魔法少女リリカルなのはstriker〰️のび太と少年のストライカー〰️ 作:絆と愛に飢えるシリアス
スカリエッティside
私は各モニターを見ながらウーノに話しかけた
「ウーノ、これまでの情報を」
「はい。私達ナンバーズはチンク、ノーヴェ、ウェンディ、そしてオットー、ディードが撃破と捕縛されました。お嬢様も含めてこちらの被害は合計6人もやられました」
「そうか・・」
「また先程、クアットロから連絡があり、『聖王の器』を回収成功したと」
「ふむ。なら、当初の目的は成功したと言うことだね」
「はい」
機動六課・・・思ったより侮れないな。我々が勝ったら彼女たちを殺すのは惜しいし、我らの仲間になってもらえたら有難いがね・・・
「(まぁ、そんなのは今はどうでもいい)ウーノ、最後の仕上げと行くとするか」
「はい、ドクター。地上本部全体の通信回線、開きます」
さて・・・彼らに伝えなければいけないね・・・このわたしの宣戦布告に!
「ミッドチルダの地上の管理局員諸君。気に入ってくれたかい?ささやかながらこれは私からのプレゼントだ。治安維持だのロストロギア規制だのといった名目の元に圧迫され、正しい技術を促進したにも関わらず、罪に問われた稀代の技術者達・・・今日のプレゼントはその恨みの一撃とでも思ってくれたまえ」
恐らくやつらは動揺してるが、私はそんなのは気にしない・・・全ては・・・
「しかし、私もまた命を平和を愛するものだ・・・。無血に人道的に……忌むべき敵を一方的に制圧することのできる技術、それは十分に証明できたと思う今日はここまでにしておくとしよう。この素晴らしき力と技術が必要ならば、いつでも私宛に依頼をくれたまえ。格別の条件でお譲りする。くくくく・・・ふはははははは!!」
そこまで言ってウーノは通信を切った。これで彼らもわかっただろう・・・
「私を産み出したことを後悔するがいい・・・最高評議会の老人共・・・さて私は少しいかねばならないところがある」
「ドクター?」
「ウーノ、あとのことは任せていいかね?」
「構いません」
「客の応対をしてくるよ」
そう・・・・
全てはあの老人供を倒すためだ・・・・
フェイトside
私達は二人の戦闘機人を対抗しながら戦っていた。戦いは互角・・・早く倒してエリオたちの救援も行かないと駄目なのに!!
「時間か・・・退くぞ、セッテ」
「・・・・はい」
「待ちなさい!スカリエッティは一体どこに居る!何の目的があってこんな事件を!」
「残念ながらお答えする気はありません」
怒りを含んだ声で叫ぶ私に対し、冷静に返事を返し、そしてその周りにはエネルギー弾が多数出現する。それを確認したシグナムが、二人に攻撃を仕掛けようとするが・・・
「さよならです」
「「!!」」
それよりも一瞬早くエネルギー弾が閃光に変わり、私達の視界から視点を隠して、光が収まると二人はいなかった
「逃がしたか・・・・・」
「くっ・・・!」
「落ち着け、今は考えるよりも先にやるべき事があるだろう?かなり遅れてしまったが、六課に向わなければ」
「そうですね・・・・」
私はシグナムの言葉を聞いて気を取り直して、機動六課のほうに向かおうとしていたら通信が繋がった
『皆、聞こえるか? 通信が回復したみたいなんで、それぞれの状況を教えて欲しい。六課はどうなった?』
「「!」」
通信が回復したんだ・・・・とにかく私達の情報も伝えないと・・・・
だけどその後私たちはさらに衝撃な事を聞くとは思わなかった・・・
ジャイアンside
俺はタイラントと何度も刃を交戦を交えながらも時々は距離をとっていた
「っち!おぉぉ!!」
「aAAaAAaaaaa!」
「くそ、何てバカ力だよ!?俺はあん時より力はついたと思ったが・・・っ!」
「Aaaaaaa!!」
「こんなバカ力・・・・俺じゃなきゃ危ないな!!おら!!」
俺はタイラントの攻撃を気合い入れて朱槍で弾くと、奴は驚いていた声をあげていた
「!?」
「いくぞ・・・!魔力を込めてーー」
「!!!」
「ジャイアントキック!!!」
「ーー!?!」
魔力を込めて蹴りあげた攻撃をタイラントはまともにくらい、声をあげていた
「ってか、タイラントの野郎・・・言葉はしゃべれないものの狂暴性とその恐るべしタフさ・・・一体でこれだけの力があるならヤバイな・・」
『ほう?これはこれはよくぞ耐えていたな・・・』
「!どこから通信が・・・」
『君の目の前にいるさ』
俺はその通りに前を見ると恐らくあれは立体映像だがそんなのはどうでもよくって俺はその顔に見覚えがあり名前をいった
「お前は・・・キャッシュレス!!」
『違う、私の名はキャッシュだ!!!っとそんなのはどうでも良い』
「自分から言ったくせによ・・・で?なんだ・・・お前がこの時代にいるということは、また・・・犯罪か?いや、その可能性は高いな」
