いつまで寝てるつもりじゃ!!」

「ウボァー!」

狼の凛子に蹴り飛ばされた。

 

「あっ痛つつ……」

2回目で能力のおかげで意識は飛ばなかったけど、

やっぱり慣れないなあ…

(慣れるもんでもないけどね)

 

朝食を食べた後、

凛子が「散歩に行ってくる」と言って出かけたので、

神社には霊夢と二人っきりになってしまった。

 

「じゃあ、スペルカードルールについて

説明するわね。」

 

「スペルカードルールとは、

人間でも神様と同等の強さを発揮できるように

出来た決闘のルールのことよ。

もちろん相手を殺してはダメ。

妖怪の争いが幻想郷の平和を壊さないよう作られた…

っていうか、発案者は私なんだけどね。」

「へえ…(霊夢って、意外とすごい人だったんだ)」

「弾幕勝負は、スペルカードという契約書に

則って行われるの。こんな感じのね。 」

そう言って、霊夢はどこからか、

『霊符 夢想封印』と書かれたカードを取り出した。

 

(?こんなカード、どっかで見たような…

ああ、昨日魔理沙が使ってたな…って、)

「あっ!」

「?どうかしたの?」

「僕も1枚、持ってるかも。」

 

それは凛子と初めて戦った時の、

技が出た時に現れたカードである。

あの後どこに行ったか分からないけど、

アイテム欄にあるかな…と思ってメニューを開き、

探してみた。

「あなた、そんなことも出来るのね…」

「…あった!」

僕はそのカードを具現化した。

「ふうん…『斬符 超究武神覇斬』、ねえ…

どんな感じの技なの?」

「うーんと…実際に見せた方がいいかな。

カカシかなんかないかな?」

「カカシなんてないわよ…私に使ってみたら?」

 

「えっ!?さすがに…それはまずいんじゃない?」

「大丈夫だ、問題ない。」(大問題だよ)

「じゃあ…」

そう言ってバスターソードを出し、構えた。

 

「じゃあ…行くよ…

斬符『超究武神覇斬』!」

スペカを宣言し、一瞬のタメの後、

霊夢に斬りかかった。

「! 純粋な近接技!」

まあ、そりゃあそうだ。

FFの剣技に多段弾幕型の技なんてほとんどない。

霊夢は一瞬戸惑ったものの、

僕の剣撃を難なく躱して行った。

(うーん、やっぱりほかの攻撃がない分

スイスイ躱されるな…)

そんなことを考えていると、14撃目が終わり、

ラストのタメに入った。

この技のタメの長さはネックだなあ…

そしてラストの一撃も躱された…のだが、

ラストの振り下ろしが地面に直撃し、爆発が起きた。

それに巻き込まれて、霊夢が軽く吹っ飛んだ。

「ごめーん!大丈夫?」

「いたた…ええ、大丈夫よ。と言うか、

最後の爆発のこと先に言っときなさいよ。

格好つかないじゃないの。」

「なはは…こっちもすっかり忘れてた…」

と言うか、当たらなくても爆発するんだ…

 

 

 

 

 

「で、さっきのが僕の初めてのスペカなんだけど…」

「うーん…とりあえず弾幕勝負には向いてないわね。」

だよなあ…当たる可能性も低いし…

 

 

そもそも、FFの技・魔法は全体的に単発で、

相手を確実に倒すために威力に重点を置いている。

つまり量より質である。

対してこの世界の弾幕は、逆に質より量である。

さらに、相手を殺してはいけない。

なので、FFの技はこの世界での戦闘には

向いてないかもしれない。

 

 

「かと言って魔法も単発ものだし…あっ。」

「ん?どうかしたの?」

「もう一つの能力のこと忘れてた…」

 

 

 

 

 

 

 

 




FFはATBシステムで、
技中に相手が攻撃してくることが想定されてないので、タメなどは大きな隙になりやすいですね。
次回はスペカが数枚出来るかもですね。
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