完全な独自の解釈と設定ですので、余り本気に受け止めない様に……。
短いですがまぁ、暇潰しにでもドウゾ( ゚ ω ゚ )
魔術師の世界。
四方世界とは似て非なる盤外の世界の一つ。
この世界も昼夜の概念は存在するが、四季は地域ごとに異なる。
此処に紹介している世界は比較的温暖な地域で、年中常春の季節に見舞われている。
空は淡い青色を中心に、時間により様々な色に変化を見せる。
また、様々な惑星が空を彩っている。
空中には大地が幾つも浮かび、非常に澄んだ水が滝を生成し清流となり河川を生み出し、生活者の重要な水源となっている。
肌を撫でるかのような微風が、来訪者や住人を癒し心身共に安らぎを与え、何らかの作業に従事するなら集中力を遺憾なく高めてくれるだろう。
嘗て優れた魔術師が次々と四方世界を去り盤外へと至ったが、大半は神々の領域へと到達する事は叶わなかった。
多くの魔術師がこの世界に身を置き、日々己が知識と技術をの研鑽に余念がないが、実際この世界を創造したのは神々である。
主に幻想と真実の二柱の神が主導となり、太陽の光の神と知識神が細やかな加工を加えこの世界が完成した。
この世界は人だけではなく、数多くの動植物が生命を営み生息している。
住人は魔術の研鑽だけでなく、農作業や建築業、製造業に従事する生産者達も多く住み、工房や工場を始め広大な農場を営む者もいる。
当然商いも行われ商店や娯楽施設も存在し、四方世界と何ら変わりない文化が彼等の生活を支えているのである。
また只人だけが存在している訳も無く、森人を始めとした精霊や多様な種族がこの世界で穏やかに生活している。
中には混沌側の種族も存在し、遥か遠方の地域には別世界の民族も存在している。
この世界は一種のあの世でもあり、限り無く天国と呼ばれる領域に近い。
故に、この世界には
仮にも天国に近い領域である為、一般に言う悪人に属する者はこの世界に到達する事は出来ない。
しかし高い善性さえ有していれば、混沌側の住人もこの世界に到達出来る可能性も孕んでいる。
今回コルニクスやカルラを始めとした孤電の術士が灰に施した召喚の術法は、普及され一般化された術であり、ある程度の手順を学びさえすれば直ぐに呼び出す事が出来る。
但し、莫大な魔力とソウルを代償として行使する事になるが……。
また今回の術の特徴として、この世界に相応しくない者はこの召喚法に対応せず、呼び出す事は不可能である。
(もし、相応しくない者や資格無き輩を召喚するには、より高度な術式と代償を支払う事になり、術者にも命に関わる負担が生じる)
即ち「灰の剣士」は此処から先、余程の悪事に身を染めない限り、死後この世界に訪れる事を暗示している。
(使命を成し遂げる成否は別件とする)
如何だったでしょうか?
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
デハマタ( ゚∀゚)ゝ