「どうしたのですか?とミサカはあなたに確認を取ります」
俺の・・・志々雄勇誠目の前にいるのは俺の知り合いであるレベル5が一人御坂美琴・・・
なはずだ。
はずと言うのは同じ顔をしたのが他にもたくさんいるからである。
これだけいると逆に自分の目がどこか悪いのか?と疑ってしまう。
しかし頬を引っ張ってみても痛みは感じるし、いくら目をこすってもこのたくさんいる御坂は
消えない。
よってこれは現実なのだろうと認識する。
「お前らは誰だよ?」
「私たちはミサカです、とミサカは自己紹介をします」
「もっと詳しくお願いしたいんだが」
「私たちは妹達(シスターズ)と呼ばれているお姉様(オリジナル)から作られた体細胞クローン
で単価十八万の実験動物です、とミサカは詳細な説明をします」
実験動物と言うのに少し引っかかりを覚えるがその前に出た疑問を素直にぶつけてみる。
「おいおい、確か軍用クローンの件は一昔前に凍結されたはずだ」
「よくご存じですね、とミサカは少し驚いてみます」
「言葉の後ろに自分の気持ちを乗せるのはいいが少しは顔を動かしたらどうだ?そこまで無表情
だと逆に怖いぞ」
「これはミサカたちの個性です、とミサカ何もわかっていないあなたに懇切丁寧に説明します」
「その口調で言われると正直イラッとするな・・・まぁそれは後でどこぞの不良にでもぶつける
として何で凍結されたはずの実験がまた始まっているんだ?」
確かあれはその人間のクローンであっても能力までは引き継がれず、どう頑張っても
レベル3程度であったため凍結されたはずだ。
「これは軍用クローンの量産の実験ではありませんと無知なあなたに説明します」
何?どういうことだ・・・もしかしてどこかの実験に転用でもされたか?
「私たちは絶対能力進化(レべル6シフト)計画の為に作られました、とミサカ何も知らなそうな
あなたにびっくりしながら告げます」
「その絶対能力進化(レベル6シフト)計画ってのは何だ?」
「これ以上は実験の関係者しか教えられません、とミサカは申し訳なさそうな顔をします」
「俺がその実験の関係者だったらどうするんだよ?」
「 ’ZXC741 ASD852 QWE963’とミサカは一応パスの確認をします」
「守秘義務ってやつね・・・でもなんでお前は俺に実験の事を教えてくれたのよ?」
「なぜでしょうね・・・とミサカは感傷に浸りながら彼の顔を思い浮かべます」
彼とはだれだろうか?まぁその彼とやらがミサカたちにいい影響を与えているのは想像に
難くないだろう。
「お前らにも感情はあるんだな、少し安心したよ」
「そんなことありません、とミサカはあなたの言葉を否定します」
どうせ私たちはお姉様(オリジナル)から作られた模造品のモルモットなのですから・・・
やっぱ短すぎる・・・