『ほう?なぜ?』
「目の前にいるタイラントは管理局のデータには乗っていないこととロストギアにしては反応がない。そして、その改造されたあとを考えると・・・・てめぇしかいないって訳だ」
『ククククク、正確には・・私とクロンがしたのだがね。この世界は良い!!ここならタイムパトロールに捕まる心配はないし、様々な実験をできる!!』
「思考は相変わらず腐ってるな。そして、今回の事件もお前らも絡んでるわけか」
『“も”ということは気づいていたのか?私達の存在を』
「いいや、直感だ。だが・・・・」
俺は映像だとわかっていても今の目の前にたいする敵達に殺意をわいて仕方がなかった
「8年前のゼスト隊が壊滅なった事件はお前も絡んでいただろ・・・」
『8年前・・・あぁ、今の同盟と協力するのを証明するために犠牲になった哀れな隊か』
「・・・・なんていった?」
『あのタイラントは8年前よりもさらに強くなってる。それはね・・・・君達の死んだ仲間の魔力をタイラントに注いだからだ』
「!!」
まてよ・・・確かにあのときは魔力とかそういうのは感じなかった・・・。それに、空とぶ力なかったはずだ・・・
「まさか・・・・お前は・・俺達の大切な仲間をエネルギーに注いだと・・?」
『そうだ』
俺はその瞬間、穂先を映像のほうに向けて言いはなった
「必ずお前らを・・・潰してやる・・・」
『それは楽しみだ・・・・・最も我々以外に共通の味方がいてね・・・・お前たちこどきが勝てると思えないがな』
そういうと奴は通信を切りやがった。そして目の前にいたタイラントもいつの間にか撤退していたのを気づいていて俺は舌打ちをした
「ランサー」
《無理だ。反応もない》
「くそ・・・逃がしてしまったか・・」
俺は悔しそうに朱槍をし舞い込むと、丁度俺の元に全体通信が届く
『皆、聞こえるか? 通信が回復したみたいなんで、それぞれの状況を教えて欲しい。六課はどうなった?』
通信が回復したのか!?俺は端末を開くとはやてさんが映り、同じ端末にはなのはさんとヴィータさんの顔も表示され、二人も心配そうな顔をしていた
『こちら遊撃隊01・・・状況を報告します。六課を襲撃した戦闘機人二人は、ザフィーラとシャマル先生が撃破、拘束したそうです。ザフィーラは気絶していますが、命に別状は無ないそうです』
『そうか・・・』
『ただ・・・正体不明の大型魔法生物の襲撃で隊舎はかなりの被害を受けて、シャマル先生とキャロとエリオは現在魔力の使いきれもあり安静です。僕自身も手負いを負ったが・・・命に別状はない』
『『『!』』』
のび太が手負いだと・・・・!?一体何があったと思いながらも俺のほうも通信をいれないとな
「こちら遊撃隊02、進行していたガジェットの壊滅は終えたものの・・・・戦闘機人とはまた違う敵と戦闘があって先程まで交戦をしていた」
『なんやって!?戦闘機人以外の敵!?』
「はい。そして、この件でもうひとつ分かったのがありますので詳細はまた本部で」
『分かった・・・遊撃隊は機動六課の救助をおねがいする』
「『了解です!』」
とりあえずは方向性は決まったと思って俺は機動六課へ向かおうとすると・・・
『こちら遊撃隊04!!!状況を報告します!!』
「!ギンガ・・・・?」
俺は妹分でもあるギンガからの全体通信に嫌な胸騒ぎがおきた。そういえばギンガが通信してるが蒼龍の報告は?スバルやティアナは?
『現在、私の側にはスバルとティアナと戦闘機人3人がいますが、私を除く5人は現在命に別状はないです』
「(つまり、戦闘機人は3人倒して捕まえたということか・・・ならなぜこんなに焦った声を出してるんだ?)」
『当初、蒼龍と共に戦闘機人一人を倒す予定でしたが・・・戦闘機人3人は背景にある同盟と見られる組織の一員により戦闘がおこりました!』
「『『『!?』』』」
『どういうことや?それは!』
『私達6人は蒼龍のおかげで離脱できましたが、蒼龍は現在その敵と交戦していると思われ通信も繋がりません!尚、ティアナ達はその敵との交戦の影響で現在は救護班のほうで戦闘機人もティアナ達も保護してもらってます!私は今、蒼龍のいる場所へ向かおうとしているところです!』
蒼龍が交戦しているだと!?話聞いてる限り、恐らくあのキャッシュの一味ということか!?
「『ギンガ、俺(私)も向かうから予想座標を端末に!』」
『は、はい!!』
俺とフェイトさんの言葉にギンガは端末に送り込んでくれて俺らは自身の出せる限りの最高速度で蒼龍の場所へ向かう
・・・・フェイトさんは普通に俺より速いからな・・・
生きてろよ、蒼龍!!!
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします